竜の柩(2) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062754651

感想・レビュー・書評

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  • <2006-10-11>え、ちょ、ちょっと最後何がどうなったの。エピローグが急展開すぎて大混乱。4千年うんたらって、何それ!3巻読みたいけど売ってないんだ、どこにも。局地的にはやってるの?

  • 舞台はインドからパキスタンやトルコへ移って行く。
    いろいろな文明と宗教を関連づけていくところは想像が飛躍しすぎている感があるものの、よくもまあこれだけの情報を整理したものだと感心した。
    インドの戯曲や神様はただでさえ知識がないから難しすぎてついていけないし、ちょっと人が死に過ぎるけれど、それでも面白いと思える作品でした。

  • 龍の謎を追い世界に飛び出た一行。今回は世界の宗教の謎を読み解く。

  • 竜の正体を探しにインド、トルコへと向かった虹人たち。
    今回の神話や遺跡の話もほとんどが知らなかった事ばかりで
    調べ調べ読み進めました。
    遺跡なんかは実際の写真を見ながら読むと
    ワクワク感が増すと思います。

    ノアの箱舟、実際はどうなんだろう。
    えー、まさか!と思う事ばかりなのだけれど、何だかついつい信じたくなってしまいますね。

    かなり気になる終わり方だったので早く続きが読みたいです。

  • 2015/05/03【古】108円

  • 感想は(1)(2)あわせて。

    龍神伝説を追うため、津軽・信濃・出雲と列島縦断して調査を進める九鬼虹人たちテレビ番組製作会社「アクト・ナイン」の一行。
    『古事記』『日本書紀』や風土記にのこる寓話・神話を読み解く九鬼は、独自の論理的考察で仮説を実証し驚愕の真実にたどり着く―
    しかし、それを良しとしない組織に属する鹿角が妨害・追撃に出る。
    やがて事態は第三の組織をも巻き込み舞台を世界に移し―
    伝奇小説の金字塔。

    (1)聖邪の顔編が日本国内が舞台、
    (2)ノアの方舟編が世界編、2冊あわせて第一部。

    裏表紙の粗筋で完全にネタバレしてるんですが…
    龍=ロケット、神=エイリアンという真実に至り、龍を発見・入手しようと各陣営が世界規模で争ってる話です。
    ゲームの九龍妖魔学園紀とか好きな人なら笑って読めるかと。こちらは登場人物の平均年齢高いけど-
    神様の名前や繋がりが混乱します-
    宇宙人説、因幡の白兎の話なんて、へぇ-そう言われればそうかも、っておもってしまう。笑。
    終盤で更にとんでもない展開になって続いてるのですが…コレは仮死状態で第二部で眠りから醒めるんでしょうね?
    私には読むのに凄い気力の必要な話だったので(2冊読むのに3週間かかった…)続きはまたいつか。

  • 2014/01/25購入
    2014/03/10読み始め
    2014/03/14読了

  • 昔読んだ高木彬光の「チンギスカンの秘密」を彷彿させる作品。歴史の謎にスポットをあて仮設を組み立て歴史上の事実から一つ一つを検証していく作品。本作品のテーマは紀元前1000年前後の世界の神話を紐解く。物語の始まりは東北地方に伝わる神話。古事記、インダス文明そしてノアの方舟の共通点の先に見える真実とは。小説とは作り物をいかに真実と思わせるかが鍵。うーむその通り。壮大な仮設と緻密な検証。圧巻の作品です。

  • 東北地方などを舞台とした作品です。

  • 10月21日から読み始めて、すこしづつ少しずつ読んでいた。少しづつだった理由は第3巻が手元になかったから。んで、週末の東京出張にこの本を持っていった。第3巻を手に入れるぞ! という決心とともに。神田神保町で探す・・・つもりだった。けど、思いのほか仕事が長引いてしまって、あっさりと新刊を買ってしまった。あーあ。さて、かんそう。(間奏ではない感想だよ?)むははは。ここまでじっとがまんしたかいがあった ってーもんだ。この2巻の最後からいきなり超SF状態へ突入だぁ。ここまではなんだか歴史と宗教の解説書みたいで、しかもこむづかしくて似通った言葉がいっぱいでてきて、かなりウンザリ状態であった。龍はいいとして、牡牛がどぉしたってぇ? 知るか!そんなこと。ってんで、3巻以降に期待して☆4つうぅぅぅ!!!

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著者プロフィール

1947年岩手県生まれ。早稲田大学卒業。83年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、87年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、92年『緋い記憶』で直木賞、2000年『火怨』で吉川英治文学賞を受賞する。他の著書に『炎立つ』(全5巻)、『天を衝く』(全3巻)などがある。

「2009年 『To Tempt Heaven』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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