タイムスリップ明治維新 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062754491

感想・レビュー・書評

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  • 主人公の女子高生うららが明治維新前夜にタイプスリップして活躍する。著者の「タイムスリップ」もの第2弾。ヒストローム値なんてのが出てきてばかばかしくも面白かった。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    渋谷の女子高生・麓うららは、幕末にタイムスリップしてしまった。時代を我がものにしようとたくらむ、小栗上野介によってゆがめられた歴史を、正しく進めなければ現代に戻れない。うららは、桂小五郎や坂本竜馬、西郷隆盛、勝海舟の間を奔走し明治維新を目指す。『タイムスリップ森鴎外』に続く第二弾。

  • タイトルは随分と安直ではあるが、中身は面白い。

    歴史物にありがちな、重過ぎる説明が殆どないので、さっくり読める。

    もちろん、明治維新の知識を入れた上でなら、尚楽しめるだろう。

    気軽に歴史を楽しめる一冊でした。

  • 中途半端な蘊蓄とトンデモな内容のお陰で微妙な作品に仕上がってしまった

  • タイムスリップシリーズの2作目。私は1作目より2作目の方が好きだった。女子高生が幕末にタイムスリップしてしまい、桂小五郎や坂本竜馬など歴史上の人物に出会って明治維新の日まで奔走する。歴史はあまり得意じゃないけど、説明もあって問題なく読めた。もう一度歴史の勉強をしたくなった。

  • シリーズ第2弾は、うららが一人で幕末にタイムスリップ。きっかけは七海に激似の薔薇之介から貞操を奪われる瞬間だった。長州藩下屋敷に保護されたうららは、桂小五郎を振り出しに高杉晋作、坂本龍馬など幕末のそうそうたる人物と知り合っていく。それも、25世紀の統一執行部からやってきた政府のエージェント・石松や、お尋ね者の薔薇之介と、うららの住む時代に帰るための必死な働きのためだった。次元移動装置が三菱重工製というのも、有り得そうで笑ってしまう。本シリーズでも歴史が少しだけ変化した。さて、今後はどうなる?

  • 明治維新のころの正史を詳しくは知らないのだけれど、それでも十分楽しめる作りで、しかも文章も読みやすくてスルスルと読める。最後までスリリングな展開で飽きさせない。ただ、うららはもうちょっとガードが固くてもよいのじゃないかと思う。

  • 面白かった‼タイムスリップ森鷗外に続くシリーズで、今度は主人公のみがひとりで江戸時代にタイムスリップ! 戻るまで八年かかるとことか、いろんな人との交流とか、マジすか⁈でした(笑)戦国時代に次いで明治維新が好きなわたしはドンピシャ☆ タイムスリップ森鷗外はおちゃらけなお話で森鷗外がラップしたりしててなんだこりゃだったけど、今回はちょっと真面目です。 日本史が好きとか、明治維新に出てくるキャラが好きとかいう人にはピッタリかも。 シリーズ追いかけます!そしてモリリンもちょっと出て来てて嬉しい☆

  • ストーリー面白かったです。
    今風の乙女ゲームを思わせる展開でした。
    主人公の女高生の濡れ場は抵抗がありますが。

  • おかげさまで明治維新がよく分かるようになりました。嘘です。やっぱり『竜馬がゆく』を読まなきゃいかんぜよ。

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著者プロフィール

鯨統一郎
一九九八年、『邪馬台国はどこですか?』でデビュー。大胆な歴史解釈から、日本の常識を覆す独自の作品が話題を呼ぶ。以来、歴史だけではなく幅広い題材を用いて、次々と推理小説を発表している。著書に「喫茶〈ひとつぶの涙〉事件簿」シリーズ、「ハウスワーク代行・亜美の日記」シリーズ、「女子大生桜川東子の推理」シリーズ、「歴女美人探偵アルキメデス」シリーズ、『タイムメール』『女子大生つぐみと古事記の謎』『作家で十年いきのびる方法』など多数。

「2022年 『カルトからの大脱出』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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