蒼穹の昴(1) (講談社文庫)

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著者 : 浅田次郎
  • 講談社 (2004年10月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062748919

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蒼穹の昴(1) (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 登場人物たちの心の動きが胸に刺さった
    愛情の深さと潔さにぐっときた

  • 友人の勧めで購入。
    2人の主人公の、時代に巻き込まれながらも大成していく様子に感動。中国の歴史にも強い興味を持ちました。
    非常におススメできる一冊。

  • 浅田次郎の小説は久しぶりに読んだ。蒼穹の昴は中国が舞台なので漢字も多く、はじめは読みづらくてしょうがなかったが、読み進めていくうちに抵抗なく読めるようになった。これも浅田次郎による読者がしっかりと理解できるような気配りがされてるからと思う。しばしば?と思う箇所が出てくるがそれを補う形で後に解説してくれている。誰でも手に取れる作品だと思った。
    文秀のキャラが格好良すぎる。科挙試験のスケールの大きさや難しさが文章からはっきりとイメージでき、映画を観ているような気分になった。
    2巻以降も非常に楽しみだ。

  • 汝は必ずや、あまねく天下の財宝を手中に収むるであろう―中国清朝末期、貧しき糞拾いの少年・春児は、占い師の予言を通じ、科挙の試験を受ける幼なじみの兄貴分・文秀に従って都へ上った。都で袂を分かち、それぞれの志を胸に歩み始めた二人を待ち受ける宿命の覇道。

  • 1886年の清王朝(今の中国)は欧州列強に食い物にされて滅亡寸前。
    田舎に暮らし、糞拾いで生計を立てる極貧の少年チユンルは、怖いほどよく当たる占い師に「お前はいずれ都に上り、帝の側に仕え中華の財宝全てを手に入れるだろう」と予言されてすっかりその気になる。
    しかし利発だが金もなく、コネもないチユンルには宦官(かんがん:去勢して後宮に仕える官僚)になるしか道は無かった。
    現実を見てウンコを拾うか、チンコを捨てて夢を見るか…
    究極の選択を迫られる!

    そんな話。
    僕の書いたあらすじほど、ほのぼのしてない切実で真剣な話です。

    最初は読めない漢字が多くてルビを確認するために戻ったりして読み進まなかったけど、慣れてくると読み進めるのが止まらなかった!

    職場の人が生涯で一番面白かったと言った本。
    なかなかやるじゃあないか!

  • すごく面白い
    はじめは漢字の名前ばかりで読みにくいと思ったけど、5ページ位読んだらあとは最後まで一気読みでした。
    阿片戦争からの中国情勢が分かりやすく読める。また西太后の新しい一面も見れる。
    最後のあたりは涙、涙でした。続きもあるらしいので読みたいです。

  • タイトルは知っていたがこういう話だとは知りませんでした。宦官と進士を混ぜて理解していたことがわかりました。清朝末期の歴史をおさらいしたくなります。本当の貧しさが伝わる。スリリングで読み続けてしまう話。

  • 時代は中国清朝末期、科挙の試験に登第していく文秀と自ら宦官の道を選んだ春児という二人の青年を中心に物語が進んでいく。男の大切なものを切られてしまうという宦官はあまりに酷い。何故このようなことをしないといけないのか?中国は貧富の差が今でも大きいが当時はもっと大きかったと思われる。学のあるものは富者になるがそこに至る道は常軌を逸している。最後の方はキリスト教徒のカスチョリーネが乾隆帝に影響を与えていくが、どうも融和していない感じだ。中国の思想、宗教、人生観を考えていくうえでよい本だと思う。

  • 寒村のひもじさや苛烈を極める科挙試験のくだりなど、描かれる文化や時代の潮流の重奏さが素晴らしい。

  • 春児の将来が気にかかる。

  • 読み終わった!!!よかった!!!

