春のいそぎ (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062753739

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  • ひさびさに。
    破滅をみる、ということ。
    いままで読んだものより、設定が今の時代に近い部分があり、読みやすい。

  • 父親が自決したことで心に傷を負った姉2人と弟が、
    それぞれ大人になってからの不毛な恋愛関係に悩み溺れてゆく話。
    内容自体はドロドロ感満載のようでいて、
    主人公の数馬の立ち居振る舞いが思いの外サラッとドライな感じなので、
    愛憎劇と言うにはちょっと拍子抜け。

  • 三人兄弟それぞれが厄介な恋愛関係を持っており、最後は深みにはまって底まで落ちるのかなと思ったけど、そうはならなさそうだ。末の弟が快活な性格で飄々とした感じがなかなか気持ちが良い。

  • 84年前、1926年1月6日韓国生まれの小説家。1980年にこれからというのに志半ばで食道癌で死去。享年54歳。

  • 装丁カバー写真が山本昌男ですよ!それだけ、それだけ。美しい。
    中身はおいおい読む。

  • 私が読んだのは妹の本棚にあった古い頃の春のいそぎでした。
    最近新装版で刊行されたようですね
    二人の姉妹と弟の恋愛を描いた名作が復刻!終戦の翌日に自決した父。心に傷を負った篤子、保江姉妹と、その弟・数馬は成人した後、それぞれが恋愛に悩みを抱えるようになる。

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