殺人方程式 〈切断された死体の問題〉

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著者 : 綾辻行人
  • 講談社 (2005年2月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (420ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062749916

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殺人方程式 〈切断された死体の問題〉の感想・レビュー・書評

  • トリック的なことは無茶苦茶で、「えぇー」って思うけど、ラストはおもしろかった

  • 安心の面白さ。

  • 理系ミステリー。これはシリーズなのかな。キャラがおもしろい。

  • 個人的には今一つな印象でした。
    とりあえずあんまり推理してやろうとか思えなかったっす…
    トリックを聞いても、「フーン」って感じになってしまいました…理系なのに…

    『本格』が何なのか、私にはよく分からんです…

  • 殺人方程式シリーズ第1弾。
    宗教団体の教主が奇妙な方法によって殺された、しかも遺体はあり得ない場所から発見。犯人はいかにして殺人を実行したか…という物語。


    遺体を移動したトリックがとても大胆かつ論理的。絶対誰か気付くんじゃないかとも思いましたが(笑)犯人もノーマークの人物だったので、意外性を求める私は大変面白く読めました。探偵役の響さんが自由奔放でとても魅力的です。

  • 2015年9月4日読了。
    2015年120冊目。

  • マンションの屋上で発見された死体には首と腕がなかった。
    切断された死体の問題、その理由は?
    大掛かりな殺人トリック、その解を導き出す方程式。

  • [総括]
    復讐者は二人いる。

    [ざっくりあらすじ]
    新興宗教団体の新教主が、ビルの屋上で頭部と左腕が切断された死体となって発見された。一応犯人が捕まったが、その事件に疑いを持った警視庁捜査一課の刑事・明日香井叶の双子の兄・響は、叶の振りをして殺人事件を調査する。

    [登場人物]
    ・御玉神照命会
    S市の東端に位置する。御玉神照命会本部ビルの屋上は半球形の神殿であり、それに隣接して作られたペントハウスは教主がお籠りする場所である。教主は、聖地であるS市から出てはいけない決まりになっている。屋上に行くには直通のエレベーターしかなく、外に出るには受付前を通るしかない。
    ・貴伝名光子
    宗教法人「御玉神照命会」教主。生き神様として会員の信奉の的であった。電車に飛び込み自殺とされたが、家から遠いこと、寝間着のままなことなど不審な点が多かった。その為、本当は殺害されたんじゃないか、犯人は彼女の夫の剛三なのではないかと周囲から疑問が出ていた。
    ・貴伝名剛三
    光子の夫。複数の愛人がいる。相手の心の奥底を見透かしていた黒い瞳に耐えられず光子の首を絞め殺したが、彼女の家にあった筈の死体が線路で発見され、恐怖する。光子が死んだことにより、会長から教主になる。その為の儀式として、教団ビルの神殿で外に一歩も出てはいけないお籠りをする。レジデンスKの屋上で、頭部と左腕がない全裸に剥かれた醜悪な肉塊となって発見され、すぐ後に二階の廊下で首の入った袋が発見される。
    ・貴伝名光彦
    光子の息子。義父である剛三を軽蔑している。レジデンスK603号室の住人。彼の車の中に、剛三の腕と凶器が入った袋が発見され、犯人として拘留される。
    ・岸森範也
    レジデンスK201号室の住人。大学生。一カ月前、深夜に車で人を轢き殺し、死体を雑木林の中に捨てる。その出来事を電話で脅迫され、剛三の死体搬入の共犯者にさせられる。口封じで自殺に見せかけ殺される。拘束された時に手錠が使われた痕があった。

    ・明日香井叶
    警視庁刑事部捜査第一課の若手刑事。26歳、身長165cm、色白でおとなしそうな顔立ち、温厚で暴力は大嫌いな性格で、刑事には向いていない。しかし、刑事の妻になることに憧れていた深雪が、「刑事になること」を結婚の条件として出したことにより、彼女に心底惚れていた叶は刑事になる。
    ・明日香井響
    叶の一卵双生児の兄。京都の大学に通う哲学者志望。事件の犯人に疑問を抱き、弟にそっくりの髪形や服装にし、偽刑事として元恋人の映美と一緒に事件を調査する。家に帰り叶と深雪に、死体の運搬方法、犯人を告げる。守衛を持ち場から離れさせたのは剛三の脱出ではなく犯人の侵入であり、滑車によって本部ビルの屋上からレジデンスKの屋上へ直接死体を運んだ。腕と頭を切断したのは、重さを調節するためであり、頭と腕は首なし死体が発見された後持ち込まれた。と推理した。

