はやぶさ新八御用旅(一) 東海道五十三次 (講談社文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062739795

作品紹介・あらすじ

隼新八郎が江戸を発つ!

身分を隠して江戸を発ち、国許へ向かった大名の姫君をお護りせよ。主君根岸肥前守の密命を受け、東海道を西進する隼新八郎。箱根では5人の追手が斬りかかり、宇津ノ谷(うつのや)峠では虚無僧(こむそう)姿の刺客が現れる。容易ならざる道行きには意外な結末が待っていた。大人気「はやぶさ新八」シリーズが新たな旅に出立す!

感想・レビュー・書評

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  • 今回のシリーズは密命を帯びて
    旅に出るシリーズです。

    ある大名の姫君を守るという密命ですが
    肝心の姫が見当たらないのです。

    もしかしたらと思った姫はどうも
    違うようなので…ハテ?

    誰が姫君なのかを推理しつつ旅は進んでいきます。
    まあなんとなくはわかるんじゃないかしら。

  • 東海道は歩いたことがあるので、景色を思い出しながら読め楽しめた。やや強引なストーリーな感じはしたが、すっきりした展開。先々で名物が出てくるのもよい。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    身分を隠して江戸を発ち、国許へ向かった大名の姫君をお護りせよ。主君根岸肥前守の密命を受け、東海道を西進する隼新八郎。箱根では五人の追手が斬りかかり、宇津ノ谷峠では虚無僧姿の刺客が現れる。容易ならざる道行きには意外な結末が待っていた。大人気「はやぶさ新八」シリーズが新たな旅に出立す。

    平成30年6月20日~22日

  • それらしいお姫様が次々出て来たら、勘違いもするよね。

  • はやぶさ御用旅

    現在進行形でつづくシリーズ。
    現在文庫化されてんのは4巻まで。
    とりあえず4巻までの感想。

    著者の人気シリーズ、
    「はやぶさ新八御用帳」の続編シリーズ。
    表紙絵も一新。
    でも、つづいてる物語なので、
    「はやぶさ新八御用帳」読んでないと意味分かんないです。
    http://booklog.jp/users/bullman/archives/1/4061852833


    よいね。
    よい。

    前シリーズが、
    1巻1話を挫折して、
    「かわせみシリーズ」との差別化が
    ふにゃふにゃしてたのが、
    このシリーズでハッキリ。

    1巻1話の長編シリーズで、
    各巻ごとに、
    東海道五十三次とか、
    中仙道とか、
    当時の有名な旅路を舞台として、
    事件解決に奔走する、
    ユニークな構成。

    旅の空だからか、
    市中の捕り物のややこしい縄張りに
    あまり縛られないからか、
    すごく自由で生き生きしてる。
    読者を置いてきぼりにする感じもやや少なく、
    ぐいぐい引き込まれる。

    各巻ヒロインが異なるのもよい。
    新八モテモテ。
    その卷ごとの、新しい登場人物達の物語で、
    マンネリ感もない。

    ただ、前シリーズまでの登場人物達の出番が少なくなったり、
    前巻で活躍したキャラが次卷で忘れられてたり、
    キャラへの愛着が少し弱くなるのがやや寂しいかも。


    個人的に1、2巻が好き。
    4巻はいまいち。

  • あと数ページ!というので早朝読了。
    時代小説を読むと(平岩弓枝はとくに)日本の伝統を大事にしようと思う。今朝は七草粥を煮た。

     今回は、江戸から東海道を通って京へのたび。
    女難女難。
    新八がなんでこんなにもてるのか?このシリーズをずっと読んできても、よくわからない。他のお侍さんがよっぽど態度が悪くて、分け隔てのない新八郎がぐっと良く見えるのか。。。。?
    ちなみに御宿かわせみの東吾さんは小さな頃から大好きだった「江戸を斬るⅠ」のころの竹脇無我のイメージで読んできたんだけど、新八郎はどういう人がよいかという具体的なイメージもつけられないまま。
     具体的な外見描写が少ないから、それぞれ好きなイメージでよめるんだろうけども。

  • 初版本

  • これも久しぶりに読む。人情ものスキ。水戸の老人的な軽快さ。

  • 1巻から読み中。出たら読む。
    第一巻の大奥者が一番面白かった。

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。戸川幸夫の知遇を得、その推薦で長谷川伸の門下となる。1959年『鏨師』(たがねし)で第41回直木賞を受賞。1991年『花影の花』により、第25回吉川英治文学賞を受賞。また、これまでの業績により、1997年紫綬褒章を、1998年第46回菊池寛賞を受賞。2004年文化功労者に選ばれ、2016年文化勲章を受章した。著書に南町奉行所内与力・隼新八郎がさまざまな事件を解く「はやぶさ新八御用帳」「はやぶさ新八御用旅」シリーズや「御宿かわせみ」シリーズなどがある。

「2019年 『新装版 はやぶさ新八御用帳(十) 幽霊屋敷の女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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