ノスタルジア (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.32
  • (12)
  • (16)
  • (46)
  • (9)
  • (2)
本棚登録 : 210
感想 : 25
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062752695

作品紹介・あらすじ

幻想に彩られた人外の恋

妻子ある父の友人と恋に落ち、突如その死を看取った。それから15年、武蔵野の路地裏でひっそりと暮らす繭子のもとに故人と瓜ふたつの息子・俊之が訪ねてきた。胸騒ぎはやがて懐かしさに変わり、人生の半ばを過ぎた2人は逢瀬を重ねていく……。圧巻のラストシーンが胸をうつ、大人のための幻想恋愛小説。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 展開が予想通りだったけど良かった。
    繭子の姉ちゃんみたいな人いるよなー

  • *妻子ある父の友人と恋に落ち、突如その死を看取った。それから15年、武蔵野の路地裏でひっそりと暮らす繭子のもとに故人と瓜ふたつの息子・俊之が訪ねてきた。胸騒ぎはやがて懐かしさに変わり、人生の半ばを過ぎた二人は逢瀬を重ねていく…。圧巻のラストシーンが胸をうつ、大人のための幻想恋愛小説*

    大人のファンタジー。さすがの筆力で読ませますが、個人的にはファンタジーでない設定の方が好みなので、まあ…。描写そのものは美しく、引き込まれます。

  • 猫が出てきます。少しだけ。

  • 読んでる途中、「んああっ!!」ってなった。炭酸飲んだような。

  • 2014/08

  • 再読。

    主人公の姉が本当にいらつく。だけど悲しいかな、その姉の余計なお世話で真実を知ることができる。でも知らない方が良いこともあるかな。最後は切なかった。

  • 大人向けのティーンズ、というと矛盾してるけどそんな印象の話し。

  • 姉の千春がうざいと思ってましたが後半ちょっと納得。昔の私は姉の千春のようなタイプでしたが、今なら繭子の気持ちがちょっとはわかるつもりです。それにしても、切な過ぎますね、結末…。でも、実際に、人を切実に想う気持ちというものは、時空を超えてしまうものなのだろうと思いました。

  • 【既読】
    ラストの展開に胸の奥がぎゅうと締め付けられました。
    愛し、愛されていたからこそ苦しい、最期。

  • 読んでてちょっと怖かった。でも恋の幻想的な要素を考えると、ある意味誰にでもおこりうることかと思った。

全25件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

作家

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小池真理子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
小池真理子
宮部みゆき
小池真理子
小池真理子
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×