タイムスリップ森鴎外 タイムスリップシリーズ第1作 (講談社文庫)

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著者 : 鯨統一郎
  • 講談社 (2005年7月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062751384

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タイムスリップ森鴎外 タイムスリップシリーズ第1作 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 愉快痛快。荒唐無稽。な本。

    書店や図書館で「森鴎外」の本を見たら『モリリン』の本だ。と言ってしまいそう。

    近代文学の作家の名前や著書かたくさん出てきます。高校の国語の便覧の補助読本にいいかも。

    みなさん、梶井基次郎の『蜜柑』って本知ってますか。芥川龍之介ではないですよ。『檸檬』でもないですよ。「何言ってんの?」と思う人 この著書一読を。
    一晩で読めます。

  • やばーい!これ面白い!
    JKのしゃべり方が古いので違和感があるけど、それ以外が面白い!!
    森鴎外がアクティブなオッサン扱いされてる!
    もちろんフィクションだし、森鴎外が90歳まで生きることはなかったけど、もし生きていたらどんな作品を書いたのかなあ?と夢が広がった。
    あと、近代文学の時系列が整理できるし、文学の内容に貴賤はない、というのがにじんでてより本が身近に感じられて楽しい。
    うらら最高☆

  • 荒唐無稽、笑えるタイムスリップものといったら、これでしょう。文豪モリリンが現代に来て、はじけてます。

  • 森鴎外は、文学史上最大難問に突き当たります。
    しかも、タイムスリップしてしまった80年後の渋谷でです。
    女子高生のうららと元の世界に戻る方法を探しているうちに、
    意外な人物に出会います。

  • 鯨さんの作品は好きなのが多いです。
    とんでもない発想をちゃんとつじつま合わせてミステリーにしちゃうところがすごい!といつも感心。
    リアリティーがないとか、けしからん!とか堅いこと抜きに、軽いノリを楽しみましょう♪

  • 『タイムスリップ森鴎外』
    鯨統一郎 著


    大正十一年に没した森鴎外が平成の世にタイムスリップしてしまう物語。
    荒唐無稽どころか、史実だったのではなんて、思わせてくれる展開は、さすが鯨氏。

    彼の著書はどれも面白く、良い息抜きになるね。ただ、いかんせん装丁が著しくダサい...どれもこれも...
    もっと注目されても良いと思うんだけどなー。

    #読了

  • はじめは面白く、だんだんミステリアスに。
    今の時代に殺されかけた森鴎外がタイムスリップしてくるはなし。最後には自分を殺そうとした犯人が江戸川乱歩だとわかり、過去に戻る。

  • う~ん。
    着眼点は面白そうだったし、
    書評もまぁまぁだったので
    読んでみたが・・・。

    あり得ない事なら
    とことんまであり得ない方が
    楽しめたかなぁ~。

    あっさりと現在に染まったなら
    森鴎外らしく、
    病院で働いちゃうとか
    出版社で働いちゃうとか・・

  • 失踪(タイム・スリップ)だけではなく、連続殺人疑惑(犯人は誰?)、記憶・事項の変容など、読み所をはずさない。51

  • そのまんま、森鴎外がタイムトリップして平成の世の中に来てしまうお話し。
    鴎外の順応の早さにはびっくりだけど、色々な文豪の話なんかが出てきて面白かった。
    ただ、ストーリーは途中から強引過ぎて、思い込み激しすぎるだろーとツッコミを入れたくなる。

  • 知に知を重ねたミステリーだった!80年後の現代への森鴎外の溶け込みっぷりすごい。

  • インターネット黎明期の頃のネタが懐かしい。日本文学に疎すぎるので、本筋の話に若干ついていけてない自分が恥ずかしい。
    後半の駆け足感は否めないけれど、大団円でうまく収まっています。続編もあるようなので、いずれまた。
    ラップバトルが、ラップしてない。

  • 期待せずにひょいと買って読んだのですが、意外とおもしろかったね!奇天烈やなぁ実に奇天烈だぁって思いながら読んでたらいつの間にか終わってたよ。
    読んでみたい小説がたくさん出てきたので、それを買いにいくよ。タイムマシンでね。

  • 森鴎外がラップを歌いブレイクダンスを踊ります。笑!!!

    そして、森鴎外が宮部みゆきの本を読んでミステリーに目覚めます!!!笑!!!

