深川黄表紙掛取り帖 (講談社文庫)

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著者 : 山本一力
  • 講談社 (2005年11月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062752541

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深川黄表紙掛取り帖 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 2017.10.2(月)¥250(-2割引き)+税。
    2017.10.2(月)。

  • 江戸深川の表向きは定齋(薬)売りの主人公である蔵秀を主人公に、仲間である雅乃、辰次郎、宗佑の4人組が悪人を斬る仕事人ではなく、知恵を絞って悪人を成敗するという短編5編からなる物語で、これまでの山本一力作品でも登場した賭博を仕切る猪乃吉親分の助けを借りて、役人や豪商と渡り合う姿は痛快でした!
    蔵秀の両親も知恵者でいいキャラでしたし、蔵秀と雅乃の恋の行方も気になるところです。
    早速、続編もいってみようと思います!

  • 最初は誰が誰やら…という感じで、もしかしてシリーズの二作目だった?と思うほど取っつきにくかったが、慣れたら楽しく読めた。でもこんなに主役格必要か?ってのは最後まで思った。
    江戸時代という時代背景が背景にならず、永代橋を架ける話や改鋳が生活に密着した出来事として読めたのが面白かった。

  • 電車の中で隣の人が読んでて、面白そうだったんです。
    ページの上部に書かれている目次「端午のとうふ」をネット検索して、この作品に出合いました。

    時代物での「なんでも屋」稼業。
    難解な問題をアイデアで解決!
    読んでて楽しい気分になれる良い作品。

  • 出張に出ると、移動時間に必ずしも仕事出来るわけでもない。ホリデーシーズン、ド満席のエコノミーでMacBook開くのも一苦労、ここは諦めて(?)溜まった本の消化に費やそうかと。こう言うときは安定感有るのが良い、と言うわけで毎度お馴染み山本一力作品。どうも話がうまく運びすぎるきらいも多い山本作品、しかも最初は今ひとつ乗りきらないな、と思いながら読み進めていくのだけれど、後半になるにつれて安定感が出て盛り上がる。本来は冒頭の一章の短編ものだったのが、続編要望で延びていった話と思われ、途中ダレるところもあるんだけど、そう言う安定感はさすが山本作品だなあ。

  • 損料屋喜八郎シリーズよりもカジュアルな内容。キャラがそれぞれきちんと立ってる物語はやはり読んでて楽しい。商人や町人の心意気を存分に楽しめて飽きの来ない良作。

  • 第一弾
    五話で構成されているが連続もの
    深川の四人の話。暴力沙汰はないが、とか言って知的な話でもない。
    情に絡む話か?
    紀伊国屋文左衛門、柳沢吉保等が絡んでくる。
    悪は懲らしめる傾向はある。

  • ★2つか1つか迷ったが。
    物語にダイナミズムがないし、人情ものめいたオチらしきものも感じられない。
    この作家、無理やり設定に史上の人物を置いてストーリーを語ろうとする癖でもあるのだろうか?
    今作品および直近読んだ1作品ともども成功しているとは思えない。

  • 設定がもの凄く好みなんだけど、なんだかのめり込めなかったんだよなあ。
    でもなんか好きだなあ、という読後感。これはきっと大人になってから(そういうと今のわたしは何なのかということになるが)、もう一度読み返すと別の感想が得られそうな気がするから、数年後にもう一度読み直そう。

  • 定斎屋(薬の行商)の蔵秀と3人の仲間たちの裏家業。江戸のお店で起こった金銭トラブルを時に騙りを使って解決していく…という感じの内容でしょうか。

    仲間たちも、手練れの行灯職人、大きな小間物問屋の一人娘、印形屋の次男坊と様々。それに渡世人の猪之吉も加わったりして、楽しいんだけど…読み進めていくうちに何でこんなバラバラな人達が集まったのか、とか、この稼業を始めたきっかけとか色々別のことが気になって何とも集中できなかった。続編は出てるみたいだけど、後で前日譚も書くことを意図しての書き方なんでしょうか?じゃないと、かなり未消化。

    でも、お話じたいは、江戸の人々の粋とか、人の情を大切にしてるところなど、感じられて、読んでて心地いいし、悪どい成金親子を懲らしめるところなんかは、かなりスッキリした。

  • 推理小説でもいい!

