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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
読んでいて、なんだかあたたかい気持ちになれた。子供は生まれる親を選ぶことはできなくて、ふみちゃんはちょっと複雑な家に生まれてしまった。でもやっぱりどんな親でも、親は親。愛して欲しいと思うのは当然のことで、なのにお父さんとのつながりがなくなってしまったのが切なかった。柳さんの落ち着いて丁寧に生きているところがとても好きだと思った。自分だったら、好きな人が亡くなったら、取り乱して何も手につかなくなってしまうから。周くんとふみちゃんの今後も見てみたいな(*^^*)
物語に大きな波はなく、ひとつひとつが淡々と綴られています。
でも全く退屈させないし、どんどん物語に引き込まれていきました。
それはきっと登場人物が魅力的だからかなと思いました。私は主人公のお母さんが一番好きです。
母親らしくない、奔放なところが女性として魅力的。
その他にも魅力的な登場人物がたくさん出てきます(^^)ぜひ、お気に入りの登場人物を探してください!
心に響く小説は、冒頭での引き込み方が違う。
その意味ではこの小説の冒頭は凄く、良い。
中盤以降はゆるやかに停滞していくが、それもまた味かなと思ってしまった。
敬語を使う彼には違和感が一杯だけれど、二人の距離感が伝わる。
物語ではなくて、彼女ならではの文章表現が、読んでいて胸を温かくさせた。
前々から読みたかった本。文庫になっていたので購入☆
短いし、読みやすいのでぱぱっと読めました(講義中に…)
描かれているのはさりげない日常で、特別大きな事件もないんだけど。
なんだか暖かくて、さわやかな話です。
島本さんの本は全部同じ穏やかな空気が流れている気がする。
同世代の作家さん。
騒がれていた頃は興味を持つ事もなかったのですが、大人になってからひょっこり借りてみました。
個人的にはとても好きな作品で、いい小説の書き方をされている作家さんだなぁと思います。
その後何冊かこの方の他の作品を読みましたが、何だか後もう一歩の感がしています。でもその部分も含めて、新刊が出たら読んでみたいと思う先々が楽しみな作家さんです。
島本さんは好きな作家の一人。
なのになぜか未読だった本です。
これがねえ、周がいいんだ…。すっごく好み。
ふたりが徐々に近づいていく様子もよかった。
だけど一番好きなのはお姉さんだ!(きっぱり)
苦さと酸っぱさと、ほのぼの温かいが詰め込まれたお話でした~。
ずっと気になっていた作家さん。
軽くてゆるやかで読みやすい文章でした。
主人公・ふみの、家族を含めた他人との距離感が好ましいです。
少しずつ、近づいていく年下のボーイフレンドとの関係。
少しずつ、遠のいていくだろう父親への思い。
大事件が起こるわけでも大恋愛をするわけでもない。
でも、日常ってそんなものではないかと。
題名どおりの道のりで、あたたかい余韻を残して終わります。
さらっと読みたい土曜の夜なんかにオススメです。
高校を卒業してからアルバイトをしながら生活する主人公。
それを取り巻くどこか愛くるしい登場人物たち。
この小説のあとがきを見てハッとしたのを覚えてます。
詳しくは思いだせないけど、あとがきを見て初めてこの本のタイトルの意味に気付かされ、小説って奥が深いなーと感動しました。
小説の内容はそこまで深いとは思わなかったのですが、この作品がもつ文章の柔らかさとか雰囲気がとっても好きです。
雨が降る土曜日のドトールで読んだ。
特に印象に残らない感じ。
でも、淡々と、幸せな日々と、雨の土曜日に読むのがあっているなーと思った。
島本理生を読み始めるときは、いつも深呼吸する。
いつどこで自分の思い出が溢れ出てくるかわからないから。
彼女の作品には、ひとのくすぐったい記憶を誘い出す力がある。
ナラタージュを読んでしまった後なだけに、
ちょっともの足りない感じでした。
ふみちゃんと家族、周りの人たちの
日常をさらりと描いた物語。
周くんはなかなかかっこいい。
あと、おかぁさんのキャラがかなりすき。
こんなおかぁさんになれたらいいな。
柳さんの言った言葉にはかなり賛成です。
「どんな言葉にも言ってしまうと魂が宿るんだよ。言霊って言うのは嘘じゃない。書道だって同じことで、書いた瞬間から言葉の力は紙の上で生きてくる。そして、書いた本人にもちゃんと影響するんだよ。」
表紙の写真と『リトル・バイ・リトル』というタイトルからなにか伝わってくる気がした。 主人公の橘ふみは、父親の違う妹の面倒を見る。全く当たり前に。逃げた父や頼りない母に代わり、進学をやめ働くことにも一切ためらいが無い。 今どきでもこんなコが居ると信じたい。疑ったりし斜に構えたりしないでそう信じたい。そう思わせるあまりにも滑らかなサラリとした書き方だ。野間文芸新人賞を獲った作品だとい... 続きを読む »
高校卒業後アルバイトをしながら、母親と小学2年生の異父妹と3人で暮らしているふみ。習字の先生である柳さんや、母親の紹介で知り合った周などと触れ合いながら過ぎていく優しい時間を描いた作品。
優しくて温かい気持ちになれる作品でした。
登場人物それぞれが魅力的で、こんな世界に生きていたら良いだろうな、と感じました。
個人的には周のお姉さんが好きだったな。

53冊目。再婚、家庭内暴力、母子家庭。複雑な事情を抱える家庭に暮らす主人公が家族や恋人とのふれあいを通じて少しずつ(リトル・バイ・リトル)前へ進んでゆく、物語。






