ノスタルジア (講談社文庫)

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著者 : 小池真理子
  • 講談社 (2005年12月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062752695

ノスタルジア (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 繭子と雅之・繭子と俊之の情事の始まり?の描写がすごくどきどきした。雰囲気があってなかなか素敵な大人の小説だったけれど、ラストがちょっと納得がいかない。そこで『クマ』かぁーと…。そこはお姉さんの役目であって欲しかった。結局その辺りの、繭子と家族の関係が投げっぱなしだったのが、残念。  【2009年1月30日】

  • 展開が予想通りだったけど良かった。
    繭子の姉ちゃんみたいな人いるよなー

  • 猫が出てきます。少しだけ。

  • 読んでる途中、「んああっ!!」ってなった。炭酸飲んだような。

  • 再読。

    主人公の姉が本当にいらつく。だけど悲しいかな、その姉の余計なお世話で真実を知ることができる。でも知らない方が良いこともあるかな。最後は切なかった。

  • 大人向けのティーンズ、というと矛盾してるけどそんな印象の話し。

  • 姉の千春がうざいと思ってましたが後半ちょっと納得。昔の私は姉の千春のようなタイプでしたが、今なら繭子の気持ちがちょっとはわかるつもりです。それにしても、切な過ぎますね、結末…。でも、実際に、人を切実に想う気持ちというものは、時空を超えてしまうものなのだろうと思いました。

  • 【既読】
    ラストの展開に胸の奥がぎゅうと締め付けられました。
    愛し、愛されていたからこそ苦しい、最期。

  • 読んでてちょっと怖かった。でも恋の幻想的な要素を考えると、ある意味誰にでもおこりうることかと思った。

  • もしかして・・・。
    中盤から感じ始めた予感は的中。


    妻子ある父の友人との恋。
    これは世間的には許されないことなのかもしれない。
    それでも、人を愛することを、こんなに純粋に綴られると、繭子を応援せずにはいられなかった。
    愛に走る人生もいいじゃない!


    ラストは決してハッピーエンドではなく、涙があふれたけど、不思議なほどの満足感。

    大人の女性にピッタリな本かも。

  • 妻子ある恋人が亡くなって15年、
    瓜二つの息子と再び恋に落ちる。

    確かに幻想的なんだけど、どうも腑に落ちない。
    理解できるようになるにはまだ早いのかしら。

  • 図書館の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    妻子ある父の友人と恋に落ち、突如その死を看取った。それから15年、武蔵野の路地裏でひっそりと暮らす繭子のもとに故人と瓜ふたつの息子・俊之が訪ねてきた。胸騒ぎはやがて懐かしさに変わり、人生の半ばを過ぎた二人は逢瀬を重ねていく…。圧巻のラストシーンが胸をうつ、大人のための幻想恋愛小説。

    「幻想恋愛小説」の意味が分からず読み始め、途中から疑問符付けながら読んでいましたが、このラストは痛すぎます。
    本を読みながらほんとうに久々に気がついたら落涙してました。

    なぜ、どうして、なんのために、
    という疑問符はすべて無駄になってしまうこのラスト。
    それでも人間は生きていくのだと、生きていかなければならないのだという現実が息をさせてくれない。
    そんなラスト。

    そこに至るまでの描写が美しくて、雅之も、俊之も凛として美しい。
    似ているだけで愛せるものではない。
    けれど似ていることが気持ちに拍車をかける。そんな恋。
    恋しいと思う気持ちが招いたことなのか。

    痛いけど
    苦しいけど
    呼吸の方法忘れてしまうけれど
    素敵な1冊でした。

  • 綺麗な大人な恋愛小説。

  • 図書館。
    人外の恋。
    でも、綺麗だなぁ、と思いました。

  • はじめましての作家さん。

    大人の幻想恋愛小説。
    父の友人(父と同い年)に恋する主人公。
    彼が亡くなって15年、愛する彼の息子から連絡が来て恋に落ちるお話。
    かなり複雑な設定です。
    途中からゆるやかーにファンタジーになります。
    展開の仕方も大人向けで今の私が読む本ではなかったかな。
    最近不倫小説ばっかりよんでいる気がします…。

    不完全燃焼のまま終わってしまいました。
    本当に愛する人が出来たらこうなるのかな?と思ったり。
    文章が読みやすかったです。
    でも描写が少し生々しいところが苦手でした。


    他の作品も読んでみたいです。

  • 親子ほども年齢の離れた男女の恋、
    しかしそれは幻想。


  • 小池さんの著書には、ところどころに死が匂うものが多い気がする。
    彼女が悪女のすすめで出てきた時、ちょっと格好いいおねーさんが出てきたなって思ったものの、それ以降、彼女の著書を手に取ることがあまり無かった。
    子育てしている時には、彼女の著書から、得られるものは何も無かった。
    それは私自身が”生”を育てている最中だったからだ。
    死のにおいがするものから遠ざかりたい本能だったのだろう。
    同時に、生々しい恋愛モノも私は読めなくなってた・・
    愛読書は”わたしの赤ちゃん”だったり”プチ・タンファン”だった(笑)

    40を過ぎて、子育ても一段落、母の立場は変わらないけど、娘たちを地球のどこででも暮らしていけるような基本的な人間に育て上げたと思う。
    私は母ではあるけど、ひさかたぶりに個人を取り戻したと感じている。
    それは、動物として、確実に死にも近づいている生存年月の表れでもあると思う。
    決してマイナス思考的発想だと思ってもらいたくない。
    ゆっくりと過去を思い出したり、まだある未来を想像してみたり、封印していた感情や行動を少しずつ自然に解放ったり出来るってことなのだ。
    色んなことの優先順位も変わってきている。
    それは一つの親離れ・子離れなのだのだ。

    考えたら、面白いのはこれからなんじゃないかと思う。
    人は歳を重ねて磨耗していく感情もあれば、研ぎ澄まされる感情もあると思う。

    で、最近また小池さんの著書が読めるようになった。
    生き方は勿論違うけど、私より少し先を行く同世代の方が書くものは、とても興味深い。
    彼女の書くものが、裏と表の意味も含めて受け入れられる今、ちょっといいじゃない?(^_-)☆

  • 父親の友人と恋をして、なくなった恋人の息子に14年後に会うというお話。

    大人の女性の描写がとてもステキなところが、小池真理子さんの魅力だと思います。

  • おもしろかった。父親と同年代の男と恋に落ちて、その男の死後15年、その息子が尋ねてくる。最後はなんとなく小池真理子っぽくない終わり方やなぁと思ったけど感動したぁ〜☂ฺ

  • "恋"より面白かった☆
    最後の展開はなんとなく読めるんだけど、「父親と同じくらいの人と恋愛して、それから15年後にその父親と同じくらいの年になった息子に会う」っていう発想が面白い。
    2006/4

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