ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

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著者 : 村上春樹
  • 講談社 (2004年9月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062748681

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 気温が下がってくるとなんだか無性にこの本が読みたくなる。ということで3回目。今まで親の古い文庫本(装丁が文庫オリジナルのもの)を読んでいたので新しく購入。絶望的な未来しか見えないし、読んでいて決して楽しい訳じゃないのに何でこんなにも読ませるのだろう。死の影が色濃くたちこめるこの物語に於いて緑の溌剌とした生の匂いがワタナベくんを現世に引き止めてくれているように思えてならない。直子の昔の入院のエピソードって『めくらやなぎと眠る女』まんまだよなー。そしてやっぱり冒頭部分が秀逸なのよね。2011/511

  • 恋愛というのは、単純にいかないものですね。
    過去の好きだった人にこだわりすぎてはいけないのです。
    いい思い出として心にしまって、新しい恋愛をしなければ苦しく
    なってしまいますね。

    ビートルズの「ノルウェーの森」の曲も本を読みながら聴くとおすすめです。あと、ビル・エバンスの「walts for debby」も。

  • 奥さんが貸してくれた本。
    これまで全く食指を動かされなかった村上春樹。
    ちっとも読んだことないのに言うのはよくないけど相性いい気がしない予感をもっていたのですが的中です。
    これだけ世界中で賞賛されているのだから何かしらいいところはあるのでしょう。そのいいところを私の感性が受け付けないだけで。
    女の人がみんな不自然すぎてどうにもこうにも。それともあの時代の女の人はみんなあんなエキセントリックな様子が常識だったわけですか?
    風景の描写は美しいな、と思えました。が、それはそれだけだなあ…というのが正直なところ。

  • 静かで苦しくてでもなんだか綺麗な作品。
    読む返すたびに違った印象になる作品でもあります。
    直子はなぜ死を選んだのか。答えのない疑問かもしれないけど、ずっと考えてしまいます。

  • 初めて読んだのは10代のときでした。性描写が不潔に感じて大人の小説で面白くないという感想しか持てませんでした。その主人公と同じ年代になった今失った季節を懐かしむ気持ちがとてもよくわかります。青い初恋の記憶。その人との関係が生活の全てで、ひたむきで一生懸命で・・・。この世の財宝を全て独り占めしていたかのような青春の日々。憂愁や悲哀でさえ似つかわしく彼らにとっては美しい。夕べの影がすでに射さし始めた時になってみると、あの季節が懐かしくあれほどのものがほかに何か残っているだろうか?という気持ちがもたげてくる。初恋の悲哀のなかにも希望があったあの日。もう戻らない素晴らしい季節。

  • 「 死は生の対極としてではなく、その一部として存在している」
    過去に失ったものをひきずって生きる人が沢山でてきて、多くの人か自殺し、暗いといえばこのうえなく暗いのだが、生きることに背中をおしてくれる人物も何人か存在感大きく登場するため、絶望的ではなく、生きていこうという意思が根底にある話。

  • やれやれ、僕は射精した。射精して段落終わる小説ってこれくらい?女性のこと考えないセックスって気持ち悪い。これを読んで素晴らしいって感受性のある方々は自分で村上春樹が好きなことをお洒落だと勘違いしてるんじゃない?その程度のセンスよ。下巻も含め都合よく抱ける女性が現れる夢物語と評価いたします。

  • 私が初めて村上春樹という人を知った作品。親族を亡くして時間が経っていなかったので上巻はとにかく動悸がして、脂汗が出て不安で…こわいというか不気味な死を感じた。けど目が離せなくて、いつ読んでも圧倒させられるすごい作品。

    なんかこう…呪いみたいなものがかかっているような読むと死にたくなってしまう作品。

  • 解釈難しい。ただの感想になってしまう‥凡人にはピカソの絵画や岡本太郎の建築や村上隆のフィギュアの本当の良さは分からない。個人的に春樹ワールドもほぼ同じ系列。だから、作品を感性で、魂で感じればいいと思ってる。でも、一人のファンとして「良く分からないけど、なんか好きかも。」と声を大にして言っておきます。まー結局、村上春樹がどんなものを書いても名作になるんだからズルいといえばズルい。作品がブランド化、読者上級者の資格的存在になっているのは確かだと思う。

  • 多埼つくるがよかったので、こちら購入。文庫本はいいですね。コンパクトで。

    ワタナベトオルの周りの個性的に見える人々は、決して特別ではなく、むしろ普通なんだ・・・・と。しかし取り巻く環境や、心の持ちようや、それぞれのキャパでみなそれぞれの人生を歩んでいく。そして、その歩む道もなんら特別なわけではない。それは、悲しい最期の人々の人生さえも。

    映画も見てみたいと思いました。ブログで詳しいレビューしています* 
    http://egaodekurasu.jugem.jp/?eid=570

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ノルウェイの森 上 (講談社文庫)の作品紹介

暗く重たい雨雲をくぐり抜け、飛行機がハンブルク空港に着陸すると、天井のスピーカーから小さな音でビートルズの『ノルウェイの森』が流れ出した。僕は一九六九年、もうすぐ二十歳になろうとする秋のできごとを思い出し、激しく混乱し、動揺していた。限りない喪失と再生を描き新境地を拓いた長編小説。

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