- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062756020
感想・レビュー・書評
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癌になってしまった女子高生のお話。
容貌を武器にしていた主人公は癌になったことをきっかけに絶望を味わう。
本当の友達がいなかった主人公が知る、友達の大切さ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
生来の美貌ゆえに屈折して
友達のことを奴隷のようにしか思ってない女子高生が
リンパ腺から転移した乳癌に絶望
それを切除した自分の姿にまた絶望し
もともと過激だったものがさらなる無軌道に走ったあげく
自殺を図るのだけど病院での出会いに救われて生まれ変わるのだった
という
カリスマ願望を否定して「友情」を持ち出したことは
もちろん悪いことじゃない
そしてそれが、死を前提としなければ成立しないという
冷静な視点をも持ち合わせていて
わりに説得力はあるものの
いみじくも主人公の言った「お互い傷口をなめあっているだけ」
という言葉の呪縛からは脱却できず
結局、友情の深さとは互いの抱えた傷の深さで決まるものだと
そのようにも読めてしまう
あまり健全ではない
しかもタチの悪いことに「泣き」のツボだけは
きっちり押さえてきやがって -
#bookoff
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展開が読めてしまう話だけれど、いざ文章にしてみるとまた違った考えができる。最初の主人公のひどさはほんとすごい。そこからの心境の変化が描かれている。
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うるる・・・ときました。泣きそうになりました。
「ボランティアって自己満足でしょ?笑えるww」
とか言ってるやつは自分のことしか考えていないから注意!! -
マンガによくあるような話…。Yoshiさんの作品は話題にはなったけど、2回目を読もうとは思わない。
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友人関係について書いてある本でした。
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友情は一生ものだと思ったし、友達はいいと改めて思った。いまの友達、これから出会う人たちとの中を大事にしたいと思える本でした。
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映画をみて、本を買いました。
上辺だけの友達しかいない人は、さみしい人だなとおもう。
信頼できる友達がいる自分は、幸せだとおもう。 -
ガンはとても怖いものだと思いました。自分がこの主人公だったらきっとこんなに強くなれません。