    友人に勧められて、初めは
    「中国(清朝のころ)の歴史ものかー。難しそうorz」
    と、思っていましたが
    サスガ、浅田次郎様!読ませる!
    ぐいぐいはまりこみましたよ。

    この時代の事、色々知りたくなった。

    一巻から四巻まであります。一気読み!

  • 清朝末期、糞拾いを生業とする貧しい少年、李春児と、科挙の最終を目指す大地主の次男坊、梁文秀。この二人の清朝中央政府での出世物語。第1巻の見せ場は、文秀が臨む科挙の試験(順天会試)と場面と、文秀・春児が目撃した去勢手術の惨たらしい場面。

  • 昴の星のもとに生まれた春児は天下のお宝をすべて手中に収めるというお告げをいただいた。

    今は昔、中華の田舎に生まれた春児は糞拾いをして家計を支えていた。それなりの読み書きは町の文秀に学んでいた。そんな文秀は酒飲みでタバコもする、女遊びも怠らないような人間だったが、挙人様であり、彼もまた中華を支える星のもとに生まれていたのだった。

    そんな文秀は登第され、春児は昴の印に従い、自分で宦官となる道を選んだのであった。



    文庫版の1巻目、はじめは魅了されない設定かと思っていたけどめっちゃ引き込まれる!今を生きる若者の立身出世物語。

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    汝は必ずや、あまねく天下の財宝を手中に収むるであろう―中国清朝末期、貧しき糞拾いの少年・春児は、占い師の予言を通じ、科挙の試験を受ける幼なじみの兄貴分・文秀に従って都へ上った。都で袂を分かち、それぞれの志を胸に歩み始めた二人を待ち受ける宿命の覇道。万人の魂をうつべストセラー大作。

    【キーワード】
    文庫・長編・中国


    +++1

  •  清末期、激動の時代。

     幼馴染の文秀と春児が科挙と宦官というそれぞれの立場で時代を動かそうとし、時代に抗おうとし、そして時代に翻弄され呑み込まれながら、しかし最後まで闘おうとする。物語のスケールの大きさに圧倒される。

     登場人物がどれも魅力的で志が高く、天下国家を考え行動する姿が熱い。

     西太后の権力を揮う者としての立場、国を治めようとする者としての立場、そして母としての立場の間の葛藤には人間らしさを感じる。

     読み出したら止まりません。

  • 浅田清朝物語の始まり。
    故宮が懐かしい。

  • 舞台は清朝末期の中国。
    西太后、李鴻章、袁世凱、孫文などの実在した人物と
    主人公二人をはじめとした架空の人物が混ざり合って、
    物語が進行する。
    信念をもち、自らの運命を切り拓こうとする登場人物たちが、
    魅力的に描かれている。実在した人物の実際のところはどうだったのか、
    知りたくなった。
    科挙や宦官などの当時の制度についてもその苛酷さが伝わってきた。

    『蒼穹の昴』の後の世を描いた続編もあるようなので、
    機会があれば読んでみたい。

    人から薦められて浅田次郎の長編を初めて読んだが、たいへんおもしろかった。
    次は『壬生義士伝』を読むことになっている。

  • 面白かった。近代史はやっぱり情報多くて楽しい

  • 中々スタートできなかった大作。
    読み出すとおもしろいのですが、最初の50ページがなかなか進まない。
    感想は後半まで保留。

  • 清朝末期のお話。見慣れぬ漢字の羅列が冒頭は辛いけどぐんぐんもっていかれる。

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蒼穹の昴(1) (講談社文庫)の作品紹介

汝は必ずや、あまねく天下の財宝を手中に収むるであろう-中国清朝末期、貧しき糞拾いの少年・春児は、占い師の予言を通じ、科挙の試験を受ける幼なじみの兄貴分・文秀に従って都へ上った。都で袂を分かち、それぞれの志を胸に歩み始めた二人を待ち受ける宿命の覇道。万人の魂をうつべストセラー大作。

蒼穹の昴(1) (講談社文庫)のKindle版

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