    この作品は続編があった気がします
    そっちを先に見た気がします

    再読しようっと!

  • 敵役(というか、ヤラレ役というか)としてあちこちの商売に手を出している大田屋という店が出てくる。それについて、とある登場人物のセリフ。
    「それも一から作り上げるんじゃない。ひとが苦労して育てたものを、カネと脅しとで横取りする盗人だ」
    某時代の寵児だった男が、どうしてあれほど嫌われたか、このセリフに集約されている。
    金儲けが悪いんじゃない。そのやり方だ。特に日本人は、↑のような人間を嫌うのだ。人間、嫌われたら最後。周囲がこぞって落とし穴を掘るかんね。

  • 舞台は、江戸は深川仕掛は、江戸っ子男女4人仕掛ける相手は、雑穀問屋大店丹後屋、材木卸紀伊国屋。50表の発注が500表になってしまった大豆の捌き仕様や、紀伊国屋から言い値で売ると言われた材木の引き上げと小判での支払の様。ひらたく言えば、金融、会社経営と、現代的な設定なれど、基本は江戸ものなので、市井の活気や生活感などが随所に感じられて、読んでて楽しい♪

  • 時は元禄七年七月、よろず引き受け屋を裏家業にする四人の若者の活躍劇。四人の機知が元禄バブルに踊ったよこしまな奴らの鼻を明かします。江戸深川の粋、何よりも見栄を大切にする気質がよく描かれています。読んで痛快、読後感爽やか。シリーズ化された模様で第二弾『牡丹花』が発売されています。本書はコンゲーム小説としての楽しみが一番ではあるが、蔵秀と雅乃のお互いを想う淡い気持ちの行方も気になるところ。シリーズの中でどう進展していくのか注目。

  • いつも思うが、読み始めに食いつけない(笑)
    が、読み進めるうち
    大田屋、紀文、猪之吉、雄之助など
    見事に絡み合っているなぁと。
    最後、吉保のくだりはもう少し深く書かれていてもよかったかな。
    続編を考え、巻末に登場させたのなら仕方の無いことだが。

    粋で男気あふれる・・・という、
    いつものかっこよさは足りないが
    続編も楽しみになる一冊であった。

  • 人の名前を覚えるのが苦手なのに、一気に登場人物が出てきて、続きものだったのか?と悩んでしまったが、やはり1冊目のよう…せめてもう少し4人の紹介は細かくしてくれたらと思ったけど、なんやかんやでおもしろかった

  • この作家の書く江戸の庶民はいつも一生懸命明るく前向きです。今回も若い4人が活躍しますが、読んでいたすックリします。疲れた気分のちきにいい本です。

  • 時はお江戸。4人の若者たちが知恵を絞って厄介事を解決する裏稼業。
    お金に汚いヤツをぎゃふんと言わせろ!!

    と、なかなかに痛快です(笑)

  • 江戸小説。話というか雰囲気というか、全てが面白い。山本一力さんの本はハズレなしなのではないでしょうか?

  • 2007.11
    もう少しキャラがたっていたらもっとよかったかも

  • 山本さんの作品は本当に小気味いい。幕間に必ずその出来事が起こった季節を彷彿させる一文が入り、自然と物語に引き込まれていきます。知恵を寄せ合う件は絶妙。

  • 定斎売りの蔵秀とその仲間が知恵で様々な問題を解決していく、連続短編集。
    江戸の地図が欲しくなる。
    一力さんらしい作品。

  • 定斎売りの蔵秀とその仲間が持ち込まれる厄介ごとを知恵で解決する連作集。定斎というのは夏負けの薬で、夏季にしか商売がない。しかし、彼らは今で言うイベントプランナーのような仕掛け人となって、様々な問題を解決していく。しかも毎回彼らが企画するイベントがあたるから凄いものだ。最後には全てが丸く収まりそうで、好感が持てる。【2007年3月31日読了】

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