分冊文庫版 絡新婦の理 (四) (講談社文庫)

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著者 : 京極夏彦
  • 講談社 (2006年2月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062753173

分冊文庫版 絡新婦の理 (四) (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • めちゃさくさく読めて京極堂シリーズで一番面白かった 取り上げてる題材も興味あるジャンルだったので個人的にタイムリーで良かった

  • 再読読了。
    2回目のほうが楽しめた。年齢を重ねたからなのか、「落とす」時に語られた動機がとても悲しくかんじた。あんな家族は辛すぎる。

  • シリーズの中でこれが一番好き。
    ややこしすぎるー!
    話も難しいー!

    でも、綺麗に終息する。
    美しい。

    この蜘蛛の館の構造が知りたいので、
    是非映像化してほしいです。

  • 読み終えました…

    相変わらず、京極堂の世界は難解で頭が痛くなる、片手間では読ませない、本だけに没頭する時間を必要としますね…
    残忍で美しくて、どうしようもなく魅力的で中毒性があります。
    あの分量に毎回慄くくせに、読み始めたら終えるまでその世界から抜け出せなくなる。

    今回のは特に難解でありました。
    聡明な女性と言い合う京極堂の言葉が、理解できず…これは何年かたてばわかるようになるのかしら?
    百鬼夜行シリーズで一番好きなのは、この小説が驚くくらい絶妙な位置にあるというところです。
    理解できそうで理解出来ない。全くわからなそうで、大筋は理解できるー。
    このちょっと背伸びしてる感じが、なんだか好きなのです。たまらなく。

    そして
    関口くんが出てくると本当にホッとします。笑

  • ≪あらすじ≫
    「あなたが-蜘蛛だったのですね」。桜の森の満開の下に響く京極堂の声。いまや恐るべき大計は成就した。だが、何故にかくも累々たる骸が晒されねばならなかったのか。神代の昔から続く理を開顕した陰陽師の発する哀しい問いに「真犯人」の答えは…。古今未曾有、瞠目の構造を織り上げた京極文学の金字塔。
                               (BOOKデータベースより)
    ≪レビュー・感想≫
    いよいよ最終巻。憑物落しの巻でした。
    4巻目を読み終わって、すぐ1巻目の冒頭を読み返しました。

    もちろん面白い作品だったんですが、それよりも只々、凄いの一言に尽きます。この一連の事件の真犯人が綿密に張り巡らせた蜘蛛の糸の真相もだし、この作品自体の完成度も本当に凄いと思いました。
    しかも、事件のきっかけが「魍魎の匣」に繋がっているなんて・・・

    もう出ないのかな・・・と思って読んでたら最後に少しだけ関口が出てきて、なぜか安心しました。美由紀は、これからも出てきそうな予感。

  • 京極夏彦/京極堂がミステリーの皮を被りながら憑き物落としをしようとしているのは、われわれ読者であることを確信した一冊です。認識論、身体論、性と密教、仏教あるいは悟り、と関連性を持ちながら続いた集大成として生き物/ジェンダーとしての男女まで物語は射程を広げ、ある意味第一話にも輪廻するように、ウロボロスの蛇のような趣のある、このシリーズの集大成の物語でした。久しぶりに、読み切ったところで震えが来て、ここまでシリーズを読み込んできて良かったと思いました。ミステリという枠組みで捉えるのが矮小な気がする世界観を提示してくれる、数珠の一冊です。

  • 「あなたがーー蜘蛛だったのですね」

    この言葉で締め括られる4巻。最後に漸く関口くんが登場。
    こうやって京極に寄り添えるのは彼ならではなのかなとぼんやり。
    邪険にされ、同行をやんわり断れても聞かず結局は同行。友人ではなく知人だと称しつつも、京極堂にとって関口君の存在の大きさを感じさせるラストでした。

    桜の木の下の光景を眺める関口君の独白は物悲しさと、彼の見える世界の美しさを感じさせます。
    しかし、次の宴の支度を読んでみると、そんな伏線!と叫びたくなります。

  • 当然のように冒頭(1巻)に還る。
    それがまたくるくると蜘蛛の巣的なことか。
    粋だぜこんちきしょう!好きっ。

  • 「あなたが―蜘蛛だったのですね」。桜の森の満開の下に響く京極堂の声。いまや恐るべき大計は成就した。だが、何故にかくも累々たる骸が晒されねばならなかったのか。神代の昔から続く理を開顕した陰陽師の発する哀しい問いに「真犯人」の答えは…。
    古今未曾有、瞠目の構造を織り上げた京極文学の金字塔。

