冬の蝶<梟与力吟味帳> (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 117
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062755825

感想・レビュー・書評

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  • 梟与力シリーズのはじまり
    幼き頃からの三羽カラスが
    理不尽な暗き闇の中の悪人
    をやっつけます

  • 梟与力吟味帳シリーズ 1冊目
    文庫書下ろしシリーズですね

    町人から養子で御家人へとなったという 少し変り種の町方与力が主人公
    アニキ肌なイメージですかね

    少し若者向けっぽい文体で書かれているので
    古臭いような お堅い感じはしないと思う
    逆に言えば 最初違和感感じる人もいるかもしれない^^(私もそうだった)

  • シリーズものの時代小説が読みたくなって物色。面白いといえば面白いんですが、イマイチ痛快さとか切なさにかける感は否めないです。

  • ドラマとは違う設定だとは思っていなかったが面白い、ドラマは青春話だが小説はこれから回りの人たちがどうかかわってくるのか楽しみ。鶴太郎さん演じる妖怪があまりでなくて少しザンネン。

  • 仰げば尊しなどの短編集。
    藤堂逸馬をはじめとしたオトコマエたちの活躍はドラマと設定が違うので、ドラマを見てから本を見ても面白い。

  • 藤堂逸馬は“梟”との異名を持つ北町奉行吟味味方与力である。同じ寺子屋で学んだ幼馴染の、計算が得意で神経質な八助と、黄表紙と婀娜される程助平な信三郎と組み、世間の悪者に立ち向かう。
    死罪を申し付けられた咎人より託された最後の望みから事件の真相を掴む表題作『冬の蝶』他三篇を収めた、梟与力吟味帳シリーズ第一弾。

    * * *

    NHKの土曜時代劇『オトコマエ!』の原作。
    なかなかに面白いです。正義感が強く猪突猛進型の逸馬に、何だかんだと言いながら手を貸す幼馴染ふたり。なかなかに良いトリオです。

  • ブクオフの百円棚で発掘。NHK土曜時代劇「オトコマエ!」の原作、ドラマは、まぁまぁ面白いが原作はどうなんだろう?と先ずは買ってみた。

  • 某NHK時代劇の原作。あんまりオモシロくなかった……?でも、読みやすいことは確か。

  • 何となく買ってみたら面白くて、すぐに既刊されている分を揃えました。
    私は江戸時代〜幕末頃の話が好きなので(戦国時代とかは何でか興味が涌かない)、かなり楽しめました。“遠山の金さん(逸馬の上司)”や、“火付け盗賊改”とか、水野忠邦とか、私にとってはとても馴染みのある人たちが出てきて、かなり満足でした。
    NHKでドラマ化されてるみたい。ちょっと観てみたけど、設定年齢が若くなってて話の内容も違ったので、ガッカリした。

  • 5/2

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著者プロフィール

一九五七年愛媛県生まれ。主なシリーズに「船手奉行うたかた日記」(幻冬舎時代小説文庫)、「くらがり同心裁許帳」(光文社文庫)、「暴れ旗本天下御免」(徳間文庫)、「梟与力吟味帳」(講談社文庫)、「樽屋三四郎言上帳」(文春文庫)、「神楽坂咲花堂」(祥伝社文庫)、「ご隠居は福の神」(二見時代小説文庫)、「桃太郎姫」(実業之日本社文庫)など多数。

「2023年 『番所医はちきん先生 休診録五 悪い奴ら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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