猫丸先輩の推測 (講談社文庫)

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著者 : 倉知淳
  • 講談社 (2005年9月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062751834

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猫丸先輩の推測 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 解決ではない。猫丸先輩の解釈である。
    それが真実かは確かめない。(確かめる話もあるが。)
    納得できればそれで良いのである。

  • 猫丸の頭脳に、日常の謎が追い付いていない
     推理ではなく、あくまで推測なのですが、だからと言ってすっきりしないという訳ではありません。猫丸の推測は一応説得力がありますし、事件は解決したように思えるからです。
     ただ「夜届く」は良作だと思いますが、後は正直言って微妙です。特に後ろの2作は、取り上げるほどの謎でもないと思います。愛嬌ある猫顔探偵は勿論、挿絵のイラストも可愛らしく、ほのぼのミステリを演出していますが、猫丸以外はむしろイライラする箇所が多いです。猫パンチしたい気分。

  • 印象としては、「隅の老人」と「ブラウン神父」を足して2で割り、そして倉知さんの柔らかながらも皮肉の効いた雰囲気でコーティングした感じ。

  • 今回も哀れな役回りの八木沢君。ヘンな電報を受け取ったり、食事しに来いと言われたりたかられたり。

    今回も、「ああ。こう言うアルバイトしてるのかー」と思うような色んなアルバイトしてましたね。
    アルバイトしてるのか、勝手に割り込んで邪魔してるのか。
    夜店のお話はいいですねー。雰囲気が凄く出てて。
    自分にとっての夜店って、結構大掛かりなお祭りのだから、なんとなく珍しくて懐かしくて。いい感じでしたよ。

    最高だったのはやっぱり動物園でしょうか。
    猫丸先輩、ついに!!!
    って感じで。
    さぞ似合うんだろうなぁ……

    想像するだににたにたしちゃいます。
    電車の中で読んではいけない(笑)

    先輩もの以外も読んでみようかなと思います。

  • やっぱり日常の謎ものですごく好きな本!とはならないな

    日常でこんな不思議な事が起こった時、猫丸先輩のように柔軟に落とし所のある答えを見つけられたらとても楽しそう
    解決一つ一つは分かりそうで分からない、なるほどな!という感じ

    この絵は好きじゃないなぁ

  • タイトル通り「推理」ではなく「推測」なので解決には至りませんが、猫丸先輩の解答が良い感じにぶっ飛んでいて楽しめました。
    ベストは【失踪当時の肉球は】。逆説的解決が鮮やかですし、コテコテのハードボイルド探偵がちくわを持って猫捜しするというギャップがツボにハマりました。
    その他【桜の森の七分咲きの下】は序盤の余談が最後に繋がってくるところが、【たわしと真夏とスパイ】は細かい伏線を回収しながら論理的な解決がなされているところが良く出来ていると思いました。

  • だいぶ間を開けてしまいましたが猫丸先輩シリーズであります。講談社文庫に移り、挿し絵がついております。個人的に雰囲気は創元推理文庫の方がすきですが(苦笑)
    短編は全て日常の謎系。正直、結論にもう一捻り欲しいかな、といった感じです。解説にもありましたが、ゆえに『推測』なんだと。確かにこの発端が全ての日常の謎系の下地にあるようにも思うので、価値あるものだとも思います。

  • 短編集
    最後に2作は、何処かで読んだ記憶がある
    何処で読んだのかな
    雑誌にでも連載していたのかな
    思い出せない

  • 猫丸先輩が好きを。
    どんどんかっこいい要素や事件性はなくなってきたけれども。

  • 好きです、猫丸先輩。

  • 一応、『安楽椅子探偵』の系譜に入るのかな?
    事件といえるかどうかわからない不思議な事象を、猫丸先輩がことごとく説明を付けていくという物語。
    この手の小説では、自分の問題に解決を与えてくれるのだから、猫丸先輩に尊敬の念を抱いてもよいはずなのだが・・・自分がその立場になった場合に、ちょっと疎ましく感じるかもしれない。問題が解決されてうれしいのだが、別のもやもやが胸に残ってしまう。
    むしろ、傍観者の立場で、問題を抱えた人と猫丸先輩のやりとりを、第三者として眺めるのは、おもしろいのかもしれない。
    本書では6編を収録した短編集。