    あり得ないけど、もしあったらすごいめちゃくちゃ気になる一冊。森鴎外、思いっきりタイムスリップして渋谷に来ちゃいますよー!!!

    舞姫のあの森鴎外!!!!

    なかなかヘンテコ、アホーな小説で赤川次郎ばりに会話文が多くあっさり読みきれる一冊だけど、いろんな本読んだひとだと出てくる小説の話がわかるからますます面白いかも!!!!もうゆうめ著名人がわんさかでてきます!!!

  • ちょっと飛躍し過ぎていて話について行けない。一応謎解きにはなっているハチャメチャ。タイムスリップ明治維新はまだ楽しめて良かったのだが。

  • ○大正10年(うろ覚えですが)、何者かに襲われた森鴎外。すでに死期を悟りながらも、「最後の一作を」と逃げ続けた鴎外がたどり着いたのは現代だった。迫りくる追手は誰なのか。鴎外は元の時代に戻れるのか。謎が渦巻くタイムスリップ物語。

    ○なんだかんだで、すさまじい速さで現代社会に適応してゆく鴎外さん。ベルリンでの生活に適応したように、時代の移動もなんのその。爆笑。とにかく持ち前の知能で適応してゆきます。ハンバーガーも食べるし、近現代の小説や推理小説も読みあさるし、サプリメントも飲むし、追手に対処するためにジムにも通うし、ラップも歌うし、ワープロもやるしパソコンも使いこなすし、FTPやホストコンピュータという言葉を素早く理解してホームページも開設します。「モリリンのホームページへようこそ!」、”一発太郎”を使う森鴎外なんて見たくなかった!最後にはふつうの体格のいいおっさんになります。

    ○一発太郎(いろんな検索サイトに一発で登録申請を送ることができる)や電話回線という言葉はとても懐かしい響きがするので、この本は一体いつに書かれたのかと思うと2002年。ためらいなくナイフを持ち出すような狂った若者が渋谷に居るのかとか、こんな昔の女子高生がいまどきいるのかと思ってしまうのは、当時の社会といま(2013年)の社会がそれだけ隔たりがあるということなのでしょうね。

    ○結末は、これでいいのか?と思いながら、反発したくなるであろう読者への配慮も感じられました。ただ、犯人の名前が現れるのが突然すぎる印象はぬぐえませんでしたが・・・・・・。余談ですが、鴎外がエリスをすっかりあきらめて結婚したとか、過去が変わったなら現在も変わるだろうとか、細かいところを気にすればきりがありませんが、そんなことを気にする必要はないでしょう。鴎外がとつぜん現代に現れ、普通のおっさんになって大正時代へ帰ってゆく。それがこの本の面白さです。

    ○余談ですが、現代より時代が進んであらゆる書籍の全文検索ができる時代が来たら、こんな事件はあっという間に解決するのだろうなと思いました。

  • 途中までは好きでしたが落とし所は嫌いでした。ありなオチやしニヤッとするオチやと思うんですが、実在の人物を使ってるだけに、もっとカチッと嵌るオチが欲しかった。 いつになるか分からんけど森鷗外を1冊ぐらいは読んでみたい。あっ、そういえば自分も『銀河鉄道の夜』の登場人物は猫やと思ってました。とりあえず先に宮沢賢治を読んでみます。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    何者かに殺されかけ、大正11年から現代の渋谷にタイムスリップしてしまった、明治の文豪・森鴎外。道玄坂で若者に袋叩きにされているところを女子高生・うららに助けられる。彼女の友人達の助けを借り、元の世界に帰る方法を探るうちに、文学史上の大疑問に突き当たり、鴎外を狙う意外な犯人の名が浮かぶ。

  • プロットも結末も全くダメ!

  • これは…!!かなり面白い!

    作品名の通り、森鴎外が現代にタイムスリップしてきてしまうのです。
    森鴎外が携帯でメールをして顔文字なんかも上手に使ってみたり、ラップなんかも歌っちゃいます。

