- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062751773
感想・レビュー・書評
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石田衣良さんの本は、描写が生々しくてびっくりするところがあるけど、好き。一歩踏み超えると、こんなぎりぎりの今を生きている人たちもいるんやろな。
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暗くて読後感がいや〜な感じ。自著解説が興味深い。いろんな公募に応募してたんだなあと。
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概要
7つの短編集
1.ラストライド
2.ラストジョブ
3.ラストコール
4.ラストホーム
5.ラストドロー
6.ラストショート
7.ラストバトル
みんなどの話も、死と関連した話になっていて、基本的に主人公派切羽詰った状況に身をおくことになる。
自分自身が死の淵に立つこともあれば、他人のそういう状況を傍から見るものもある。
でも、とりあえずぐろかった。
普通の死とはちがって、ホームレスとか借金に追われてロシアンルーレットさせられたり、テレクラの出来事とか、日常生活とはかなりかけ離れた、わたしにとっては関わったことのないような世界での出来事が多かった。
そんなことあるんだみたいな感覚で読んでたけど、実際こうやって、この本よ感想を書いている間にも同じ東京にいても、この本ででてくるような事件がおきているのかもしれないと思った。
日本の本当の姿なんて、1つではないけど、私が捉えている日本なんて、一般的な表面部分でしかなくて、本当のところは何事においても、裏に隠れているんだろうなと思った。
一国って、奥が深いなと思う。 -
まあまあ
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2006.1.31
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なんか色んな人の最期の話。あんま面白くない。深みがない。
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色々な「LAST」の短編集。
描写が生々しくてちょっと辛かったりした。
個人的には「ラストライド」「ラストジョブ」「ラストコール」が印象深い。
キャッチコピーの「もうあとがない!でも明けない夜はない。」がそのまま表してるなって感じ。
石田衣良はいつも「今」という時代を追っているような気がする。