蒼穹の昴(2) (講談社文庫)

  • 3171人登録
  • 4.06評価
    • (550)
    • (421)
    • (424)
    • (14)
    • (3)
  • 210レビュー
著者 : 浅田次郎
  • 講談社 (2004年10月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062748926

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部 みゆき
有効な右矢印 無効な右矢印

蒼穹の昴(2) (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 前半は退屈だったが、後半は春雲が宦官になり、西太后に認められるほどのし上がっていき、文秀と張り合うような地位にまでつくようになり、物語がいっきに加速した。前半はその伏線が張り巡らされているとわかると、先を読みたくなる。

  • 評価は4巻にて

    西太后のキャラってホントにこんななの!?と思いました(笑)
    こうも上手くいくものか?と思ったりもするけど
    それぞれに自分の道を切り開いていく強い意志が素敵です

  • 宦官として地位を駆けのぼる若き春児。宮廷の宦官が如何なる基準で評価されるのか興味深いところ。
    おさななじみの官吏の文秀とは対立していくのか、次巻が楽しみだ。

  • まあ、予想通りっちゃ予想通りの成り上がりストーリー(笑)
    けど、政権交代の政治的駆け引きが入ってきて、単純にストーリーとしての面白さが増してきた。

    李鴻章と王逸とのやりとりの中で垣間見えた、李鴻章の国を想う強さと、曲がることのない儒学でできた信念の強さには脱帽やった。
    李鴻章がホンマにあんな人なんかどうかはわからんけど、今後いいイメージを持つようになったのは確かよねw

    春児が何もかもうまくいきすぎてる感が否めないけど、これから紆余曲折あることを期待して、読み続けます。

  • 同郷で仲の良かった春児と文秀は、それぞれ宦官と官吏という対極の立場に身を置き、更に后派と帝派という2大派閥に分かれてしまいます・・・

    2巻では登場人物が更に増え、誰が実在の人物で誰が架空なのかよくわからないので整理したくなり、ちょっと調べてみたら、楊先生が架空の人物だと知ってびっくり!!しかも思いがけず行く末も知ってしまいショックを受けています・・・あぁ、調べなきゃよかった・・・

  • 西太后は実はいい人だったんだよ設定ありきな気がする。
    どこかでひとつ世間一般でいわれていることの逆をいうことにより
    物語を旋回していく例だと思う。
    清朝末期。
    日本の第二次世界大戦ぐらい混沌とした雰囲気である。

  • 物語の舞台は王宮に移り、主人公の二人は違う立場でそれぞれ権力の中枢に近づいていく。
    西太后の描かれかたが新鮮。

  • 二巻目読了。
    春児と文秀の関係性が切ない。
    新たな真実がわかってきた二巻。
    ますます物語に引き込まれる。

  • 物語が大きく動き出した第二巻。圧倒的な世界描写と生々しい人間模様に、泣き、笑い、そして息を詰まらせあっという間に読了。

  • 人生でベストの本です。
    終盤は何度読んでも泣けます。同作は全体を通して大変読みやすく、面白いのですが私としては2巻が面白さも感動も頂点だと思っています。まだ読んだことない方は騙されたと思って1、2巻だけでも読んでみてください。

  • 先輩宦官達の期待を一身に背負った春児(チュンル)が成功の階段を一気に駆け上がる様は最高。読んでいる自分も「春児いったれぇっ!」と気持ちが高ぶりました。

    「壬生義士伝」といい、こういった高まりのシーンを描かせたら、浅田次郎さんはやばすぎます。

    スパイダーマンが好きな人にはオススメの本です。

  • いつかは読みたいと思っていた「蒼穹の昴」
    主人が文庫本で読んでいたので、家に文庫本あるし、いつでも読めたんだけど、
    なかなかきっかけがつかめなかった。
    ところが、NHKで日中共同ドラマとして放映されることになり、見だしたら、これが面白い。

    時代は清朝末期。
    貧民の子、春雲(チュンル)は糞拾いで生計を立てていたが、自ら浄身し
    宦官になるため都に出てゆく。
    「西太后に仕えて、いづれは西太后の宝をすべて手に入れる」という「天命」を信じて。
    春児の兄の義兄弟で同郷の梁文秀(史了)は、科挙を首席(状元)で合格し、官僚制度を上り始める。
    西太后に仕えるようになった春雲と皇帝に仕える文秀は、しだいに双方の争いに巻き込まれてゆく・・。

    中国の歴史をまったく知らないで読み始めたが、テレビで見ていたので人の名前も人間関係もよくわかり、読み始めは全然違和感がなかった。
    原作とはかなりストーリーが違っていたので、あれ?と思うことが多かったけど、テレビはテレビなりに、万人にわかりやすいように工夫されていると思った。

    主人公は「春雲」と「文秀」なんだけど、歴史の流れが怒とうのように荒れ狂うので、途中は、全然違う話みたいになって、ちょっと・・と思ったが、これが史実なんだから・・。

    最後の方はさすが、浅田次郎さん!涙が自然に溢れてきてしまう。

    「天命」「運命」だろうと、人間が変えれないものはないんだ。
    もちろん、いい加減な気持ちでは変えることは出来ないけど。

    テレビはまだこれから・・。
    でも結末を知ってしまって、ちょっと見るのが辛いなあ・・。

  • 官吏となった文秀と、春雲の再開シーンは良いな。
    西太后たちの前で、黒牡丹から教わった技を披露したり、周さんから教わった料理の腕を披露したりして、皆を感心させるところは爽快な気分になった。
    ただ、実は昴の宿命がない春雲らしい。
    それでも、強い意志をもってる春雲の姿に心打たれる。
    今後の権力対立がどう発展していくのか、その中で文秀と春雲が、どう生きていくのか楽しみ。

