時生 (講談社文庫)

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著者 : 東野圭吾
  • 講談社 (2005年8月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062751667

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時生 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 非常に面白い。一気に読みきる。
    物語の中に引き込まれてしまう。
    ありそうでなかった話??
    二回読んですっきりする。

  • 過去、現在、未來を繋ぐ父と子。過去の自分と未來の息子が会っていたら…。切なくって哀しくて楽しい。一息に読む。

  • 単細胞の主人公とその息子のトキオ。人間にとって一番難しいことの1つはちゃんと話を聞くことだと思う。人に、自分に耳を傾けられない人はいつまでも同じところをぐるぐるまわるしかない。反抗したくなるのは、何も知らないから。1人の人間を理解するにはその人の話をよく聞くことが大事。主人公がどんなお父さんだったかはあまり描かれてないけれど、トキオをみればよくわかる。1人1人人物が丁寧に描かれていて、最後の行を読むまで親近感がどんどん湧いていった。きっと何年も経って、詳しい物語の内容は忘れてしまったとしても、心に残っている作品だと思う。

  • 2017/03/01
    東野圭吾はもう読まないと思っていたけど、勧められて読んだらとてもよかった。
    良い意味で意外性もないしどんでん返しもない。
    きもちのよい父と息子の話。

  • 数ある東野作品の中でも好きな作品のトップクラスにくる物語だ。
    拓実には余命いくばくもない息子がいる。
    残された時間はもうわずかだ。
    そんなとき、拓実は妻に二十数年前に出会った少年の話をはじめる。
    若い頃の拓実は投げやりな人生を送っていた。
    そんな拓実の元にトキオは現れた。
    やる気のない拓実をときに叱り、ときに励まし、消えた千鶴の行方をふたりで捜しはじめる。
    どんなストーリーなのか?
    骨組みだけを説明するなら3行で済んでしまいそうな、どこにでもあるような、誰にでも思いつくようなストーリーである。
    でもそこに、東野圭吾という作家の手が加わったとき、ありきたりなストーリーは感動的な切ない物語へと変貌する。
    拓実とトキオ、ふたりの場面が楽しい。
    まさに生きている!!と実感させるトキオの行動力や真剣さが、後々になって切なさを倍増させる。
    読んでいて本当に面白い。
    面白いのに、最後の最後に感動が押し寄せてくる。
    やっぱり東野圭吾はすごい…とあらためて実感させられる物語だと思う。
    多くの人に読んでほしい。
    そして、最後まで大切に物語の世界に浸かりきってほしい。
    きっと何にか得るものが必ずあるはずだから。

  • 感動。拓実は他界する前に母へ感謝の気持ちを伝えられて良かったなぁ。生い立ちを恨むのではなく、受け入れて力強く生きていく姿に心打たれた。さすがは東野圭吾。読みやすく、感動しやすい。

  • 大学卒業時に友達から蔵書を大量にもらった中の一冊。
    積読状態のものを読破。

    とにかく面白かった!
    これは本当に素晴らしい一冊!
    誰しもにおすすめできる。
    命の尊さ、親と子の絆、
    誰のせいでもない自分自身の力で道を切り開いていく大切さ。
    とにかく良かった!

  • 面白かった。ミステリーの要素も個人的には入っていると思う。冒頭、よくわからない病名が出てきて科学の話なのかなとか思ったけれど違った。
    主に主人公の息子トキオが過去にタイムリープ(したと考えるのが妥当)して、主人公とともに一定期間過ごす。そんな中で主人公は自分と向き合い大切なものを確認し成長する的な感じ。
    主人公のクズっぷりがひどいけれど、それが最後の心温まるエピソードに何倍ものスパイスを与えた感じですね。
    ただ、終わり方がああいう形だと、何度もトキオはタイムリープしなければならず、救われないのでは?なんて思ったのは見当違いでしょうか。

  • おもしろかったー感動

  • ■内容 ※アマゾンからの引用

    「 あの子に訊きたい。生まれてきてよかった? 」
    悩む妻に夫が語る、過去からの伝言

    不治の病を患う息子に最期のときが訪れつつあるとき、宮本拓実は妻に、20年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。

    どうしようもない若者だった拓実は、「 トキオ 」と名乗る少年と共に、謎を残して消えた恋人・千鶴の行方を追った――。過去、現在、未来が交錯するベストセラー作家の集大成作品。

  • 感動のSFファンタジー小説。
    不治の病で最後のときを迎えつつある息子。死を目前にして、父は過去に息子と会っていたことを思い出す。父と息子の時をこえた不思議な物語。
    「生まれてきてよかった」と、いますぐ親に伝えたくなる一冊。

