黄色い目をした猫の幸せ―薬屋探偵妖綺談 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 105
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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062752756

感想・レビュー・書評

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  • 再読。シリーズ原点でありつつ最終巻に引き継がれる伏線のある大事なお話。表紙にもなっている、原形座木さんに手ずからアイス食べさせるシーンが好き。

  • 薬屋に少年良太が訪れた。中一の佐倉康を殺してほしいと。秋たちはもちろん拒否したが、康は頭と四肢を切断された状態で死体で発見された。その後出てくる四肢と頭。
    良太とリベザルの友情。しかし、良太の母と妹も殺され、その場で発見された良太は心神喪失状態。
    そして、ルーマニアの妖怪南雲が捕まる。冤罪なんだが、ま妖怪だしw そして真犯人はの謎解き?はあるんだけどね。
    リベザルって人名じゃなかったんだね。

  • 薬屋さんシリーズ第2弾。今回は被害者か子供ってことで読み進むのがちと辛かった。犯人のジコチューも相変わらず嫌いだし、それを理解してるような周りの奴もなんだこいつ!だったし(>_<)言葉遊び的な3人の会話もちょっとよくわからんとこもあり…でもやっぱりこの3人が可愛らしい☆なんか魅力を感じるんだよねぇ☆そして結構なページ数でもあっという間に読了。くせになる文体というか、わたしは好きです☆漢字得意なわたしでさえ読めない漢字が多いのはちょっと…なんだけど。リベザルが可哀想でちょっと悲しかったかな。続編も読みます!

  • 事件は本当に解決したのだろうか。
    本人があの状態では分からない。
    再会が不幸なものにならないことを願います。

  • 薬屋探偵シリーズ第二弾。
    ある日、薬屋に中学生が殺人を依頼しに来ます。もちろん断ったけれど、ターゲットがバラバラ死体で発見されたことから、事件に巻き込まれます。
    なんとなくだけど、第一弾より読みやすかった。
    バラバラ死体が出るだけに、描写がエグイ感じもあるので、弱い人は気を付けたほうがいいかも。

  • 座木さんの変身前(原型)の姿がかわいくて実際にいたらいいなと思った。
    黒いきつねみたいな感じなのかな。かわいいなぁ笑
    また、座木さんの女版も新鮮だった。でも性別まで変えられちゃうのはびっくりした。ということはリベザルも変えられるのかな?

    あとがきにも書いてあったけど、私も「リベザル」のことずっと「リザベル」って読んでた。無意識すぎて怖いけどリザベルのほうが読みやすい...。笑

    今回の事件はバラバラ死体だったけれど小説の中のフィクションとしても想像がしやすい描写だったためにちょっと悲しい気分になった。
    最後のリベザルと良太君の終わり方は切なかったし残念だった。
    せっかく芽生えた友情が消えてしまうのはやっぱり辛いよね。

  • 再読。これが初投稿とかすごいなぁ。後につながる登場人物も出てきて、再読もまた面白かったです。座木さんのアルコールワードで癒されたい(笑) ここからのリベザルの成長を思うとまたほっこりしますね。「三つめのパン」の話が好きです。

  • 長く感じる。
    読み終わるまで、時間がかかりました(;^ω^)
    内容は、嫌いじゃないんですけどね・・・。

    古本でシリーズをまとめ買いしたので、頑張って読みます。

  • 薬屋探偵妖綺談のシリーズ第2弾。
    1作目よりも読み易く、話の繋がりも分かり易かったので楽しめました。
    ただ、今回も読後に自分の中で謎が残ってしまいました。
    タイトルの「黄色い目をした猫の幸せ」とは、どういう意味なのでしょう?内容との繋がりがわからなかったのが残念。
    最後まで読み終えたあとに、プロローグを再読してみて最初に読んだ時には意味を取り違えていたことに気付きました。事件の謎が分かった上でもう一度読み返すと、新たな発見!が出てきそうな気がします(かなりページ数が多いので、再読できそうにありませんが…)。
    上流坂署の刑事組が、なかなか面白いです。

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著者プロフィール

茨城県出身。芝浦工業大学工学部機械工学科卒業。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー。著作に、デビュー作を始めとする「薬屋探偵」シリーズ、「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズ、「フェンネル大陸」シリーズ(以上、講談社)などがある。2019年5月に「うちの執事が言うことには」が映画化された。

「2023年 『雨宮兄弟の骨董事件簿 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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