銀の檻を溶かして 薬屋探偵妖綺談 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1562
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062750844

作品紹介・あらすじ

美男探偵3人組?いいえ実は○×△□です!

見たところ20代後半の爽やかな青年・座木(くらき・通称ザギ)、茶髪のハイティーン超美形少年・秋、元気一杯な赤毛の男の子リベザル。不思議な組み合わせの3人が営む深山木(ふかやまぎ)薬店は探偵稼業が裏の顔。だが、もっと驚くべきことに、彼らの正体は○×△□だった!?謎解きはあくまで本格派をいく第11回メフィスト賞受賞作。

たっぷり雪が積もった小学校の校庭に、一夜にして全長100メートルものミステリーサークルが現れた。雪の妖精あるいは蝶の標本のような輪郭はくっきりと美しく、内側にも外側にも足跡などはいっさい残っていない。だが、雪が溶けたとき、その中央には他殺死体があった!薬屋でもあり○×△□でもある美男探偵トリオが、初めての難事件に挑む!

感想・レビュー・書評

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  • 妖怪3人組が探偵となってトラブルを解決する話

    シリーズ1


    微妙に世界に入っていけなかった…

    ちゃんとしたミステリーなんだけれども。

  • ラノベの文章量をライトじゃなくしたらノベルになるだろ、みたいな本。けなしてません。楽しく読みました。3つくらいお話が入り乱れているので、終わってから何の話だっけ、と戻りましたが。

  • 戦わないゲゲゲの鬼太郎みたいな感じなのかと思い読み進めていたら普通のミステリーなオチだった。なぜ妖怪?

  • 純粋に、文章がひたすら読みにくい。
    誰の台詞か、誰の行動か、すごい分かりにくいし、全然頭に入って来ない。
    事件が起こる前に断念。

  • 初読みの作家さん。以前から気になっててようやく積読から読みました。なかなかおもしろかったです☆ミステリ&ファンタジーで、途中まですごくとっ散らかった印象があり、犯人もよくわからないし、秋の言動と⁇⁇⁇な部分が多々あり、これは難しいかな…と思いましたが最後の最後でホホォ❗️と納得。これは良かったです☆おもしろかった☆主要メンバーがみんな可愛いし、カッコいい

  • 推理小説だが、あまりにも構成が散在としており、遠回りして結論に辿りつくという感じがする。
    登場人物も多く、会話がちぐはぐとしており、私にとっては読むは辛かった。
    キャラ小説・・と云うべきだろうか。本作で登場する主な人物たちに馴染めなければ、楽しめないかなと感じる。

  • 深山木さんは何者だろう。
    人外の探偵が、あくまで人と同じように謎を解きます。
    座木さんの聞き上手っぷりが目立ちますね。
    彼ひとりでかなりの集客ができそうなんだけど。

  • 5/24掲載 沼田町図書館 菊池氏

  • 十六年?ぶりに読みました。図書館で借りた時は書庫にあって、司書の方に出してもらったとき、その表紙にちょっと引きました((・・;)この本じゃないなと思ってのですが、新装されていたんですね。読了後、確かに長く読まれる本だと改めて思いました。
    内容も魅力的で過去読んだ時の感動を少し思い出しました。・・・内容はさっぱり忘れていましたが。
    また機会があればもう一回読みい直したい本です。

  • 表紙のイラストと、「妖怪」という言葉に拒否反応が出ましたが、読んでみると、意外としっかりしたミステリーでビックリ。
    息抜きに良いシリーズだなと思いました。

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著者プロフィール

茨城県出身。芝浦工業大学工学部機械工学科卒業。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー。著作に、デビュー作を始めとする「薬屋探偵」シリーズ、「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズ、「フェンネル大陸」シリーズ(以上、講談社)などがある。2019年5月に「うちの執事が言うことには」が映画化された。

「2023年 『雨宮兄弟の骨董事件簿 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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