翳りゆく夏 (講談社文庫)

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著者 : 赤井三尋
  • 講談社 (2006年8月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062754699

翳りゆく夏 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 期待せずに読んだら、かなり面白かった。とにかく、おすすめです。

  • 20年前に起きた誘拐事件。
    容疑者は逃走中に死亡し、誘拐された子供の行方はわからないまま事件は終わった。
    大手新聞社に容疑者の娘が内定したが、週刊誌にスクープ記事として掲載されてしまう。
    内定を辞退しようとする娘に対して、新聞社の社主は思いとどまるように説得をする。
    同時に、当時の誘拐事件の再調査を窓際記者である梶に命じる。
    娘の入社に何故これほどまでにこだわるのか。
    社主の思い入れがいまひとつ説得力に欠けてはいたけれど、張り巡らされた伏線と描写のリアル感がさすがに乱歩賞受賞作だと感じた。
    忘れ物を取りに戻ったときに見かけた奇妙な光景。
    交わされた会話に隠された真実、結末への助走はみごとだった。
    最後のエピローグは必要だったのだろうか?
    せっかくの余韻を乱されたような気がしてしまった。

  • 誘拐事件を辿る部分はとても面白かったが、真犯人が判明するところでトーンダウン。。
    焼き鳥が食べたくなる。無性に。

  • 「面白いから読んでみて」と、何人目かで主人のところ、そして私の手元へ。次は妹のところです。

    以外な結末。面白かったです。

    途中、昼休みに読んでいて20年前の真犯人がわかりそうなシーンで、チャイムがなりまして…
    午後終業のチャイム鳴るまでずっと気になっていました。

  • 20年前の誘拐事件に“封印されていた真実”
    過去と現在、親と子、罪と罰……。
    さまざまな要素が複雑に絡み合う、社会派ミステリーの傑作。

    「誘拐犯の娘が新聞社の記者に内定」。週刊誌のスクープ記事をきっかけに、大手新聞社が、20年前の新生児誘拐事件の再調査を開始する。社命を受けた窓際社員の梶は、犯人の周辺、被害者、当時の担当刑事や病院関係者への取材を重ね、ついに“封印されていた真実”をつきとめる。

    第49回江戸川乱歩賞受賞作

    細部の描写に実話以上のリアリティがあり、登場人物の一人一人に温かい血が通っていて、しかも事件と謎のブレンドが絶妙なので、読者はいつしか濃密な物語空間に引き込まれ、そこで主人公とともにスリリングな作中時間を生きることになる。そして数時間後、夢さめてふたたび現実へ帰還したとき、自分がひとまわり大きくなったように感じる。それは作中で「もう1つの人生」を生きてしまったからにほかならない。――郷原宏「解説」より

  • 評価は4。

    内容(BOOKデーターベース)
    20年前の誘拐事件に“封印されていた真実”
    過去と現在、親と子、罪と罰……。
    さまざまな要素が複雑に絡み合う、社会派ミステリーの傑作。
    「誘拐犯の娘が新聞社の記者に内定」。週刊誌のスクープ記事をきっかけに、大手新聞社が、20年前の新生児誘拐事件の再調査を開始する。社命を受けた窓際社員の梶は、犯人の周辺、被害者、当時の担当刑事や病院関係者への取材を重ね、ついに“封印されていた真実”をつきとめる。
    第49回江戸川乱歩賞受賞作

    途中まで読んで既に既読済みだと気が付くが、再度最後まで読了。幾ら優秀とは言え一人の女子大生を入社させるために社長まで動き出すというのは小説だからだろうなぁ~とは思えるが、20年後にこんな事実が明らかになるとは・・・
    ミステリーとしては結構面白かった。

  • 珍しく、多分この人が…と途中からピンと来た。
    だが、事件の背景はわからなかったのでどう展開していくのかが
    読みたく一気読み。物語の緻密さも良かった。
    が、視点がコロコロ変化して登場人物達が主な物語の中ではあまり生きていないような感じが…
    アッサリした読書感。

  • ・はじめから引っ張られて読んだので、楽しめた

    ・オチや、暴かれる過程も良かったと思う

    ・最後の終わり方だけ、もう少しボリューム欲しかった
     息子がどうなったかも知りたいし。

  • 20年前起こった誘拐事件の犯人の娘が、新聞社に入社、と記事が掲載される。
    内定者の朝倉比呂子を入社させるため、社は過去の誘拐事件を洗う。

  • やっぱり、これからが気になるのです。
    大事なのはこれからだから。

    人の人生これで終わりじゃないのだから。

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