  • 面白い!春児の成長していく姿は
    読んでてわくわくしたし、
    まさかの展開もあって引き込まれました。
    文秀て春児はこれからどうなっていくのだろう。
    知らない言葉も多いからじっくり読み進めたいのに
    一気読みしてしまいそう。

  • 春児の成り上がっていくのは、読んでいて気持ちいい。黒牡丹とのやり取りは泣ける。
    作中で最も格好良い人間の、李ホン章将軍自身が初めて出てくる。そして、王逸がその下に付いて軍に行く。文秀が一番好きだけど、彼も順桂も、三羽烏は全員大好きだ。

    でもやっぱり、全肯定が気になる。できる限りいい方にいい方に解釈して話しを作っていくし、時々できる限りを超えている気もする。中国に媚売ってんじゃなかろうかとも思ってまう。全員がいい人で好きになれるし、小物も小物なりに好きなんだけれど、小学生に読ませる物語みたいに感じることがたまにある。

  • えっ昴は幻なの?金剛石も??謎がなぞ謎だぞ?
    袂をわかつ昔の仲良しは、どちらにも理があるから尚更つらいものになった。
    世の中は制度で作られてるんじゃない、人なんだ、というのがわかる。
    西太后だってただの優しい切れ者のお母さんじゃないか。ほんとはフツーがよかった人なのかも?寂しさを抱えているように感じる。
    春児はこれからどうなるのかしら。すくすく育てよ…!

  • 官吏となり政治の中枢へと進んだ文秀。一方の春児は、宦官として後宮へ仕官する機会を待ちながら、鍛錬の日々を過ごしていた。この時、大清国に君臨していた西太后は、観劇と飽食とに明けくれながらも、人知れず国の行く末を憂えていた。権力を巡る人々の思いは、やがて紫禁城内に守旧派と改革派の対立を呼ぶ。

  • するする〜と2巻も読了。
    ネタバレ否定派なのでアップだけ。

    唯一の不満は憎める悪役がいないこと。
    どの登場人物も憎めない奴なので物語が締まらないよ〜

  • 時は日清戦争、阿片戦争の時代、独りわがままを通していた西大后の残酷ぶりはよくわかった。イメージと実態とがあまりにかけ離れている。その西大后に取り入っていく春児の出世の仕方、芝居を磨いていくところは世渡りのうまさを感じさせる。李鴻章、曽国藩、袁世凱等が太平天国を滅ぼして上昇していくさまはよくわかる。中国の歴史は独裁者とその取り巻きのような気がしてならない。文秀と春児の関係はどうなっていくのだろうか?

  • 相変わらずおもしろい。いよいよ物語が動き出すといった感触。

    いい人間がどんどん退場して浅ましい人間ばかりが生き長らえる展開なので、続々ヘイトが貯まる。
    しかし、以前読んだ時は腹が立つキャラばっかりだったが、自分が成長したためかそこまでの憤りは覚えなくなった。

    以前のように「西太后はやっぱりすげーやつだったんだー!」「大変だったよね!仕方ないよね!」という感想にたどり着くことができるのか、いまから楽しみである。

    ところでこの作者、ヨボヨボの爺さんだけど実は超すごい人だった!の展開本当好きだなぁ。

  • 今度は史了が気になりだした。

  • 西太后(老祖宗ないし老仏爺)、光緒帝(万歳爺)とその取り巻き連中が、李鴻章、袁世凱などの軍閥を巻き込んで政争を繰り広げる中で、清朝の国力は日に日に弱っていく。春児と文秀は、対立する派閥に属し、それぞれ頭角を現す。本書で西太后は、権力の亡者ではなく甥の光緒帝への愛情溢れる女性であり、乾隆帝の亡霊に導かれて清朝を敢えて滅びの道へと導く憎まれ役として描かれている。とは言え、些細な落ち度で宦官達を虫けらのように殺しまくる女帝の姿は、狂気そのもの。読んでいてゾッとする。

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    官吏となり政治の中枢へと進んだ文秀。一方の春児は、宦官として後宮へ仕官する機会を待ちながら、鍛錬の日々を過ごしていた。この時、大清国に君臨していた西太后は、観劇と飽食とに明けくれながらも、人知れず国の行く末を憂えていた。権力を巡る人々の思いは、やがて紫禁城内に守旧派と改革派の対立を呼ぶ。

    【キーワード】
    文庫・長編・中国


    +++1

  • 読み終わって感想は改めて。

全210件中 1 - 25件を表示

蒼穹の昴(2) (講談社文庫)を本棚に登録しているひと

蒼穹の昴(2) (講談社文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

蒼穹の昴(2) (講談社文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

蒼穹の昴(2) (講談社文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

蒼穹の昴(2) (講談社文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

蒼穹の昴(2) (講談社文庫)の作品紹介

官吏となり政治の中枢へと進んだ文秀。一方の春児は、宦官として後宮へ仕官する機会を待ちながら、鍛錬の日々を過ごしていた。この時、大清国に君臨していた西太后は、観劇と飽食とに明けくれながらも、人知れず国の行く末を憂えていた。権力を巡る人々の思いは、やがて紫禁城内に守旧派と改革派の対立を呼ぶ。

蒼穹の昴(2) (講談社文庫)のKindle版

ツイートする