ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

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著者 : 村上春樹
  • 講談社 (2004年9月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062748681

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ノルウェイの森 上 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 傷付くべき時には傷つかないといけない

  • 喪失感つらあああ。共感。とはいえ、四部作とはだいぶ雰囲気かわる。

  • 学生時代に一度読了したのですが、社会人になって改めて読んでみました。学生時代に読んだ時よりも人の弱さ(小説中の登場人物は、みなそれぞれ弱さを抱えている)が感じられたのにまずは驚きです。人は弱いがゆえに人を強く求めるのかなと思わさせられる展開。

  • あの曲が頭の中に響く。それほど好きというわけもないけど、つい再読してしまう。設定は70年代なのだろうが、内容が時を選ばないのは描いている対象が人間の内面で本質をついているからか。食事の時間を削っても読みたくなる村上作品。本当に決して好きではないのだが。筋はおもしろいかというとさして面白くもない。でもどの作品も「小説とはこういうものだ」と思わされるのだ。

  • 平坦で、淡々と物語が進んでいく印象。

  • 共感できるところが少なくて不思議な気持ちで読み進めた。読んでいると悲しくなるような疲労してくるような感じ。

  • 直子の姉の死の描写。
    緑の実在感。

  • 初村上春樹。上下巻セット。恋愛の激しい情熱と倫理観の間で揺れる登場人物から人間らしさを感じとれる。読んでいると周りの音が消えて、自分と本だけの空間になり、淡々と物語が進んでいく…そんな独特の世界観を持っている。変に起伏が激しくないのが心地よい。雨の日の喫茶店が似合う一冊だと思います。

  • だいぶ前に読んだのを再読。静かな音楽が流れていく中に、男女間の様々な感情が揺れ動き、その世界はただただ真っ直ぐに進んでいくものかと思われたが、その過程でどこか歪んできたり、前を見つめて進んでいるつもりでもどんどんゆがんでしまうのかと感じる、感傷的な気分になるほどだった。このまま壊れてしまいかねない中、健康的な存在を出している緑が光り輝いていたと感じる。男女の性とその中に感じる寂しさも感じ、過去を背負いながら生きていく中にどこか寂しい気持ちを心に残しているのが感じられた。下巻で男女間の関係の変化等気になる。

  • やはり極めて表現が巧い。
    自分の心と相当に向かって分析しないと書けない文章だなぁと感心した。
    登場人物に役割を持たせているというのがよくわかる。
    話の内容というより、流れに気を取られてしまう。

  • 2017年24冊目。
    初村上春樹。
    なるほど、彼特有の文体が前面に出ているなあ。
    上巻だけでは全体像が見えないので、下巻に期待したい。

  • 前から興味はあったものの、村上春樹に対する根拠のない偏見?から読んだことはなかったが、、、下記の著書にて紹介されてるし、そのうち読んでみよう。

    樺沢紫苑の「読んだら忘れない読書術」にて。

  • 新作が出るようなので、再読。主人公のワタナベくんは、文系ボンクラ無気力系男子だと思う。

  • 何度か読んでいる。
    正直に言うと、好きではない。
    でもなぜか時々読みたくなる。

  • 村上春樹の大ベストセラー 今頃読んでいる。。16年3冊目。読んでいくと独特の世界観が有り、引き込まれる。平凡で純粋な主人公が共通しているか。。親しい人が自ら命を絶つということは、経験が無いがさぞ心が痛む事だろうと容易に推察される。ある意味では立ち直りようが無いとも言える。

  • もやもやに苦悩する

  • 個人的には二作目の村上春樹作品。
    一作目は「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」でした。
    率直に言うと好みに合わず、後半はただ読み終わりたくて読んでいる状態でしたが、一作品だけで合わないと決めつけるのもよくない、と表題作を読むことに決めました。
    するとだいぶ読みやすく、相変わらず過剰な性表現でそこは苦手でしたが、引き込まれるように読み進めてしまいました。
    下巻でどのように物語が回収されるのか気になりました。

  • 自分にとって一番大切な本。
    1年に1回は読み返す本。
    ワタナベの気持ちもわかるし、ナオコの気持ちももわかるし、緑の気持ちもわかる。
    『春の熊』の件とか、やっぱり村上さんってセンスいいなーと思う。
    そして、とにかく緑がかわいい。理想的な女の子。
    永沢は最低。だけど、飛び抜けて頭よくて、どこか完全に欠落してるこういう人、たしかに実際にいるなぁと思う。ハツミさん、素敵な女性なのに、、、。

    映画は絶対に観ないと思う。

  • 初期三部作しか読んだことがなかった村上春樹。それらの作品から見てもっと物事に対する考察とか物語とは直接関係のない描写が入っているものだと思っていたけど、完全に物語として出来上がっていてちょっとびっくりした。かなり現実的な話で日常の出来事を語りながら時間が進んでいく。そこに突飛な空想や青年特有の葛藤というのはあまり見られないし、ヘルマンヘッセに見られるような内情が前面に押し出されているわけでもない。主人公の感情描写は奇妙さを感じるほど削ぎ落され、女性陣の感情の豊かさと行動的なエネルギーがそれを補っている。村上春樹を読んでいていつも感じるのは、この人がアウトサイダーに近いところにいながら根っこは現実世界にしっかりと結びついていること。そのせいで自分は物語に入り込めるようで入り込めない。特に性描写や男女の恋愛場面になるとどうしても別な種類の人間の行動として見てしまう。ネズミは性描写を書かないって言ってたけど、村上春樹は書くんだよな。

  • 村上春樹の作品で多いのが、主人公の思考は割と一般の感覚に近いところが多く自分も共感できる"凡庸"なのに、主人公以外の周りの登場人物がこれでもかってくらいぶっ飛んだ思考の持ち主ばかり。けど、村上春樹がその周りのぶっ飛んだ人のうちの1人が主人公の小説を書いたとしたら、また同じように感じてしまう物語になるんだろうなぁ。

    ひとつ大好きなフレーズをメモ。

    "「僕は今の方が好きだよ」と僕は言った。そしてそれは嘘ではなかった。髪の長かったときの彼女は、僕の覚えてる限りではまあごく普通の可愛い女の子だった。でも今僕の前に座っている彼女はまるで春を迎えて世界にとびだしたばかりの小動物のように瑞々しい生命感を体中からほとばしらせていた。その瞳はまるで独立した生命体のように楽し気に動き回り、笑ったりあきれたりあきらめたりしていた。僕はこんな生き生きとした表情を目にしたのは久しぶりだったので、しばらく感心して彼女の顔を眺めていた。"

  • でもいいのよ、それはそれで。感情を外に出しているわけだからね。怖いのはそれが出せなくなったときよ。そうするとね、感情が体の中にたまってだんだん固くなっていくの。いろんな感情が固まって、体の中で死んでいくの。そうなるともう大変ね

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ノルウェイの森 上 (講談社文庫)の作品紹介

暗く重たい雨雲をくぐり抜け、飛行機がハンブルク空港に着陸すると、天井のスピーカーから小さな音でビートルズの『ノルウェイの森』が流れ出した。僕は一九六九年、もうすぐ二十歳になろうとする秋のできごとを思い出し、激しく混乱し、動揺していた。限りない喪失と再生を描き新境地を拓いた長編小説。

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