  • 終わってから1巻を読み返すとゾクゾクする。あと関口君…

  • 読み返しが必須。

  • 10年ぶりその4。
    見事な蜘蛛の巣でございました。織作家の家系図を書いてみたら、これまた見事な蜘蛛の巣に。

  • 2010/11/18読了。
    「あなたが―蜘蛛だったのですね」

  • 5月17日には読了。

  • すごかったー。
    ふとしたことが複雑に絡み合って事件を作り出してて、ほんとスゴイとしか言いようがない。
    語彙がないので惜しいな。もっと気の利いた感想を書きたいのですけど。

    ・・・ただねー。
    やっぱりなんとも人死にが多すぎるというか。切ない。
    あとやっぱ難しかったな。
    宗教的なこととか女権がどうとかさっぱり興味もないので、なんかこう・・・正直、理解は諦めた。
    つ、次は頑張る・・・!

    個人的に一番テンション上がったのは最後の関君と京極堂のやりとりです。
    もう仲良すぎるだろコレ。お前らお互い好きすぎ。
    なんやかんやでやっぱり2人は友人なんだな、と思いました。

    あとは4巻まで読み終えてから1巻に戻ったときですね。
    そういうことか! とぞくぞくしますよ。

  • 目潰し魔と絞殺魔の二つの連続殺人事件と、フェミニストの亭主失踪と女学園の売春事件とあれやこれやが実は全部かかわっている。
    全貌が把握できないままに読み終わってしまった。事件の黒幕・女郎蜘蛛の正体は最後の最後に明かされるが、そのときには戻って読み直す気力はもうない。
    神話や妖怪ウンチク、フェミニズム論に興味がある人にはオススメ。

  • き−39−116


  • あ、蜘蛛の正体の推測当ってた。

    ……気付いたら先生(関口)の存在がなかった。最後にだけ出てましたねー。ほぼ総出演だったのに……。

  • ■内容(「BOOK」データベースより)
    「あなたが―蜘蛛だったのですね」。桜の森の満開の下に響く京極堂の声。いまや恐るべき大計は成就した。だが、何故にかくも累々たる骸が晒されねばならなかったのか。神代の昔から続く理を開顕した陰陽師の発する哀しい問いに「真犯人」の答えは…。古今未曾有、瞠目の構造を織り上げた京極文学の金字塔。

    ■感想
    なんとなくイメージとして、水墨画のような印象を受ける。全体的に墨と白、そんな感じで色彩の印象を受けない。モノクロームの世界。

    絡新婦の理に、まさしく蜘蛛の糸のように張り巡らされている女性論は面白い…というか心地いい。

    私自身、趣味で古典をかじったことがあって、現代の感覚で読むと違和感をどうしてもぬぐえなかった部分が、妻の地位が重要であること、女の家に通うこと(というか婿入り前提)、あとは後宮に入っての後ろ盾が、父より母の身分の方が重要視されていること。
    現代の場合はそうでもない。一見「妻の地位が重要」で「婿入り前提」に見えても、それは彼女の父親が偉いからというケースばかり。
    古典は「彼女の母親が偉いから」なんだよね…ここがなんとも。ううん。

    調べればいいんだろうけど、疑問に思っても、もともと調べたいことは別のことだったのでスルーしてもうた。その謎を京極が見事に解いてくれている。ううむ、すごい。

    あとは個人的に最初の頃の織作茜の描写が好き。○○というよりは××、という否定形のとこ。うん、写真では(あるいは黙っていれば)美人だけど、動いちゃうとなぜかそういう印象が砕けるって人いるよなぁ(これは男女関わらず)。

    しっかし日本人にとって、キリスト教(というか一神教…てくくると怒られるのかな)て、想像以上にものすごく理解しづらいものなんだなぁとしみじみ思う。
    それと同じく、キリスト教(一神教)が当たり前の人って、多神教が理解できないものなのかしら。

  • 京極堂シリーズはどれも好きで全部あげたい。これは織作一族がとてもすきだったなー。話自体も女学生とか周りが立ってて好きだった。

  • やはり蜘蛛はあなたでしたか。
    それにしても最後に死にすぎだ…

    関口、最後に出てきた…

  • 関口が出ると救われた気になりますね。

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