ドキュメント 戦争広告代理店〜情報操作とボスニア紛争 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062750967

作品紹介・あらすじ

「情報を制する国が勝つ」とはどういうことか-。世界中に衝撃を与え、セルビア非難に向かわせた「民族浄化」報道は、実はアメリカの凄腕PRマンの情報操作によるものだった。国際世論をつくり、誘導する情報戦の実態を圧倒的迫力で描き、講談社ノンフィクション賞・新潮ドキュメント賞をW受賞した傑作。

感想・レビュー・書評

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  • 1992年3月のボスニア・ヘルツェゴビナの独立宣言を機に勃発した、ムスリム人、セルビア人、クロアチア人の3民族によるボスニア・ヘルツェゴビナ紛争(本書では、「ボスニア紛争」と呼んでいるので、以下、「ボスニア紛争」と呼ぶ)における「PR戦争」を取材し、「NHKスペシャル 民族浄化~ユーゴ・情報戦の内幕」というドキュメンタリー番組をプロデューサーとして制作した筆者が、その番組を書籍化したのが本書である。番組は2000年10月29日に放送され、書籍は2002年に発行されている。
    ボスニア紛争では、「モスレム人=被害者」「セルビア人=加害者」という図式が出来上がり、ユーゴスラビア連邦への経済制裁や国連追放、NATO軍によるセルビア空爆にまで結びついた。しかし、実際にはそのような単純な話ではなかったということを、筆者は本書に以下のように記している。
    【引用】
    私は、バルカンで起きた悲劇には、セルビア人だけではなく、モスレム人にも、もう一つの紛争当事者であるクロアチア人にも責任があると考えている。それでも国際世論が一方的になったのは、紛争の初期の時点で、それまで国際的な関心を集めていなかったボスニア紛争に、「黒と白」のイメージが定着してからだ。このイメージは、その後のコソボ紛争でも、セルビア人=悪、の先入観のもととなり、NATOの空爆にまでつながった。
    【引用終わり】

    紛争の初期段階で、ボスニア・ヘルツェゴビナは、自国の独立の正当性と、セルビアによる不当な弾圧を訴えるために、外相を世界中に派遣する。外相は、国連・EC・アメリカ・アラブ世界等、あらゆる場所で、それを訴えるが、なかなか関心を呼ぶことは出来ない。特にアメリカでは、バルカンというヨーロッパでも中心とは言えない地域での内部紛争という理解をされ、期待していたサポートを得ることが出来ない。
    そのような状況の中、ボスニア・ヘルツェゴビナは、アメリカの大手PR企業と契約を結ぶ。そして、PR企業は、セルビア人=悪、ボスニアヘルツェゴビナ=被害者という世論をつくるために、様々な活動を行う。本書は、その実際の活動を描いていく。
    結果的に、ボスニア・ヘルツェゴビナは、意図通りの成果を得ることに成功する。その成果を得るために、PR企業の活動が果たした役割の大きさは正確には測定できないが、本書を読んでいると、仮にボスニア・ヘルツェゴビナがPR企業と契約せずに、単独で活動を続けていたとしても、絶対にこのような成果を得ることは出来なかったであろうことは、想像できる。

    感想はいくつかある。
    まずは、国際政治、特に地域の深刻な紛争の当事者が、このような形で、営利企業であるPR企業を活用しているということに対しての驚き。紛争は軍事力だけの闘いではない。世の中を味方につけられるかどうかによって、結果は大きく変わるということだ。今回のロシアのウクライナ侵攻についても、ロシア=悪という構造が出来ているが、ここにも、何らかのプロの仕事の結果が影響しているのかもしれない。
    次に、本書に登場するPR企業、および、このプロジェクトを担当するチームのプロとしての仕事の鮮やかさに感心する。大胆な戦略と細心の注意を払った実行。それらの作戦が実際に効果をあげていく様子は、読んでいて一種痛快であった。
    また、本書中に筆者も書いているが、こういった国際政治を舞台にした情報戦で、日本はちゃんとやれているのかという心配。政府、外務省にこのようなプロはいるのか、あるいは、外部のプロをきちんと活用出来ているのか。いや、出来ている感じは受けない。

    約30年前の出来事を扱った、約20年前に発行された本であるが、そのような古さは全く感じず、楽しく読めた。

  • 人の頭は二分化しがち。絶対的な善と悪を仕立て、グレーをグレーのままに見ようとしない。
    そういった人間の特性にアラームを発したほうがいい。メディアで見せられているものは、嘘とは言わないまでも操作されたものであることは、肝に命じておくべきである。

