魔笛 (講談社文庫)

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著者 : 野沢尚
  • 講談社 (2004年9月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062748858

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魔笛 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • ストーリーの展開にスピード感があって、何か引き込まれちゃった感じが素直な感想。人の気持ちを少しドライな感覚で描いている。
    何か気持ちの中に残るかと言うとそうでもないが、とにかく面白かった。月並みだが映像として想像出来るところは、やはり脚本家出身。

  • 後半の盛り上がりに圧倒された。エンターテインメントの要素もあるが、それとは別に登場人物全てに翳りのある情念が付きまとっているところに惹かれてしまう。

  • 絶品!!
    手記の独特な読みづらさがあり、とにかく読まされる。でも何故か読んでしまってページが進まない。が…面白い!
    ラストに向かう臨場感は他に無いくらい凄かった。
    正義って何を定義しているのか考える本であった。
    わたし的に「信じる者は救われる」って言葉は宗教的な観点であるっていうことが理解できた本。

  • 人称が分かりづらくて読みづらい。
    ノンフィクションの態で書かれてるのに他のキャラクターの心象まで書かれてるのが混乱ポイント。照屋礼子は神の視点を持ってるとでも?
    現実感の薄い登場人物達の行動、良くも悪くも安い2時間ドラマ的な作品。
    設定、あらすじは面白そうだっただけに残念。
    クライマックスの緊張感煽る演出の3シーン交互に描く部分では各シーン自体が緊張感を得ることない陳腐さゆえにまだるっこしいだけだった。

  • 斬新な設定。
    引きずり込まれる描写。
    なんだか新境地。

  • 前半で読むのを止めてしまった。
    犯人の手記、という体裁で書かれているがちょいちょい入ってくる犯人のコメントや、何でそこまで知ってるの?とかが気になってしまったので。

  • 新興宗教によるテロを、担当刑事、担当刑事と獄中婚姻関係にある服役囚、また真犯人であるところの警察官の3人を通して解決していく話。
    真犯人の動機、担当刑事との獄中婚姻関係に至った理由が全くわからないが、テーマが割と面白い。映画化すれば動機とかは適当でいいので、映画化すればいいと思う。

  • オウム真理教をモデルにしたミステリー。
    売れっ子脚本家が書いたせいか、実際のオウム関連報道の影響かわからないが、映像的で劇画チック。

    主人公夫婦の「獄中妻は名探偵」な設定も強引でちょっと笑っちゃうけど面白い。
    爆発処理班の真下もカッコいい。

    一つ難儀だったのは、随所にちりばめられた性描写が、通勤電車内の私には読みずらかった。

  • 再読。これがデビューして間もない作品だったなんて、すごいなあ。何で死んじゃったんだろう。いろいろ圧力がかかったのではと思えてならない。書きすぎる作家として。。。

  • 公安と警察の対比。正義と悪の対比。死と愛の対比。面白かった。最後は本当に、映像を見ているかの様な。

  • この世の中には正義は存在しない。公安もカルト教団も同じ。犯罪者も警察も同じ。ただ立場が違うだけ。
    終盤、緊張感高まる3場面の展開はまるで臨場感のある映像を見ているようだった。

  • 2015/07/01 -07/07
    人間心理の深奥に迫る野沢ミステリーの白眉
    白昼の渋谷を襲った無差別爆弾テロ!爆風を背に立ち去ったのは、公安が過激な教団に送り込んでいた女だった。何が彼女を変えたのか?
    白昼、渋谷のスクランブル交差点で爆弾テロ!2千個の鋼鉄球が一瞬のうちに多くの人生を奪った。新興宗教の教祖に死刑判決が下された直後だった。妻が獄中にいる複雑な事情を抱えた刑事鳴尾良輔(なるおりょうすけ)は実行犯の照屋礼子(てるやれいこ)を突きとめるが、彼女はかつて公安が教団に送り込んだ人物だった。迫真の野沢サスペンス。

  • 物語が照屋礼子の手記という形になっていることが面白い。鳴尾と安住藤子の関係が理解はできないが設定としては面白い。ずしりと読み応えのある一冊だが照屋礼子の心情は理解し難い。

  • 2015.2.13再読
    今回は読み終えたけど、好きではなかった。手記として描かれているのが読みづらくて、度々混乱した。
    --------------------
    2011.3.19途中放棄。

  • 渋谷の交差点の無差別爆弾テロとオウムを彷彿とさせる宗教教団(でも教祖は女性)、元夫殺害の罪で服役中の女性と婚姻関係にある刑事、そして公安、と盛りだくさんで少し食傷気味ですが、一気に読んでしまいました。
    ただ、個人的には服役中の奥さんに(法を犯してまで)アームチェアディテクティブをやらせた経緯がよくわからず、余分だったような気がします。
    結末は「ミイラ取がミイラになった」、、というより「ミイラ取だと思って送り込んだミイラ取が実はミイラだった」という感じでしょうかね。

  • 面白いのになかなか進まなかった。

  • 【521】

    おもしろかった。
    最後の視点の転換のハラハラ感はたまらない。

    ただテロの動機がよくわからん。
    あと鳴尾が嫁に惚れた理由もよくわからん。
    心理描写が少ないからかな。想像しろって作者の意図なのかな⁇

  • ラストに向かう三つ巴の終盤は圧巻。あの盛り上が
    りに関しては自分が読んだ中では他に無いくらい
    凄かった。締めは野沢さんに重なって切ないすね。

  • 『なるなるなるなり』

    読みづらく、ただただ疲れた。なのに、面白いから投げ出すこともできなくて、辛い読書だった。

    手記でいて全く手記らしくなく、なんか、そもそも手記らしく書く必要もなくて、物語は面白いのに構成がよくなかった。

    もう読みたくはないが面白かった。

  • 野沢尚ハマり中。なんで44歳で命絶ってしまったんだろう

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魔笛 (講談社文庫)の作品紹介

白昼、渋谷のスクランブル交差点で爆弾テロ!二千個の鋼鉄球が一瞬のうちに多くの人生を奪った。新興宗教の教祖に死刑判決が下された直後だった。妻が獄中にいる複雑な事情を抱えた刑事鳴尾良輔は実行犯の照屋礼子を突きとめるが、彼女はかつて公安が教団に送り込んだ人物だった。迫真の野沢サスペンス。

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