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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
私は漢学や中国史に無知ですが、今でも人権のない国の今よりも人権のない時代を、作家がつぶさに見て来てそのまま書き下したかのような生々しさに一気に引き込まれました。史実を元にしたフィクションに過ぎませんが、現在につながる中国という国の容易ならざる側面を垣間見るような思いがします。
紫禁城につながる前近代のチャイニーズドリームを、科挙と宦官という苛烈かつ対照的なアプローチで追い求める梁文秀と春児の物語です。二人の青年/少年に降りかかる占星術師の途方もない予言と、彼らの現状とのギャップを埋める形で物語は進んでいきます。
日本人が中国の話を書くことには難しさもあるはずで、作家の並々ならぬ勉強量が伝わって来ます。そのことがひいては、第一章で詳説される科挙登第の困難さを裏づけているように思います。
やっぱり浅田次郎はストーリーテラーとして素晴らしい。読み終えてまずはそんな感想が浮かんだ。
元々苦手な歴史もの、更にはもっと苦手な中国もの。なのにとても楽しめて、どんどん読み進められた。初めは、何が史実に基づいていて何が創作なのかが気になったが、途中からそんな事はどうでもよく、これは浅田次郎が語る西太后と、春児と、文秀の話として引き込まれた。浅田の人物描写が素晴らしい。そして、創作であっても有名な西太后に新たな人物像を与えていて、それがなかなか良い。
それにしても、カスチョリーネと文秀の手紙は電車の中でありながら、涙が出てしまった。うまいなぁ、浅田。他にもジーンとするシーン多数あり。また、お陰で中国の科挙制度や近代化に向けての時代について知る事ができ、興味も湧いた。
清朝末期の西太后の時代が舞台だが、すぐにその壮大な世界観に惹き入れられた。
科挙、宦官など中華特有の制度が物語を通してよくわかる。
しかし宦官についてはとにかく痛く、惨い。。
乾隆帝についてそれほど良い印象は持ってなかったが、この物語ではとても魅力ある感動的な描かれ方をしていて面白かった。
全体的に頭が清朝末期、北京になる。
日本人が描く中国の時代小説。
アメリカ人が描く硫黄島みたいなものか。
ちょっと話がとんとん拍子過ぎるきらいはあるが、これもまぁフィクションだからかと、これからの展開に期待。
第一巻読了。
中国の歴史には疎い私だが、物語の壮大さに引き込まれた。
科挙等等、わからない単語を調べながらの読書。
二巻目以降も調べながらの読書をしたい。
かなりの長編ですが、読み終わった瞬間、ものすごい満足感を得ました。
圧倒的な世界観に引き込まれました。
まるで清末の激動の時代にはいりこんだみたいに。
この本を読んでいない人はぜひ読むべきだと思います。
清帝末期という、時代も場所もかけ離れた世界を、なんとも色鮮やかに生々しく描きあげる氏の技量に只々感服。軽快且つ深遠。第二巻が楽しみ。
この本を読んで、中国旅行を決めた。科挙の話が、気が遠くなるほど壮大で、紫禁城内での、最後の試験を行われた建物の中を見て、鳥肌が立った。
浅田次郎作品はやっぱり面白い。プリズンホテルなどとはまったくジャンルの異なる作品。次巻を早く読みたくてたまらない。
中国清朝末期、貧しき糞拾いの春雲と科挙の試験を受ける兄貴分の文秀の物語。
果たして占いどおりに春雲が大金持ちになるのか…
「龍玉」が今後の物語にどう関わってくるのかも楽しみ。
それにしても、科挙制度ってシビアすぎる。
それと、「浄身」の描写は、読んでるだけで痛くなった!
あと漢字が多い…
それでも、すぐに2巻が読みたくなった。
「なべちゃんのエンジョイ田舎暮らし」
http://enjoyslowlife.blog.eonet.jp/
浅田次郎さんと自分の相性の良さを改めて実感。
壬生義士伝といい、蒼穹の昴といい、物語に登場する人物すべてが世界を動かしている感の描き様は、一級品!!
あと、蒼穹の昴は中国の物語ということで、中国人の名前や地名などの漢字が難しい・・・
占術師の白太太(パイタイタイ)のことを、ドラゴンボールの影響からか、どうしてもタオパイパイ(桃白白)と読んでしまう。
NHKで放送された中国と合作のドラマが面白かったので、浅田氏の本は外れがないし、読んでみることにしました。文秀のキャラクターがドラマとはちょっと違っているけど興味深く、ドラマでは省かれていた科挙試験の様子や乾隆帝が出てくる場面など、さすが原作のほうが細かく描かれています。文秀も春児も乾隆帝も、それぞれの深い思いが表れた部分が感動的で魅力的。先を読むのが楽しみです。
面白かった!
ストーリーはもちろん、北京在住者としては故宮から胡同まで様々なスポットがつまっていて楽しめました。
あと、何巻だか忘れたけど中国人は礼儀正しいが行儀悪いという一文がツボ。
歴史の知識はだいたい中学までだし、
中国の歴史もあまり知らなかったので
この本を読もうかすごく迷ったけれど
読んでよかった!引き込まれた!
ただやっぱり理解できない言葉も多く
勉強してたらよかったと後悔しました。
2巻に進みます。
Linker No.7
芸術工学部1年
kb5061さん
この本は僕が高校生のときに読んだ本であり、今も僕の血や肉となっていると言っても過言ではないでしょう。内容は一言で言えば、「中国の歴史フィクション」であると思います。事実と少し異なる見方を浅田さんはしています。それ故にとても面白く読みやすいです。
ただの歴史フィクションものであったならば、多分僕はこんなにも心を動かされることはなかったでしょう。
なぜ何年も前に読んだ本が今の僕の原動力となっているのか・・・?
その答えは本の中にあります。読めばきっと明日からの生活が変わってきます。
こんなに漢字がたくさんなのに面白い!!すごい厚みとスピード感が迫ってくる。情景がカラーでよみがえる。カラフル!
白太太は罪な女だね。預言者はいつでも迫害されるんだなあ。
文秀はほんとは優しくて生真面目なのかな?
楊先生も気になるし。
この巻は、まだ文秀が実は頭がよくて素晴らしい人ってことが明かになり、春児はかんがんを目指すところまでしか進んでいない。
西太后がヤバそうとか、ぐちゃぐちゃしてそう、ってのも読めてきただけ。
乾隆様の凄さとか、書き始めると心奪われるところがたくさんすぎで書ききれぬ
なんとわくわくする物語でしょうか!
中国のお話。
名前とか固有名詞とか口調とか、全部中国ふうで
漢字読めないし、
読み始めはちょっと辛かった。。
どこが面白いねん意味分からんし!って感じでハマるまで時間かかった。。
でもはまったらもうヤバイ!!
ぶわーって読める!!
うちてきにちょっと韓国ドラマのチャングムと雰囲気かぶる。
2巻からも続き読むの楽しみ!

戦闘のシーンがある訳でもなく、科挙をめぐる人間模様がメインで、物語の序章と方向付けという要素が強い1巻目なのに、引き込まれる。知らなかったことも多いが、知識が足りないからついていけないということもない...






