- Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062747691
感想・レビュー・書評
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小さい頃から知っているつもりの三銃士物語のダルタニャン。時代背景や政治、宗教を理解して読むのは意外にも初めてのでした。
映画の三銃士的な痛快さを期待していたから読み始めは堅い気がした。しかしその堅さがあるから後々の痛快さが楽しめた。
西洋史は宗教絡みが多く無宗教な日本人の私には共感できないと思っていたが、なんのことはない同んなじ人間だったと思えた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
男の子の世界である、熱い。私も生まれ変わって男になったらこんな風に…生きてみた…無理だ、男の世界厳しすぎる!見るだけでいい!と思う。
シラノがダルタニアンにあこがれる気持ちが分かる。ダルタニアンが、シラノが、お互いを頼りにするシーンが一番好き。
何のために生きているのか、何が幸せなのか、自分はどういうスタイルで生きていくのか、そういうことを考えさせられた。二人ともそのスタイルは違うけど、どちらも痛快です。 -
「三銃士」のダルタニャンと、シラノ・ド・ベルジュラックがタッグを組み
鉄仮面事件の謎にせまるよ!
シラノの高らかにうたう「ガスコーニュの兵士達」は、目からへんな汁が出てマトモに読めません。
佐藤賢一作品は、いい男の回転寿司。
だがいい女がいないことが玉に瑕。
まあ細かいことは気にすんな! -
ダルタニャンとシラノ・ドゥ・ベルジュラック。
私のダイスキなふたりが丁々発止するんだから、たまりません。この心意気、エスプリ。オトコのやせ我慢に乾杯。 -
2006.08.07
ルイ14世の出生の秘密、鉄仮面の秘密。ダルタニャンとシラノの愚かな恋の行方。<BR>
決してハッピーエンドではない終わり方ですが、ダルタニャンの物語ならそれもありかなと思えます。 -
ってことで、コレも大学で予約します。
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