- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062748919
感想・レビュー・書評
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中華最後の王朝、清末期を舞台にした壮大な物語!
世界が近代化へと進んでいく中で、中華も歴史ある長い王朝を閉じて近代化へと舵を切る大激動な時代背景が物語を彩る様子が圧巻です。
評判が良く以前から気になっていたのでようやく読み始める事が出来て嬉しいし、期待を裏切らない面白さで感激!
壮大なスケールでロマンMAX!
浅田次郎先生はほんと凄い!-
ニャンちってさん、こんばんは!
僕もこの作品大好きです!
これから尻上がりに面白くなるので、お楽しみに!ニャンちってさん、こんばんは!
僕もこの作品大好きです!
これから尻上がりに面白くなるので、お楽しみに!2023/08/25 -
hibuさんコメントありがとうございます!
蒼穹の昴お好きなんですね、私は今2巻を読んでますが、話が全然失速せずずっと面白いです!
先が長い...hibuさんコメントありがとうございます!
蒼穹の昴お好きなんですね、私は今2巻を読んでますが、話が全然失速せずずっと面白いです!
先が長いので、まだまだ長く物語を楽しめそうで嬉しいです。2023/08/27 -
2023/08/27
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全4巻
浅田次郎の代表作の一つということでずっと読んでみたかった本。
時代は清朝末期。
西太后を中心として清朝が崩壊していく様を描いていた。
西太后といえば悪女のイメージが強く、中国を駄目にした原因といえる人と思っていたが、この本ではそうではなく、清の崩壊を卓越した政治の能力で清の崩壊を抑えていた人という書き方。
主人公はチュンルという架空の宦官であるが、登場人物の多数が実在の人物であるため、チュンルも実在の人のような記がしてくる。
簡単な内容として
西洋の清朝に対する侵略が進む中、偉大な皇帝だった乾隆帝の後裔は暗愚で代々選ばれし皇帝が手にしていた龍玉もどこかに消えた。
主人公は老婆から時の人になる旨予言を受けその通りになっていくが、時代は清の崩壊を止められない。
中国の歴史は混迷の時代に突入していくという感じでした。 -
すごい良かった。キングダム的なノリ。名作。
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中国で1300年間続いた科挙に挑む青年と、その青年とは幼馴染ながら貧しい家に住む少年とが高名な占い師から輝かしい将来を予言され、清代末期の乱世に翻弄されていく物語。
科挙がとんでもなく難しい試験だとは知っていたけれど、そのシステムの詳細を本作で知って唖然とした。
作中にも試験の重圧で正気を失ってしまう人が出て来るけれど、それも当然のように思う。そのくらい破格に過酷な試練。
ストーリーはまだまだ序章。中国が舞台で、人物や事物の名称が難しいから手を出しかねていたけれど、思い切って読み始めると面白かった。 -
やっぱり浅田次郎はストーリーテラーとして素晴らしい。読み終えてまずはそんな感想が浮かんだ。
元々苦手な歴史もの、更にはもっと苦手な中国もの。なのにとても楽しめて、どんどん読み進められた。初めは、何が史実に基づいていて何が創作なのかが気になったが、途中からそんな事はどうでもよく、これは浅田次郎が語る西太后と、春児と、文秀の話として引き込まれた。浅田の人物描写が素晴らしい。そして、創作であっても有名な西太后に新たな人物像を与えていて、それがなかなか良い。
それにしても、カスチョリーネと文秀の手紙は電車の中でありながら、涙が出てしまった。うまいなぁ、浅田。他にもジーンとするシーン多数あり。また、お陰で中国の科挙制度や近代化に向けての時代について知る事ができ、興味も湧いた。 -
【読了メモ】(140930 21:50) 浅田次郎『蒼穹の昴』(1)/講談社文庫/2004 Oct 15th/これは…!どうして今まで巡り合わなかったんだろう、手に取らなかったのは何故だと、過去を悔やむほどに惹き込まれる。
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中高生の頃に読んだ名作を、改めて読み直し。
やっぱり面白い。しかもわかりやすい。
文秀の個性際立っているし、文秀のお父さんも味があって好き^_^
自宮するあたりは強烈に覚えています。それくらい印象的だった。