    私が大学生の頃のボスニア・ヘルツェゴビナ紛争。この戦争は一つの「劇場」だった。当時ショックを与えた「民族浄化」や「強制収容所」という言葉も、アメリカの辣腕PRマンが編み出した言葉。これらの言葉が席巻し、セルビア人は徹底的に悪者にされた。対立するモスリム人側にもセルビア人と同等に責任があると述べた者は、メディアからの激しい攻撃にさらされた。
    今、同じことになってはいないか。

    アメリカにとっては介入してもほとんど得にもならないヨーロッパの小国間の内戦に、アメリカの広告会社が関わるようになったいきさつ、そしてどのように国際世論を導き、戦争の行方を決定づけたのか、客観的で冷静なルポルタージュ。今まさに読む価値のあるテーマだと思う。薦められ読んでよかった。





  • 私は昔から民族紛争に興味があった。だから旧ユーゴで起きた悲劇も知っていた。偶然にも大学に入ってからセルビアに行く機会があって、偶然にも現地の大学生と交流する機会があったから、本当に軽い興味本位で、セルビア人女子大学生に、そのことについてどう考えるか聞いたことがあった。(彼女は教育専攻で、歴史教育の観点で面白い話を聞けそうだと思っていた。)

    今でも覚えてる。美人で凛々しい彼女の顔が厳しくなり、血相まで変えながら、「全部、資料を読んだ?左から右まで全部。ボスニアの資料もセルビアの資料も、もちろんアルバニアのも。それら全部読んでから聞いてる?あなたがそんな軽い質問聞いたところでこの戦争はわからないと思う。」と言ってきた。

    私は質問したこと自体を恥じ、深堀することを恐れてあまりその話題に触れないままここまできてしまったんだけど(だって全ての資料は読めないから!!)、やっとこの本を読み終えて、彼女がなんであんな強い口調で私に詰問したのかわかった気がした。「あなたもPR戦略に乗った歴史を学んでいるんでしょ?」彼女はそう言いたかったんだと思う。

    私たちが見てる政治ってなんだろう。歴史は?戦争は?正義って何?人の感情を巧みに探り当て、ピンポイントで狙ってくるPRは大きな力を持つ。世界の“事実”は広告の力でできている...リアルにそう思えてくる。
    だからこそ、私は情報に対するリスペクトとコストをかけたいと思う。

    おそらく高木さんには、まだ載せてない情報があると思うんです。時効になったあたりでもう一度書いて欲しい。

    とても良い本を読んだ。
    おすすめします。

    l

  • ユーゴスラビア紛争の陰で活躍した広告代理店の話、というか、この紛争では各陣営に西側、というかアメリカ人が入り込んでいたかということがよくわかる。
    最後のエピソードは、ああなるほどね、と、頷かざるを得ない。

  • 戦争広告代理店。
    「広告」というのは比喩表現が混じっているが「PR」が戦争の勝敗まで左右するという話である。
    本の内容についてはブログででも書きたいと思うが、ここでは感想を。
    まず、この本の舞台から30年経過した今の戦争の話であるが、今起きている「2022年ロシアのウクライナ侵攻」に投影して考えると、ウクライナがボスニアヘルツェゴビナ、ロシアがセルビアと被って見える。
    ゼレンスキーは俳優ということもあり、PRの重要性は十分に理解していると思われ、国際世論の中の戦争ではウクライナがロシアを圧倒している。おそらくウクライナにも、ルーダ・フィン社のハーフのような人物が裏についているのだろうと想像でき、プーチンはミロシェビッチのように情報戦では悪魔のように扱われている。
    プーチンもミロシェビッチも悪いのには変わりないが、PRの威力により悪魔度もかなり増幅もされているのだろう。そういう世界(PR)もあるのだと思った。
    そして、わが日本であるが、こういったPRをやることが国際的には当たり前のことなのだから、みんながそのことを認識し、PRで相手を陥れるところまで行くと日本の美徳には反するが、他の国のネガキャンに対しては1つ1つ否定していかならないとさらに思った。

  • Yがやけに勧めるので読んでみたがそれなりにおもしろかった。この人テレビのディレクターだけあって、盛り上げ方がうまい。最後のパニッチとアメリカのなんとかバーガーのやりとり」「私がきみだったらそんなことは言わないだろう」というところがクライマックスだな。それにしても民間企業が一国の運命を部分的にせよ左右してしまうのだから、やっぱり情報戦って現代社会では大切なんだな、と当たり前のような感想。

