蒼穹の昴(2) (講談社文庫)

  • 3159人登録
  • 4.06評価
    • (550)
    • (419)
    • (424)
    • (13)
    • (3)
  • 210レビュー
著者 : 浅田次郎
  • 講談社 (2004年10月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062748926

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部 みゆき
有効な右矢印 無効な右矢印

蒼穹の昴(2) (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 官吏となり政治の中枢へと進んだ文秀。一方の春児は、宦官として後宮へ仕官する機会を待ちながら、鍛錬の日々を過ごしていた。この時、大清国に君臨していた西太后は、観劇と飽食とに明けくれながらも、人知れず国の行く末を憂えていた。権力を巡る人々の思いは、やがて紫禁城内に守旧派と改革派の対立を呼ぶ。

  • するする〜と2巻も読了。
    ネタバレ否定派なのでアップだけ。

    唯一の不満は憎める悪役がいないこと。
    どの登場人物も憎めない奴なので物語が締まらないよ〜

  • 時は日清戦争、阿片戦争の時代、独りわがままを通していた西大后の残酷ぶりはよくわかった。イメージと実態とがあまりにかけ離れている。その西大后に取り入っていく春児の出世の仕方、芝居を磨いていくところは世渡りのうまさを感じさせる。李鴻章、曽国藩、袁世凱等が太平天国を滅ぼして上昇していくさまはよくわかる。中国の歴史は独裁者とその取り巻きのような気がしてならない。文秀と春児の関係はどうなっていくのだろうか?

  • 相変わらずおもしろい。いよいよ物語が動き出すといった感触。

    いい人間がどんどん退場して浅ましい人間ばかりが生き長らえる展開なので、続々ヘイトが貯まる。
    しかし、以前読んだ時は腹が立つキャラばっかりだったが、自分が成長したためかそこまでの憤りは覚えなくなった。

    以前のように「西太后はやっぱりすげーやつだったんだー!」「大変だったよね!仕方ないよね!」という感想にたどり着くことができるのか、いまから楽しみである。

    ところでこの作者、ヨボヨボの爺さんだけど実は超すごい人だった!の展開本当好きだなぁ。

  • 今度は史了が気になりだした。

  • 西太后(老祖宗ないし老仏爺)、光緒帝(万歳爺)とその取り巻き連中が、李鴻章、袁世凱などの軍閥を巻き込んで政争を繰り広げる中で、清朝の国力は日に日に弱っていく。春児と文秀は、対立する派閥に属し、それぞれ頭角を現す。本書で西太后は、権力の亡者ではなく甥の光緒帝への愛情溢れる女性であり、乾隆帝の亡霊に導かれて清朝を敢えて滅びの道へと導く憎まれ役として描かれている。とは言え、些細な落ち度で宦官達を虫けらのように殺しまくる女帝の姿は、狂気そのもの。読んでいてゾッとする。

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    官吏となり政治の中枢へと進んだ文秀。一方の春児は、宦官として後宮へ仕官する機会を待ちながら、鍛錬の日々を過ごしていた。この時、大清国に君臨していた西太后は、観劇と飽食とに明けくれながらも、人知れず国の行く末を憂えていた。権力を巡る人々の思いは、やがて紫禁城内に守旧派と改革派の対立を呼ぶ。

    【キーワード】
    文庫・長編・中国


    +++1

  • 読み終わって感想は改めて。

  • 面白かった
    中国清朝の末期の物語

    そして第2巻
    春児、文秀がいよいよ出世していきます。
    文秀は官吏となり政治の中枢へ
    春児は元宦官から芸や作法を教わりながら、ついには西太后に召抱えられます
    西太后の人間模様、その側近たちのたくらみ、人間模様が語られていきます。
    龍玉はただのガラス玉?