  • 4
    「夜届く」は出色の出来。面白い。
    それにしても半分ぐらい読みとばしても、話の筋は何故かしっかり頭に入っているのが不思議。

  • 友達にはなりたくないけどちょっと離れた位置で観察してたいです。(笑)
    http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-826.html

  • 軽く読めるけど、侮れない。楽しく読めました。

  • いやー、いいねぇ。 猫丸先輩のキャラは。
    ミステリーといっても、死体も殺人も出てきません。日常の謎を猫丸先輩がぬるっと解決します。あ、いや、違うな、推測します。
    「一つの解釈」と言っても何となく納得させられます。 
    短編集なんで、読みやすく楽しい本です。
    ストーリーは「夜届く」が好きですが、探偵の郷原さんとデザイナーの葉月のキャラが好き。

  • シリーズ短編集。
    軽くミステリが読みたいときに。

  • 図書館より。

    挿絵が可愛いなあ、可愛いなあと思っていたら、なんと絵本作家の唐沢なをき氏の筆だった。そりゃかわいいはずだわ。好きだもの。

    内容は、日常の謎系。
    本格ミステリのような壮大なトリックはなし、殺人なし。
    正直最初は物足りなさを感じる予感がしていたが、推理小説に求めるものを「鮮やかで大がかりな謎」ではなく「個性的なキャラクターの活躍」というところに転じてみれば、猫丸先輩のキャラクターのたちっぷりは申し分ない。
    ちんまり小さくって少年のような細ッこい体躯をしているくせにスモーカー、というギャップが、個人的にはつぼだった。
    わたしの考える「名探偵の素質=人間愛」という構図には当てはまらないものの、時折見せる冷たい表情から、「犯罪(ほとんどがいたずらとか町内お騒がせレベルだけど…)のからくりを見抜く力がある=自分の中にも犯罪者と同じような意地の悪い発想回路がある」とみられる。好奇心が強くて人生を隅から隅まで楽しもうとする楽天的性格を持つかたわら、底意地の悪い一面も持ち合わせているところが気に入った。

    「失踪当時の肉球は」の私立探偵が、しょっちゅうちくわをぶらぶらさせている描写が出てきて、それが何ともお間抜けに見えて笑ってしまった。

    にゃんこの鳴き声の描き方も多彩。ほんとうに猫が好きなんだなあ。「ぶるにゃん」って…!

  • 題名通り推測が述べられてるだけ。
    見方を変えればこうなるなぁと確かに思うけれども、見方を変えるためのきっかけとその推測にたどり着くまでのぐだぐだ感がぬぐえない。ちょっと読み進めるのがきつかった。

  • 猫丸先輩のキャラが大好きです。
    どんな容姿なのか色々想像してしまいます(笑)

  • 旅行用に文庫本を。夜勤で読んでんだけど。猫丸先輩の短編集。特に印象には残らないな。日もたったし、何も覚えてない・・・

  • 猫丸先輩の奇人っぷりと、八木沢の憐れさは健在です。
    日常を側面からみたような謎と解決は笑えて楽しいものばかりでした。
    古典名作をもじっているのであろう各編のタイトルもおもしろいです。

  • 『家火災、至急連絡されたし。』夜な夜な届く不審な電報、花見の場所取りをする新入社員を次々襲う誘惑と試練、行方知れずの迷い猫...。平和だった毎日を突然かき乱す小さな「大事件」を、神出鬼没&ほのぼの系の名探偵・猫丸先輩が鋭い推理でずばり解決!これぞ本格ミステリの精粋といえる6編を収録。

  • いわゆる「日常の謎」系ミステリーの短編シリーズです。
    猫丸先輩の、可愛いのに毒舌というキャラがいいのだ♪

  • 個人的にはまったりし過ぎた内容で、物足りなかったけれど、血が流れないミステリーを読みたい方にはとてもオススメ。

    猫丸先輩のように柔軟(?)な考え方が出来る人はボケなさそう。見習いたい。

  • [加納朋子さんが解説を書いている]
    解説……ではなくて怪説 加納朋子

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