起業前夜〈下〉 (講談社文庫)

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著者 : 高任和夫
  • 講談社 (2005年12月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062753098

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起業前夜〈下〉 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 自社の不正が想像以上に深いことを知り、それを隠すことしか考えない組織に失望した主人公は、ついに会長へ直訴。その結果、地方支店への左遷を命ぜられるが、そこで新たな生きがいを見つける。

    上巻と比べると、ストーリーの流れが速く、主人公に都合の良いイベントが次から次へと発生。そんなに人生って、うまくいくもんかね。そして、最後に主人公が選択するのは・・・、タイトル通りだ。

    バブル崩壊後、破綻した山一證券をモデルにした団塊サラリーマンが正義に燃えるストーリー。やっぱり正義は報われるということだ。

  • 出産で入院した妻の退院を迎える電車の中で読破。

    上巻は読むのに少し時間がかかったが下巻は
    すらすらと読むことができた。

    猪狩雄二は負債を大量に抱えた扶桑証券の上層部へ
    経営体制を抜本的に変えていかないと倒産すると警告し、
    意見具申を行ったが上層部は銀行がもっと負債を抱えている事や、
    大蔵省のこれまでの甘さを考え猪狩の意見を聞こうともしなかった。
    そればかりか意見具申した猪狩を反発分子と捉え、山形支店への左遷を
    言い渡す。山形で新たな顧客とのつながりを見出したり様々な経験をするなどして左遷されても腐らずにいたがそんな中扶桑証券の不祥事が発覚し社長が逮捕される。これまで信用していた専務が社長に抜擢されるなど会社を再び再建する準備が猪狩に整ったように思えたが・・・

    ビジネス小説を初めて読んだがかなりおもしろかった。
    次は同じ著者の「燃える氷」を読みたい。

  • 山一證券破綻をモデルとした経済小説。仕事も家庭も順風満帆に行っていた証券マンの「選択」。自分の揺れ動く心に向かい合いながらの進む道とは。サラリーマンにとって、仕事で得た、部下、お客と、女性との絆は、「働く」意味を与えてくれる。お得意先からは、社長として、元部下からは、一緒に働きたいと、まさに夢ような生き方。妻、子供との会話にもなかなか考えさせられる場面が登場してくる。登場人物の会話が主人公を際出してくれる。また、女性の服装にたいしても絶妙な表現。読んで、確かにかっこいい。実際は、仕事ができる、人間力に豊かでもあっても、その価値感を認めないであろう。といのうは、企業人はバランス感覚で生きているから、組織からはみだす主人公に対しては付いていかないのが現実であろう。20080506.

  • 「働く意味や目標が改めて問われる、サラリーマンにとっては、しんどい時代のはじまりだ。」
    主人公はこのことを身をもって経験したのだと思う。
    私は主人公の心の変化を必死で追っていたけど、最後の最後で主人公は何も変わっていないんだと気づかされた。

    「仕事の不安は、仕事をやりつづけることによってしか解消されないね」
    主人公は見事に実行したんじゃないかな。

  • (上)からの展開で葛藤の深さが伝わってきました!サラリーマンとして、一個人としてどのような行動をとるかを色々考えさせられました☆

  • 会社は起こすもの

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