    複雑な人間模様が大変ですが、さらにストーリは面白くなっていきます

  • 二巻に入り、浅田次郎らしい、コミカルなタッチも出てきた。

  • やっと時代背景がわかってきたところで、おもしろい。
    義兄弟なのに皇帝派と西太后派に分かれてしまう、春児と文秀。

    これからどんどん話が進んでいきそう(●^o^●)

  • 清の歴史をやっと理解できつつある。

  • 一般的には物質的に豊かになるほど、不幸になる、というか、不幸であると思うようになる、のではないかと思われ、もちろん中国の全ての富を一手に握ろうと、それは変わらないわけで。そしてもちろん息子はマザコン。などと分かったような事を言ったりするのは、金持ちのくせに不幸だとか言ってるのを見るとイラっとくる貧乏人のひがみなわけで。

  • 義兄弟の契りを結んだ少年二名、一方は皇太后、片方は現皇帝側に。
    西太后のキャラクターがなんとも強烈だが可愛いところもある、悪役たちも三馬鹿トリオみたいで、どこか憎めない。

    今巻は、春児の出世物語。

  • 紫禁城内部の話が主になってくるから玲玲と文秀の会話、玲玲の文秀への思いが人間臭くて読むとほっと安心させられる。

  • 【読了メモ】(141005 21:50) 浅田次郎『蒼穹の昴』(2)/講談社文庫/2004 Oct 15th

  • かなり面白くなってきました。

    ちょっと都合よすぎの感はありますが、春児、文秀ともに出世しはじめ、俄然面白くなってきました。

    キャラも馴染みはじめ、名前で引っ掛かることもなくなったので、物語に集中できたのが大きいかな。

    唯一の欠点は西太后の口調ですね。
    子供の精神状態とはいえ、まるで漫画レベルの物言いに違和感ありまくり。
    一気に本の世界から現実に引き戻されちゃいます。
    もう少しなんとかならんのかと…

    とはいえ、全体的には相当面白くてのめり込んでしまいました。

    もう止まらない。
    早速3巻目を読みます。

  • いよいよ物語が大きく動き出した!
    春児のように、様々な愛すべき仲間に支えられて…という話が私は好きなのだなと改めて実感しました。
    3巻は私がこの本を読もうと思ったエピソードがあるので楽しみです。

  • ちょうど物語の折り返し。清朝後期の歴史上人物が絡み、時代も掴めて俄然面白くなって来た。当時の舞踊・芸術も盛り込まれてやや理解が追い付かないところもあるのだが。

  • 62
    浅田次郎の中国ミステリーロマン2巻。
    春児はいよいよ西太后にお目通りを許される絶好の機会を得る。
    時代に翻弄されながらも、一人自分の道を力強く切り拓く春児に、次第にまわりの人間も惹かれ、そして彼を支え始めていく。

  • 2巻も1巻に引き続き、素晴らしい作品。
    360ページとある程度のボリュームがあるが、それを感じることなく読み進めたくなる。

    2巻では、権力争いの伏線を張ったような形で、ストーリーが展開。
    本格化するのは3巻以降だろう。
    個人的には、春児が役者として大活躍したシーンに、胸が熱くなった。

    奇をてらった表現はないけれども、この日本語しかないと思うものがピシっとはまっていて、著者の力量が思い知られる。

  • 文秀はやめておけたとえ赤い糸があろうとだ!と玲玲の肩をつかんで諭したくなる第2巻。龍玉や春児の占いの嘘が明らかになってさあ日清戦争だ!と思ったらスルーされて李鴻章もあっさりいなくなってしまった...。さみしい。

全210件中 1 - 25件を表示

蒼穹の昴(2) (講談社文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

蒼穹の昴(2) (講談社文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

蒼穹の昴(2) (講談社文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

蒼穹の昴(2) (講談社文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

蒼穹の昴(2) (講談社文庫)の作品紹介

官吏となり政治の中枢へと進んだ文秀。一方の春児は、宦官として後宮へ仕官する機会を待ちながら、鍛錬の日々を過ごしていた。この時、大清国に君臨していた西太后は、観劇と飽食とに明けくれながらも、人知れず国の行く末を憂えていた。権力を巡る人々の思いは、やがて紫禁城内に守旧派と改革派の対立を呼ぶ。

蒼穹の昴(2) (講談社文庫)のKindle版

ツイートする