非常線 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 39
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (608ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062753036

作品紹介・あらすじ

同僚殺しの容疑をかけられた金谷刑事は、真犯人を挙げ自らの潔白を証明するため、取り調べ室から逃走した。同僚・鹿島が探っていたコカイン密売組織を追い、警察から逃れる金谷に次々と襲い掛かる危機。刑事魂を捨てず、フェアに戦い続ける金谷を待ち受ける真実とは?手に汗握るアクション警察小説の傑作。

感想・レビュー・書評

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  • 同僚殺害の濡れ衣を着せられた主人公の刑事が逃亡しながら真犯人を追う。主人公が関わる登場人物がなぜがいずれも理解があり、ラッキーの連続で物語が進み、絶対絶命という場面もなく、追われる緊張感という点では物足りない。

  • 刑事ドラマが好きな人間にとっては、何度読んでも最高の作品。人物が魅力的。スピード感やハラハラ感が楽しめる。。。読んだのだいぶ前なので詳細な感想は3回目読んでからにしようと思う。

  • 日本版「逃亡者」。ただし、逃げるのは現職だった刑事。

    ご都合主義がやや鼻につくが、600ページ弱を読ませてしまうのは。大したものです。

  • 2012年30冊目

  • 次から次へと絶体絶命な局面に襲われ、最後までスリリングな展開でノンストップで読めた。絶好のタイミングでお助けキャラが登場するのは、お約束な感じではあったけれど(苦笑)。それに、最後は尻切れトンボの感が拭えず。途中の女の子の約束はどうなったとか、恋人はどうなったとか、、、。事件の方も、同僚が殺されるまでどこまで核心に踏み込んでいたとか、何かうやむやのまま終わってしまった感が否めない。それなりに面白かったけど、最後は何だか消化不良、、、。

  • 無実を証明するために刑事は逃亡者になった。
    同僚殺しの容疑をかけられた金谷は、真犯人を挙げ自らの潔白を証明するため、取調室から逃走した。同僚・鹿島が探っていたコカイン密売組織を追い、警察から逃れる金谷に次々と襲い掛かる危機。刑事魂を捨てず、フェアに戦い続ける金谷を待ち受ける真実とは?手に汗握るアクション警察小説の傑作。(Jbook参照)

  • ハードボイルド好きな母から。どうにもこうにも主人公のたらい回されっぷりに「またかよ!」とげんなりしてしまいました。もしやこれはジェットコースター小説世代のいけない部分なのでしょうか。いやでもそれにしたって。そして読者(ていうか私)に何の印象も残さず散ってしまった老年刑事さんが哀れです

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著者プロフィール

1965年、福島県生まれ。福島大学経済学部卒業後、地元の銀行に勤務。’89年退行後、文筆活動に入る。92年、『エノラゲイ撃墜指令』(新潮社)が日本推理サスペンス大賞佳作となる。著作に、『摘出』『非常線』『核の柩』『刑事魂』(以上、講談社。『刑事魂』は文庫化にあたり、『警官魂』に改題)『導火線』『警視庁特捜官魔弾』(徳間書店)がある。

「2019年 『ワンショット ワンキル 警視庁特捜官』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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