  • ドキュメント 戦争広告代理店
    情報操作とボスエア紛争

    著者 高木 徹
    講談社
    2002年6月30日発行


    1990年代に起きたボスニア紛争。チトーなきあとのユーゴスラビアでは、スロベニア、クロアチア・・・と次々と独立をしていったが、3つめのボスニア・ヘルツェゴビナの独立の際、それに反対する新ユーゴスラビア連邦の実質主体国であるセルビアが非情なる軍事攻撃をしたとして国際的な非難を浴び、すっかり悪者になり、国連から追放され、後のコソボ紛争後には大統領が逮捕され、長期にわたって裁判にかけられる中、獄中死したという歴史がある。

    現在(本が書かれた2002年)、セルビアの首都ベオグラード(旧ユーゴ時代からの首都)は暗く活気がなく、戦争の跡がそのまま残る建物が並び、ガソリンスタンドには貴重な燃料を求める市民の車列をなし、暗い地下道には露天の商店が軒を並べる。一方、ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボ(オリンピック開催の地)は美しく、お洒落なカフェや世界のブランド品が並び、各国語が飛び交う。
    どうしてこういう結果になってしまったのか?紛争時にしたことは、どうやら双方、大差なかったようだ。しかし、我々日本人を含め、世界中の人々がセルビア悪、ボスニア被害者、と思いこんでしまった。
    その理由は一つ。実は、そこにアメリカの大手PR会社の存在があったからだった。

    これは陰謀説とかの話ではなく、全て公になっているドキュメント。いかにPR会社がうまくPR戦を制したか、その全貌(とまではいかないけど)が書かれている。我々マスコミや広告関係の人間はもとより、誰が読んでも驚きの事実が出てくるし、この本を読むまで自分もまんまと騙されていたのだということを、殆どの人が感じることだろう。
    最近、ネット上では、よく政府による情報操作だのなんだのって書かれている。例えば、安保法制の強行採決のマイナスを挽回するために国立競技場の見直しを直後に発表したことなど、その一つと言われる。しかし、日本ではアメリカのようなこうしたPR会社は存在しないと言ってもよく、電通のような大手広告代理店でも足下にも及ばない。ましてや、官僚や政党がやっている日本の情報戦力など、比較にならないと言える。それもよく分かる傑作本だ。

    ボスニア紛争が他の国の独立時と比べ大きくなった理由は簡単。他の国はそれぞれ固有の民族が殆どだから。独立します、と宣言すれば反対する人は国内に少数しかいない。ところが、ボスニア・ヘルツェゴビナの場合、最大民族が4割強を占めるにすぎないモスレム人、次が3割強の人口を占めるセルビア人、そして2割弱のクロアチア人。モスレム人が独立を可決したが、セルビア人はそれに反対する。当然、セルビア共和国も自分たちと同じ民族だからなんとしても独立を阻止したい。セルビア共和国はボスニア・ヘルツェゴビナ内のセルビア人と連携して軍事介入をする。

    アメリカの大手PR会社ルーダー・フィン社のワシントン支局、ジム・ハーフを中心とする3人のジムが、ボスニア・ヘルツェゴビナと契約してPR戦で勝負を挑む。俳優のような風貌で、英語が堪能、短い区切りで話すためテレビでの採用率が高いシライジッチ外相を“改造”し、さらにテレビ向けに話をさせるようにした。歴史学者であるが故にこれまでのいきさつを詳しく話そうとする外相に対し、その間にアメリカ人はチャンネルを変えてしまうと忠告し、今のことだけを話せなどと指導した。

    そして、勝利を決めたキーワードとなった「民族浄化」という言葉を、最初に選んだ。セルビア人が、村々でセルビア人以外を追い出している、という事実を取り上げ、「民族浄化」をしていると外相に言わせ、アメリカを中心とする西側に情報発信した。日本でも、これについては印象深い人が多いと思う。この本には書いていなかったが、セルビア人が現地女性をレイプして自分たちの血を入れているという話も聞いた覚えがある。

    また、追放した人々を収容する強制収容所があるという噂も利用した。実は、それは単なる捕虜収容所にすぎなかったが、アメリカのテレビ局を取材に向かわせ、鉄条網ごしにやせ細った男たちを撮影させた。それは強制収容所ではなく、撮影者側がある施設の外にいて、そこから侵入できないようにしている鉄条網だったことが後にわかる。しかし、強制収容所とは言っていないのででっちあげではない。その映像は世界に流れ、映像をTIME誌など各社が買った。

