恋恋蓮歩の演習 (講談社文庫)

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  • 講談社
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感想 : 263
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  • Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062748223

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと〜もぅっ本当にひどい。
    紫子ちゃんがいい子すぎてたまらない。
    森博嗣さんの描く男の人は罪つくり。
    林しかり今回の保呂草しかり。
    反対に女の人は理知的で感情コントロールできて憧れます。
    紅子の紫子ちゃんに「私、貴女が大好きよ」という台詞が深すぎてぐっときました。

  • Vシリーズ6作目です。
    本作は前作魔剣天翔と関連付けされているお話…
    知っていたら連続で読んだのですが…残念。
    読後率直な感想は「出たーΣ(゚д゚lll)やられた」でした笑
    最初は恋愛小説かと思ったんですけどね…
    確かに愛に溢れた話でした。
    そして保呂草潤平…こやつ何者?

  • 違う話が進んでいって、最後につながるのがおもしろい✨

  • 今回の作品はファンタジー要素はかなり少なかった。むしろドラマがあったよう思う。

    これまでも思っていたことだけど、氏の作品はどこまでが謎編でどこからが解決編なのかがわからない。いいとか悪いとかではなく、盛り上がりどころを自分でつくらないと、「あれ?知らない間に終わっちゃった」みたいな印象になる。

    あと、いつの段階で誰が何を知っていたのかの把握はどんどん難しくなっている。最初っからそれなりに伏せられている情報が多いのが特徴だったけど、謎めいた人が1人増えたもんだから、状況理解が追いつかない。ここにきて、それは諦めつつある(笑)

    そして相変わらず主たる登場人物たちはみんな自己中ばかりで、そこへのいらだちが余計に内容把握へのエネルギーを奪うという悪循環(笑)。感情豊かなキャラクターたちと評価すべきか?と自問自答して、いや、ちゃうなと改めて思った。

  • ここまでこのシリーズを順番に、読んできたけど、今のところ一番良かった

  • いかにも森先生らしい爽やかな読後感。騙されて良かったと心から思うことができました。

  • 再読。途中までは「そういえばこんな話あったなぁ」程度にしか思い出せず。でも登場人物におけるトリックだけは覚えていたのでそこだけは伏線を回収しながら読めた。事件の動機は単純なものなのにそれをここまで複雑な事件にしてしまったのはやっぱりあの人のせいだよねぇ。それにしても保呂草さんは悪い男だなー!何人も手玉にとっちゃってよー!でもそれだけ色んな意味で求心力のある人なんだろうな。

  • 前作の登場人物が出てきてあれれ⁇でした、知らずに読み始めました。
    分厚いのにあっという間に読了☆森さんの作品で好きなののひとつは会話。こんな返しがわたしには出来ない、そこも好きです。
    それにしても保呂草さんは…感情とかないのか、仕事のためならなんでもありなのか…。
    羽村の正体はもしかして…と後半から思っていました。
    やっぱり紅子さんと林は元サヤにはならないのかなぁ。七夏よりも紅子さんと復縁してほしい。
    また続編あるんだろうか。それにしてもプロローグ通り、なかなか事件が起きなかった(^_^;)でもおもしろかった☆

  • Vシリーズ第6弾。豪華客船内失踪&紛失事件の話。面白かったー!保呂草さんの最後のあの一言は「くぅーっ」ってなるくらい好きな締め方でした。その後のエピローグの緩やかに着地する感じも良かったです。そして恋恋と蓮歩の意味を調べて気付くタイトルの素晴らしさ。

  • 定番中の定番、豪華客船内で起こる事件。     
    それにしても保呂草さんはプレイボーイやなぁ。   
    三者三様の思惑が絡み合って事件が複雑化するというよくあるようなないような構成のミステリィ。 面白い。   
    それにしても、なかなか好きになれない主人公(?)だよなぁ保呂草さんて。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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