- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062749138
感想・レビュー・書評
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文章は翻訳調、雰囲気はハードボイルド風でもある。読んで良かったと思えたことが良かった(笑)。
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哲学的なフレーズが好き。
どこかニヒルな「僕」も好き。
「僕」の観念的で非現実な生き方に引かれる。
鼠の弱さって具体的に何を指しているのだろう。
村上春樹は大事なことをいつも半分しか書かないような気がする。 -
ようやく完結。鼠と僕が10代、20代だった頃に会いたくなる。から繰り返し読み返す人も多いだろうなと思った。またいつか。
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上巻ではゆっくりと進んでいた物語が、下巻に来て急に速度を上げます。毎日数十ページづつくらい、ゆっくり読んでいたのですが、最後の100ページくらいは一気読みしてしまいました。
主人公が、夢と現実の狭間にいるようなシーンが1番印象に残っています。まるで自分が主人公になって、散漫する思考と幻覚を体験しているような感覚になりました。一文一文には、論理的な繋がりがなく、真正面から読もうとすれば頭を捻るような文章が、なぜか心地よく感じました。
虚無や孤独がテーマの作品なので、読後感は気持ち良くはなかったですが、不思議な感覚を味わえるいい作品でした。大好きな作品の一つになりそうです。
鼠四部作というシリーズの中の一つらしいので、他も今度読んでみようと思います。 -
何度読んでも、確実に、心揺さぶってくれるストーリー。
現実を忘れさせてくれる作品。
私も羊を探しに北海道行ってきたような疲れと喪失感と進み出す力を。
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さいごの涙 うつくしい
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ぐだぐだ読みすぎて分からなかった。
もう一回今度読もう。