    しかし、ジム・ハーフがすごいのは、ナチスによるホロコーストを彷彿とするこの事態について、決して「ホロコースト」という表現を使わなかったことだ。社内文書にすら使わなかった。あの虐殺に比べてこの程度のことでホロコーストという言葉を使うのは冒涜だという意識がユダヤ人にあるため、逆に反発を招いてしまうだろうとの配慮からだった。その読みは見事に当たった。彼はユダヤ人の団体にも働きかけ、モスレム人を応援するようにアメリカ政府に言ってもらうことに成功したのである。それが、大統領まで動かした。
    ボスニア・ヘルツェゴビナの大統領などの手紙や演説もジム・ハーフが書いた。計算しつくされた内容だった。

    連邦側(セルビア)も負けていない。大統領は、連邦の首相に、なんと、セルビア出身で今はアメリカ人となっている人物を起用したのである。彼は製薬会社をアメリカで興して大成功し、メディアの使い方にも精通している。その首相が逆襲を謀る。しかし、アメリカのPR会社が契約してくれない。
    PR会社の助けがある国とない国。勝負はそこで決した。
    以後も素晴らしいタイミングでいろんなことを仕掛けていく。
    しかし、でっち上げはなにもない。誰かが何かを取材したり、言ったり、報告したりということに触覚を尖らせ、これと思った情報や出来事を利用する技術が素晴らしい。本当にプロ中のプロだった。

    PR戦に負けた新ユーゴは国連から追放された。その後、コソボ紛争では遂にNATOの介入を受け、大統領は逮捕、そして哀れな末路。本の最後には、そのコソボ紛争でも、ジム・ハーフはPR担当をしたことが書かれていた。

    アメリカのPR会社は、メディアを利用するだけではない。豊かな人脈を使い、あらゆる方面で戦略的に行動を行っていく。単なる「広告合戦」ではない。PR会社を雇えたか雇えなかったかの差により、人一人どころか、一国の運命まで違ってしまうわけである。

  • ボスニアヘルツェゴビナ(vsセルビア)の紛争がいかにUSのPR会社によって情報操作されたものだったか、という話。確かにセルビアが悪、と断定した方が話が分かりやすいし世論はそっちになびくんだろうなぁ、と。そもそも90年代の旧ユーゴスラビア周りバトルを全くと言っていいほど知らなかったので、そういう意味でも勉強になった。コソボ紛争とかも一度きちんと読んでみたい。

    BTW、DQ11のせいで3か月ほど一切本を読まなかったので、久しぶりに読書したら疲れたけど知的好奇心がむくむくと復活。人生で唯一飽きてない趣味読書、これからも時々中断しながら読み続けるんだろうな。

  • 情報をうまくコントロールできるかどうかで、結果が大きく異なっていく。「情報コントロール」の実態を頭に入れて、情報に接し、判断していかなければ、とあらためて思う。

  • ボスニア・ヘルツェゴビナ共和国 シライジッチ外務大臣
    ルーダーフィン社のジムハーフがPR ボスニア支持の論調を作り上げる

    セルビア共和国 ミロシェビッチ大統領 悪玉=セルビアの主人公とされる

    ユーゴスラビア連邦 パニッチ首相 セルビアのイメージ挽回するための切り札 間に合わず

    ソ連の崩壊でユーゴスラビア連邦から
     スロベニア、クロアチア、マケドニア、ボスニア・ヘルツェゴビナの各共和国が独立
     セルビア共和国とモンテネグロ共和国が新たなユーゴスラビア連邦を構成した

    ボスニア・ヘルツェゴビナの首都 サラエボ

    ボスニア紛争 92-95 旧ユーゴスラビアの民族紛争
    ボスニア・ヘルツェゴビナ 4割 モスレム(オスマントルコの影響でキリスト教からイスラム教に改宗した人んの末裔) 3割 セルビア人 2割 クロアチア人

    民族浄化 ethnic cleasing
    強制収容所 concentration camp

    モスレム人=被害者 セルビア人=加害者のイメージ戦略 PR会社

    ミロシェビッチをサダマイズした

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著者プロフィール

1965年、東京生まれ。1990年、東京大学文学部卒業後、NHK入局。ディレクターとして数々の大型番組を手がける。NHKスペシャル「民族浄化~ユーゴ・情報戦の内幕」「バーミアン 大仏はなぜ破壊されたのか」「情報聖戦~アルカイダ 謎のメディア戦略~」「パール判事は何を問いかけたのか~東京裁判・知られざる攻防~」「インドの衝撃」「沸騰都市」など。番組をもとに執筆した『ドキュメント 戦争広告代理店』(講談社文庫)で講談社ノンフィクション賞・新潮ドキュメント賞をダブル受賞。二作目の『大仏破壊』(文春文庫)では大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した。

「2014年 『国際メディア情報戦』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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