凛冽の宙 (講談社文庫)

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著者 : 幸田真音
  • 講談社 (2007年1月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (520ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062756129

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凛冽の宙 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 前半は面白かったのだが、後半は息切れした感じ。

  • 債権回収ビジネスを巡る、マネーゲームの一部始終を描いた物語。
    相変わらずの勧善懲悪と、なぜか善人がトラブルに巻き込まれる構図は相変わらず。
    金融取引のリスクについて良く分かる小説。
    今回の物語は、ちょっと色々飛びすぎて分かりづらかったが、面白かったと思う。

  • 2004年に刊行された当時の話題でありながら、この頃から何が変わったのか。不良債権しかり国債しかり法整備しかり先送りはどこまで送られるのか、、、すでに何世代にも渡る課題です。

  • ’00年代前半、今から10年程前の作品になる。当時バルクセールなんて言葉は知らなかったけど、この頃企業はどんどん不良資産の処分を進めていたっけ。ゴルフ場やら高値で取得してしまった土地など、一括して売却していたのを懐かしく思い出しながら読みました。その裏で(表で?)、登場人物のような輩がリスクを負いながらも多大な利益をあげようと必死に動きまわってたんだな。金融業界の貪欲さを感じました。小説は、二人の金融マンを中心に話がいったりきたりしながら、いい感じのペースを保ちながら展開。楽しく一気に読ませてもらいました。

  • バブル崩壊。不良債権の処理。金融・証券の世界で正反対の2人。坂木と古樫。最初はなんとなく??だったが、後半は読めた。ラストは唐突すぎ。小説としての完成度の低さは否めないが、業界事情がわかるとこはよい。坂木が妻と元恋人にせっする態度は理解できない。

  • どこが面白いのかよく分からなかった。08.9.6読む。

  • 不良債権処理と国の奨励策に潜むビジネスチャンスを追い求める外資系ビジネスマン(日本人)の姿を通して、日本の旧態依然たる金融界の無能経営ぶりを描くとともに、そのようなハイエナ的ビジネスの中でどのような倫理観をもって行動するべきかを考えさせるなど、示唆に富んだ作品だ。金融・証券取引・企業合併などの現場を知っていないと書けない書籍だと思う。スタイルは小説だが、あえて歴史書に分類した。

  • 読み終えた後の名残が今まで読んだ本の中で上位に入る小説です。人によってはモヤモヤしたものを感じてしまう作品ですが、私の場合はタイトル通りの凛冽が現すように鳥肌を感じた。

    幸田作品の特徴である若手社員とベテランとのやり取りの中での解説は非常に丁寧で、不自然ではないやり取りが親切。

    ハイエナファンドの“ハイエナ”の意味がよく分かる一冊です。

  • おこがましいけれど、この作者の作品はちょっぴり稚拙な感じの文章が多く。それでも作品を重ねるたびに少しずつ良くなっていくのを感じるのも楽しくて読んでいます。

  • 正直ガッカリな内容。
    「投資銀行」「不良債権」題材としては面白いものなのだが、話しの流れや題材を支える背景の書き込みが寂しい。本作者の作品に共通して言えるのが、登場人物の背景の書き込みが浅く、物語に深みがない。

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