    そして、かの文豪たちの秘密を暴いていくんですねー。

    フィクションなんですが、もしかしたら事実はそうだったのかも…??
    とついつい思わされてしまいました。

    きっとこの本を読み終わったら、気難しそうな文豪たちの事が少しだけ身近に感じれるはず。

  • タイムスリップシリーズ第1作目。現代に森鴎外がタイムスリップしたらという話。現代に対応していこうとする森鴎外がかわいく思えた。そしてとんでもなくアクティブ。マックでハンバーガー食べたり、ジムに通ったり、ラッパーになったりと、なんでも収得しようとする森鴎外の好奇心に笑ってしまった。でもこういう好奇心を持っているひとが、その経験を活かしていい作品を書いたりするのかもしれないね。
    こじつけに思えるところはたしかにあるけども、それでもやっぱりおもしろい。きちっとした歴史ものがすきなひとには向いていないけれど、こういうメタ歴史ものがすきなひとには気軽に読めていいのかもしれない。

    (389P)

  • 本当にこの作者はスゴイ。どっからネタを考えてんだろ。でもこの森鴎外、なんとなくシリーズの水戸黄門に似てるな〜。

  • 殺されかけた森鴎外が、現代にタイムスリップしてしまう話。

    現代に馴染もうとする森鴎外が、可愛かったです

  • タイムスリップネタを用いた鯨統一郎独特のペースのタイムスリップシリーズ第一弾!!

    この本が面白いと思える人は鯨作品と相性が良いはず。

    どんどん鯨ワールドにのめりこんで行こう。

  • ミステリ界の奇才、鯨統一郎氏の人気シリーズ一作目。

    明治の文豪・森鴎外が、何者かに殺されかけて逃げていった先は、なぜか現代日本の渋谷だった。

    というトンデモなところから始まり、渋谷のギャル女子高生に助けられ、現代の知識を貪欲に吸収していく森林太郎(鴎外の本名ね)、通称モリリン。

    果ては時空を越えた殺人事件の謎解きへと発展し……。

    と、まあ、トンデモです。(^^ゞ

    鯨統一郎氏と言えば、歴史上の謎を独自の新解釈で解き明かすミステリを得意としている作家。

    当然、この本もミステリです。

    SF風味の味付けがなされていますが、あんまり関係ないです。

    あの堅物のイメージがある森鴎外が、現代日本にかぶれていく様は、想像するだけで楽しくなりますよ。

    なんというか、教科書の著者近影に、思うさま落書きをしているかのような背徳感。

    そこを楽しむことができたら、こっちのもの。

    なので、あまり大仰に構えずに、楽しみたい方向けのライトミステリです。

    ちなみに僕は、個人的には森鴎外の作品はちょっとイマイチなのですが、森林太郎には、大変お世話になっております。

    森鴎外の文学的功績としては、たとえば『舞姫』とか『ヰタ・セクスアリス』とか、その有名な小説がありますが、それらではなく。

    本名の森林太郎名義で、ゲーテの『ファウスト』を本邦初訳したこと。

    それこそが、僕にとっては一番の功績なのです。

    実際に、大学時代、ドイツ文学を専攻していた僕は、ゲーテの『ファウスト』を中心に論文を執筆していました。

    現代では、『ファウスト』も多数翻訳が出ているので、訳書によっては解釈が違うことが、ままあるわけです。

    そこで、基本となる森林太郎訳の『ファウスト』を手に取り、そこから引用し、論文に役立てていたのです。

    ただし、森林太郎役の『ファウスト』には、多数、翻訳間違いの箇所があります。

    これは、のちの研究者たちのたゆまぬ努力によって一つずつ解明されていったのですが、そうはいっても、森林太郎訳は、他の訳書に比べて、日本語が伸びやかで、歌うような旋律で訳されていて、非常に楽しいのです。

    平明で、美しい日本語、とでも言えば良いでしょうか。

    原典の『ファウスト』は、全編が詩文で作られているので、非常にリズムが大事なのですが、韻を踏んだりリズムを取ったりと言うことを、のちの研究者たちは、「言葉のただしさ」に重きを置くために、若干殺してしまった。

    でも、森林太郎役の『ファウスト』は、多少の解釈違いがあろうと、非常に軽快な訳文になっていて、それそのものが、翻訳物ではなく、一つの作品として成立しているかのようにすら思えたのです。

    とにもかくにも、彼が『ファウスト』含め様々な作品を邦訳してくれたために、のちの文学者たちがとても助かったのは、言うまでもない。

    文豪・森鴎外のすごさは、その「文学」よりも、こういった訳書において、わかりやすく発揮されているような気がする。

    さて。

    この作品ですが、ライトなミステリであり、同時に、渋谷を舞台にした活劇でもあり、そのSF的設定は、僕らがよくやる演劇と、相性がとても良さそうに思えます。

    お芝居でやってみたいものですね。

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