    ・岬映美
    光彦の彼女。響の元彼女。軽い病状だったのに、御玉神照命会による嘘の重い病状を告げられた父が自殺した。復讐の為光彦に近付く。偶然カーテンの隙間から光子殺しを目撃し、強盗の仕業に見せかけた剛三の手により鍵が開いていた家に入り、光子を運び線路上に置く。
    ・尾関弘之
    焦茶色のハンチングを被った三十九歳の中年男。M署刑事一課警部補。禁煙に挑戦中だが失敗続きである。子供の頃、強盗に母を殺され姉を犯され、一部始終を見ているしかなかった。その時の犯人を捕まえるため刑事になる。光子の事件で御玉神照命会を訪れた際、鼻の横に大きな黒子を持った三十年前の強盗の特徴と剛三が一致、復讐を果たす。わざわざM市内に死体を運んだのは、自分で行った犯行を自分で捜査するためだった。剛三殺しを自白した後、飛び降り自殺する。

    [感想]
    叶は活躍していない... 続きを読む

  • 切断した理由や死体を動かした理由が見事で、面白い。

  • 綾辻行人による鉄板の王道なミステリ。
    なかなかに面白かったんですが・・・あのトリックはどうなんだろう?さすがに結構大がかりだからもっと気づいた人がいてもおかしくないし、犯人側としてももってそれを警戒してもいいんじゃあないのかな?滑車をダッシュで回収って、それも結構綱渡りな気がするし。。。
    ラストの自殺からして「そうなったらそうなったで仕方ない」と割り切って・・・でもないよなあ。妻子を心配してた記載あったし。

  • 久しぶりの綾辻行人。
    友達に借りたが、かなり古い出版なんだな。
    実行犯は早々に目星がつき(不自然なところが有り)、うだうだした感じで話は進み、登場人物のキャラも好みではなく。。。
    淡々と読んでいった。
    エピローグは良かったな。さらにそんな展開があるとは!!
    解説も良かった。
    でも続編は読まないかな。
    「囁き」シリーズを再読しようかなー。

  • 楽しめたような楽しめなかったような。

  • 相変らず読みやすくて面白い。
    あの人はノーマークだった…

  • 響という存在には興味を持てるけれども、トリックだったり犯人だったり大事なところはふーん…という感じ。
    気持ち悪いのだったら気持ち悪いでふりきっていてほしいし、推理ならばちゃんと推理してほしいという極端な思考を自分がしているのだろうなぁと思った本でした。

    見た目は子供頭脳は大人な探偵やじっちゃんのなにかけて的な謎が大胆だった。

  • 切断して、移動させて。滑車か・・・。
    アクロバットなトリックです。
    こんなにも死体に対して手間をかけなければいけない理由に戦慄。

    理系トリックや計算式は流し読み。
    そういう脳の構造してなくて全くわからないもので。

    明日香井兄弟の偽刑事入れ替わり聞き込みは外道だけど、キャラ萌えとして読めばいいと思います。

    犯人明かしに至るまで伏線がたっぷり散りばめられていたのに気づかず。やられた!

  • 大技の物理トリック、死体を切断した理由も納得のいくものでしたが、マンションや新興宗教団体本部の構造などが不自然でした。公安がマンションを見張っていたなど、偶然も多すぎました。
    叶と響、深雪の三人のやりとりが面白く、テンポの良い展開で読みやすかったです。

  • 怪しい人たち、誰が犯人かわくわく。
    屋上のトリックは流し読み。。

    警官が犯人、ありがちなんだろうけどはっと驚いた。

    死体を担当区域に置くためという、
    わかりやすく斬新な移動の理由。

  • 犯人の意外性はなかなか面白かった。トリックはなんとなくのイメージはついてた。
    館シリーズのほうが好きだなー。

  • 主人公達のキャラクター設定やトリックも含めて、これまでの作品と全然違う雰囲気で戸惑いもあったけど、そこが新しい魅力になっていると思います。ただ、エピローグは従来の作者らしさが感じられて流石だなと感心させられました。乾くるみさんの解説が丁寧で分かりやすかったので、私の様な読者にはありがたかったです。

  • トリックが少々大胆すぎで、本格ミステリと言われると、ん?と首を傾げてしまいそうになるが、私としては登場人物が色んな人生を歩んできたにも関わらず人間味に溢れていて共感がもてた。
    だからこそ、犯人にはぶったまげたなあ。
    至る所に伏線というかヒントは隠れているのに気付けないというのも流石は綾辻氏、参った。

    館シリーズ以外に興味が持てなかったけれども、これを機会にまた読んでみようと思います!
    結論、面白かった!笑

  • あまりに技巧的すぎるトリックがちょっと…

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