LAST (ラスト) (講談社文庫)

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著者 : 石田衣良
  • 講談社 (2005年8月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062751773

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LAST (ラスト) (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • さすが石田衣良さん。7つの短編、どれも面白かった。ギリギリまで追い詰められた人間の最後のひとあがきを描いている。

    それほどダークではないので、初めての人にもとっつきやすいかも。

  • お金がらみのとってもダークな短編集。
    それぞれの主人公の今後を読者に想像させる終わり方。

    実際にこんな世界も有るんだろうけど、自分の事として考えると…てか、考えたくもないですね。

  • どうにも世の中から見放された人の追い込まれた最後の時間を描く。どうにかなったりならなかったり、人生は楽ではない。

  • アホやなぁ、なんでこんなになるまで借金をするんだろう。もっとはやく事業を畳むなり、破産すればいいのに。(破産しても普通に暮らせる)。

    でも、この作品はお金がなくなってからどうなるかがテーマなので人物たちがデフォで借金まみれになってるのは仕方ない。

    ダークな話とちょっと救いのある話が交互に収録されてたのが良かった。

    文は読みやすい。書き手の癖や作風なのだろうけど、小説の文章は「出来事」と「その出来事を受けて人物が抱く感情」の2ブロックに分かれるのだけど、出来事をダーッと書きがちで後者が少ないなぁとは思った。

  • 暗っ!
    重っ!

    読んだことないくせに、なんか明るく爽やかな若者の話を書く人だと思い込んでいたので、かなりびっくり。
    こんな話も書くのか。

    でも、割と好みです。
    最初以外、主人公がほんのり幸せになるのが良い。

  • 短編のせいもあり、終わりがパッとしないなぁ。と読み進めていて思ったけど、なんだかやたら暗い内容だったせいもあり、パッとしない感じで終わらせてくれるせいもあり、読後感がさほど重たくないのは、石田衣良の作戦か?笑!?

    パッとしないし、物足りない気もするけど、おかげでどんより暗い内容なのに後に引かない。

    数秒で内容忘れそうなくらい軽いです。笑

    重たい内容なんだけどね。

    精神衛生上にいたっては、暗さをどんどん掘り進んで思いっきり貶める作家もいるけど、なんかこうまでして暗い内容ライトに仕上げるのもこれはまたあり!な感じでした!笑!

  • 全体的にダークな世界。幸せと対極にある世界だった。

  • 全体的に暗くなるお話。だけどさすがに借金地獄に現実味がなさすぎてそういう意味では知らない世界を覗けることにどきどきしました。衣良さん本人も書いてたけど出し子の話だけちょっとすっきり終わってて一番良かった。

  • 10年近く前に出会って何度も読んでる作品。
    自分が落ちてる時に何故か読んでしまう。
    安心もしないし、むしろ更に落ちる気がするが
    読まされてしまう。
    なんだろうこの魅力は。
    石田衣良さんのクサさも◯

  • 借金、風俗、ホームレス、別居…自分が平和に暮らしていることって幸せなんだな

  • 何かに追い込まれた(多くはお金であるが)人々が人生のラストで見せる行動は時には自分をとことん追い詰めたり人生の一発逆転へと導くこともある。本書はそんな人々を描いた短編集。人が追い込まれる状況やそれまでの社会に起こる原因は実際に起こっているもので現実離れしていないシチュエーションなので一つ一つの話に引き込まれてしまった。

  • 人生で追い込まれた人達が撃つ、最後の反撃を描いた物語。
    『反撃』と言ってもそれが必ずしも正義では無いし、
    現状をひっくり返すものばかりじゃない。

    例えるなら『線香花火』。
    火玉がポトリと落ちる寸前に一度だけバチッと爆ぜる事がある。
    それは。とても美しかったり力強かったりする。
    しかし、ポトリと落ちる事は避けれない。
    この作品はそんな最後のバチッを描いている物語の短編集です。

    よく知らないですが、
    こういう小説もフィクションと言えどリアリティを持たすために取材をして、
    事実を参考に書いてる事が多々あると思います。
    そう考えると世の中には僕の知らない世界がまだまだあるンだと知らされました。

    あと、石田衣良の書く小説に出て来る『追い込まれた人』って、
    ほぼ借金で首が回らなくなった人なんですよね。
    この作品も例外なくそんな感じ。
    下手な精神的苦痛を題材にした作品より、
    よほどリアリティがある。

  • ラストな話いろいろ。
    ダークだ。
    それもまた人生!?

  • 本当に後がない人の話がいくつか詰まってる
    後がない気がしてる私が今これを読むのは、私にはまだ後があるって教えてくれてるのかな

  • 外国人窃盗団に雇われ、通帳から現金をおろす出しこの男が最後に打った手は…。
    住宅ローンに押しつぶされそうな主婦が選んだ最後の仕事とは…。
    リアルで凶暴な世界に、ギリギリまで追い詰められた者たちが、最後に反撃する一瞬の閃光を描く。
    明日への予感に震える新境地の連作集。

  • 追い詰められた人達が最後に擦るする反撃。追い詰められた環境で何をするかにその人の本質的な考えが表れる気がする。読んでて苦しくなる。

  • ひとり石田衣良フェア第二弾。あまりにも別世界過ぎて、あんまり共感出来なかった。一歩間違えれば自分も主人公達みたいになりうるのに呑気なものです。「間違えれば」っていうのはちょっと語弊がある言い方だな。人生に正解なんてない訳だし、中には望んでそういう生き方をしている人達もいる訳だし。所謂「推奨される生き方」からは逸脱した人生なので、平凡に生きていきたい自分としては、あまり共感出来なかったというのが感想。

  • 色々な人のラスト。堕ちてて行ってしまった人が、最後に生きる事に覚醒して行く。
    生きるというテーマがそれ程重たく無く、久し振りの石田さんの作品ですが、恋愛がテーマの作品が多い中、違った一面がありました。

  • 「明けない夜はない」この言葉に尽きる。

  • 金銭的に追い詰められた人々の短編集。
    ひとつひとつ濃かった!
    重い話ばっかりなんだけど、一気に読めた。

    ラストライド/ラストジョブ/ラストコール/ラストホーム/ラストドロー/ラストシュート/ラストバトル

  • いろんなラストを描いた短編集。
    どん底に追い詰められた中でも、それなりのハッピーエンドを迎えている。
    ちょっとライト過ぎたかなぁ。

  • 金銭トラブルは怖いと感じた。自分がこの本に出てくる登場人物にならないように、気を配らなければならない。

  • 『LAST』
    いろいろなラストが詰まっています。
    ラストを迎える時の一瞬のキラメキ。

    極限の中に最大のドラマチックが待っています。
    それぞれのラストに立ち会ってみてください。

    (ラストは必ずしも幸せでなくとも良い END)

  • 自分わ追い詰められたら
    どうなるんだろー(p_-)
    重いし暗いしグロいし…
    後味悪いのに現代問題というか…
    考えさせられる内容なのは石田さんらしい。

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LAST (ラスト) (講談社文庫)の作品紹介

外国人窃盗団に雇われ、通帳から現金をおろす出し子の男が最後に打った手は(「ラストドロー」)。住宅ローンに押し潰されそうな主婦が選んだ最後の仕事とは(「ラストジョブ」)。リアルで凶暴な世界に、ぎりぎりまで追い詰められた者たちが、最後に反撃する一瞬の閃光を描く。明日への予感に震える新境地の連作集。

LAST (ラスト) (講談社文庫)のKindle版

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