  • 人に薦められた本を読む第14冊目
    職場のウェイな先輩に薦められ。やっぱり!東野圭吾が!好きじゃない!文体が易しいだけであまり深みがないんだよなぁ。小説に2時間費やすより30分ドラマを見て済ます方が時間効率が良い気がする。遺伝的に寿命が短い事を了承しつつも授かった息子の、今際の際に立ち会う主人公。そこで、結婚する前に出会った不思議な青年の事を思い出すのであった。今の自分が在るのは彼との出会いがあったからー。ベタベタで、読むのが苦痛だった。

  • 不治の病を患う息子に最期のときが訪れつつあるとき、宮本拓実は妻に、二十年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。どうしようもない若者だった拓実は、「トキオ」と名乗る少年と共に、謎を残して消えた恋人・千鶴の行方を追ったー。過去、現在、未来が交錯するベストセラー作家の集大成作品

  • タイムスリップ? 設定に最初は馴染めなかったのです。

    時生は不治の病で亡くなってしまう。拓実の父も生後間もない頃の病気の後遺症を背負い、火事という災難で生涯を閉じてしまう。その時、拓実の母に向けられた言葉に胸をうたれました。
    「どうか僕の分まで生きて欲しい、君が生き残ると思えば、今この瞬間でも僕は未来を感じることができるから」
    この一文に、物語が集約されているような気がしました。

    そして、最後の一文はいるのかなと思いました。
    時生に会いたい、だからこその叫びだったのかもしれませんが。
    永遠これを繰り返すのか、時生を成仏させてあげてよ。が私の読後感想でした。
    いつのまにかどんどん引き込まれ読み終えてました。面白かったです。

  • 難病の息子とタイムトラベルの話。
    帯の「あの子に聞きたい。生まれてきてよかった?」がぐっとくる。
     

  • 死の床にある息子がタイムスリップして、若かりし頃の父親の危機を救い、精神的な成長を促す、という話。とにかく、若かりし父親、拓実がけんかっぱやくてひねていて、どうしようもない。読んでて不快だった。父親のこんなダメダメな姿を目の当たりにしたら息子もさぞかし辛いだろうなあ。

  • 感動した。電車の中なのに泣いてしまった。東野圭吾さんの作品を全て読破しようと記録しているが、今のところ1、2位を争う作品だと思った。

  • 面白かった!!!

  • 大枠はファンタジーですが、まぁあり得ない設定なのでそこはお遊び程度に。
    主人公の拓実の言動・行動があまりにも幼く、読んでいて不快でした。
    こんな嫌な人間が、なぜこんなに周りの人間に恵まれてるの?という不快さも。
    トキオの正体は早い段階で分かりますが、わたしがトキオの立場なら拓実に対して幻滅してがっかりしそうだな〜と思いました。
    私ならあんなに付きまとうことはないだろう、と。
    わざわざ元恋人を追いかけて大阪まで行ったのも、何か深い意味があるのか?と思ったら全くトキオや拓実には関わりのない別の事件が唐突に出てきたりして、必然性がない。
    なんか全体的にいまいちでした。

  • 今まで、ずっと東野圭吾の
    作品を読んできましたが、初めてです。
    読み終えた時、涙が出てきたのは。

    なんだろうな。。。
    前に読んだ「秘密」も
    映画を観てなければ
    泣いたんだと思うが。。。

    読みながら、自分なりの
    映像化をして行くうちに
    なんだか、じーん、としてきて
    ねぇ。。。

    久しぶりにいい作品だったな
    と思えました。

  • 引き込み方がこの人は本当に上手い。しかし動機が色々と安易な点もあり…☆3つ。

  • 東野さんの作品は直木賞受賞前後のころにかなり読んだのだけど、たまたまこれは読んでなかった。たぶん、SFっぽくて敬遠したんだと思う。東野さんの作品のいくつかの系統のなかでいうと、自分が一番好きな「秘密」に近いかな。そして三浦綾子さんの「塩狩峠」をかすかに思い出した。

    参院選があった昨日、日記に「未来がすこしでも良い方向にゆきますように」と書いた。とても暗い気持ちで書いたつもりだったけれど、未来、という言葉を何のためらいもなく使えるって、それだけでなんて幸せなことなのだろう。

    「好きな人が生きていると確信できれば、死の直前まで夢を見られる」

    「がんばって生き続けてください、きっと素晴らしい人生が待っているから」

    読めて、よかったです。

  • 拓実さんの性格がひどすぎて
    途中、くおおお…となりつつも
    どうやったらこのひどい性格が冒頭の
    良い感じの人の性格になるんだと
    読み遂げねば…とがんばった( ˘ω˘ )

    トキオ君がんばったなあ…。

    トキオ君が現れた時点で泣いてしまうわ
    と思ったけれどやっぱり泣いた。

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