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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
短編集。表題作の「スイス時計の謎」を含めた「あるYの悲劇」「女彫刻家の首」「シャイロックの密室」の四作品を収録した作品集。中編の長さのある作品が多め。 「あるYの悲劇」:Yというダイイングメッセージが書かれた殺人事件。このYについてはあとがきにある考えと一緒で、ちょっと厳しいいんじゃないかなあと思ってたり。どちらかというと「やまもと」のほうが驚いたり。 「女彫刻家の首」:この作品集で唯一の... 続きを読む »
2年に一度開かれていた“同窓会”の当日、メンバーのひとりが殺され、被害者のはめていた腕時計が消失。いったいなぜか…。火村の示した間然するところのない推理に「犯人」が最後に明かした「動機」とは。表題作ほか謎解きの醍醐味が堪能できる全4編。国名シリーズ第7弾。
「スイス時計の謎」が好き。私にしては珍しく、読み終えた直後にもう一度読みたいと感じ、始めのページに戻りました。二度目はオチが分かっているのでまた違った味わい。死んでしまったら終わりなんだな、としみじみ思いました。
駆け足で読んだから、「スイス時計の謎」のトリックがいまいちわかってない。もう一度読み直せばよかった。
裏切らない!面白い!
4作の短編を収めたこの作品。特にスイス時計の謎は緻密な叙述トリックが組まれていて、解決に向けてバラバラに散見された伏線が結集して一つのロジックに繋がる。これぞ本格ミステリだと言わんばかりの作品。
作家アリス、国名シリーズです。短編4作。短編にしては長かったかもしれない。
ロジックが支配する世界、という言葉が作中と論評で出てきたけれど。確かに理路整然としたロジカル世界は癒やしの効果があるかもしれない。
有栖川さんの作品は王道の本格ミステリということですが、その割にあっさりしてて読みやすいですね。
国名シリーズ7作目。 短編です。
短編ですが、読み応えも十分です。
このシリーズの短編では一番好きな本です。
表題作「スイス時計の謎」は、いろんな意味で印象的な話でした。アリスの同級生が事件に巻き込まれ、アリスの過去の話も出てきます。最初に読んだのは、何年前だったか。 こちらも大人になったので感じ方は多少違うけど、救われたよね。
「女彫刻家の首」のラストの火村の言葉が忘れられない。
久々の有栖川作品。
特に表題は爽快な本格推理。おもしろかった!
大きなトリックもなし、奇抜な展開もなしですが、すべて材料を与えられ、ロジカルに謎解きができる秀逸な作品でした。
さすがです!
国名シリーズ第7弾。表題作が面白い!論理の整合性の美をまざまざと見せ付ける、シリーズの中でも久しぶりのヒットでした^^
「他の容疑者が論理的に白なら残った一人が黒」
なるほど!と唸らされる、見事な謎解きは職人技の域。有栖川作品は、本っっっ当に読み応えのある短編が多いのが嬉しいな〜。
表題作の他も良かったのですが、シャイロックの密室だけは、少し肩透かしな感じ。…フェアじゃないような…←
殺人現場の壁に被害者が書き残した「Y」は何を示しているのか(あるYの悲劇)
切断された女性彫刻家の首を持ち去った殺人者は、何故頭の位置に彫刻の頭部を置いたのか(女彫刻家の首)
完璧に自殺に見せかけた筈の殺人者が犯したミスとは…(シャイロックの密室)
表題作が素晴らしいロジック。名作です。
【あるYの悲劇】小粒な話。ダイイングメッセージの解釈はおもしろかったです。
【女彫刻家の首】謎はとても魅力的でしたが、真相は平凡なものでした。
【シャイロックの密室】倒叙形式なのは楽しい。密室トリックは普通です。
ここまでの3作はダイイングメッセージ、首切り、密室というポピュラーなネタにひとつの解釈を示しており、短編としては多彩で良いと思います
【スイス時計の謎】これもポピュラーでありきたりな謎なのですが、やはりロジックが素晴らしいです。
中年男達がそれぞれ抱える人生の悲哀も感慨深く、無機質なロジックと、男達の物語がうまく合っていたと思います。
中篇という長さもちょうどよかったです。
表題作だけは、切れ味がものすごい。ディモーニアックなくらいロジカル。
他の短編は残念としか言えない。
火村&アリスの国名シリーズ七作目。 ・あるYの悲劇 ダイイングメッセージもの。日本の名字は奥が深いです。火村のハッタリもナイス。「あの記号」の書き順については首を傾げてしまいました。私はいつも一筆書きするんですが…… ・女彫刻家の首 首なし死体。何故頭部を隠さなければならなかったか?がポイント。結末は天の裁きなのか、それとも偶然なのか。 ・シャイロックの密室 倒叙もので密室もの。犯人の視... 続きを読む »
臨床犯罪学者・火村英生と推理作家・有栖川有栖のコンビが送る、国名シリーズ。 論理的思考のできない私は今回もまた、ただただ火村の前にひれ伏すだけなのでした。 「あるYの悲劇」 インディーズバンドのギタリストが所持していたギターで撲殺された。壁には「Y」の血文字が・・・。 なんか読んだことがあると思ったら、アンソロジーに収録されていた作品でした。思いがけず再読。そしてまた感心。 残された... 続きを読む »
四つの作品が収録されています。
どの作品もいいですが、特によかったのは表題作の「スイス時計の謎」これはあとがきにもある通り直球すぎるほどの本格ミステリです(笑)
派手な事件でもなければ大トリックがあるわけでもないですが、見事すぎるロジックで推理小説の醍醐味を感じさせてくれます。
これは本格ミステリ界に将来にわたって伝えるべき作品と言っても過言ではないのではないでしょうか。
久しぶりにすっきり面白かったと感じた、作家アリスの短編集。(多分この前の『モロッコ水晶』がちょっと納得いかなかったから)やはりロジカルなのが良い。

作家アリスシリーズ13冊目。国名シリーズ7冊目。中編集。
○あるYの悲劇
○女彫刻家の首
○シャイロックの密室
○スイス時計の謎
この一冊はもう、表題作に乾杯!
中編ですが、このロジックは...






