- Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062749725
感想・レビュー・書評
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再読。不思議な読後感の残る作品。
ピピネラという謎の言葉を残して失踪した夫の後を追って旅をする。
こういった感じの話は好きなのだが、色々な事がすっきりしないまま終わる・・。深読みすればするほど謎は深くなる。何回も読んでしまいそう。
話の中に出てくる陶器の人形が心底見てみたいと思った。 -
出版社に勤める夫と社宅のマンションで暮らしてる加奈子。
一年半前に加奈子の体に異変が起きた。
家に帰り靴を脱ぐと身長が1メートルに縮んでしまったのだ。
靴を履いて外出する時は、元の大人の身長に伸びるのだが、たまに街中でも縮んでしまう事が・・・。
夫の同僚から電話が来た。
夜に上野駅の改札で夫が乗り込んだのを見たと言う。
そしてその日は、夫が戻って来なかった。
会社に置いていった背広に残されたメモを見て、上野発の寝台列車で北に向かった事を知った加奈子は、偶然会った同級生の千紗とともに夫の足跡を追う。
夫を探すその旅は、加奈子の体の変調の原因を探る旅へと変調する。
ちょっと不思議な小説です。
ん〜小川洋子の雰囲気をちょっと持ったような感じの物語りかな?
読んでてちょっと不思議な感じがします。
文章は、読みやすく女性だと共感する事がある所もあるのでは?
ないかな?
SFちょっとちょっとファンタジーのサスペンス?かな?
ちょっとジャンル分けが難しいですが、なかなか面白かったですよ
ま〜読んでみれば解ります