新装版 カディスの赤い星(下) (講談社文庫)

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著者 : 逢坂剛
  • 講談社 (2007年2月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062756419

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新装版 カディスの赤い星(下) (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 上巻と下巻で世界観がまるで変わる。
    上巻は広告業界のビジネスストーリー。漆田の仕事ぶりがとてもスマートで、時々爆笑してしまうほどの面白さだったが、下巻は、何故一般人がそんな危ない目に!と思うほどハラハラドキドキの展開だった。
    この本が3つの賞を受賞したのも頷ける。
    冒険あり、推理あり、恋愛あり…。ついていくのに必死だった。
    サンチェスがいいキャラだった。でもやっぱり漆田に惚れたかな(笑)

  • フリーのPRマン・漆田亮は、得意先の日野楽器から、ある男を探してくれと頼まれる。男の名はサントス、20年前スペインの有名なギター製作家ホセ・ラモスを訪ねた日本人ギタリストだという。サントス探しに奔走する漆田は、やがて大きな事件に巻き込まれてゆく。直木賞を受賞した、著者の代表傑作長編。
    「Amazon内容紹介」より

    一気読み.
    日本とスペインが舞台.一PRマンが巻き込まれるには壮大すぎる話ではあるけど、面白くて引き込まれた.

  • 単行本で発行された直後に購入し、一晩で読んだ記憶が残っている。この作品がきっかけで逢坂剛にのめり込んだ。新装版を改めて読み、やはりおもしろいの一言である。

  • 文句なしに超一級のエンタメ小説。著者の実質的処女作だけあって、スペインへの愛情と楽しんで書かれていることが伝わってくる。

  • 20年くらい前の読了?歳とったわ・・・

    逢坂氏の出会いがこの作品、広告業界の出身ならではの内幕話などリアリティに富み、後半スペインに渡ってからはスピード&アクションが加速して、ラストは怒涛の展開!

    時がすぎても色褪せない傑作です、主人公の恋が切なかった。

  • 自分には合わなかった。途中断念。

  • スペインと日本を舞台にスピードかんあるストリーが展開される 上下2巻の長編ですが長さを感じない

  • 主人公の漆田亮の洒落た冗句が面白い。以下に詳しい感想があります。http://takeshi3017.chu.jp/file6/neta1903.html

  • いや〜(●´∀`●)ノ面白かった!
    上巻は日本が舞台で「サントス」という人探しがもっぱらやったけど、下巻の舞台は主にスペインで、内容もガラッと変わって、めっちゃハードボイルドε=(ノ。・`д・)ノ
    主人公の漆田さん、命かけすぎー!!
    一体どうなるのー?って、先が読めなくてハラハラしました。
    最後はちょっと悲しい結末があったけど、読み応えあるお話でした。
    読んでいる間のイメージは、西島さん&真木さんでした(*´艸`*)

  • サントスとダイヤが埋められたギター「カディスの赤い星」を追ってスペインに渡った漆
    田は、ギター製作家ラモスの孫娘・フローラが属する反体制過激集団FRAPのフランコ
    総統暗殺計画に巻き込まれる…。スペイン内戦時の秘密を軸に、日本とスペインを舞台に
    展開される、サスペンスにみちた国際冒険小説。第96回直木賞、第40回日本推理作家
    協会賞、第5回日本冒険小説協会大賞受賞作

  • スペインの熱い風が僕にも吹き付けてきた。

    クライマックスまで手に汗を握りっぱなしだった。
    こんなに面白い作品を僕は未読だったのだ。
    世の中にはどれほど宝の山が眠っているのだろう。
    追いつけないのがもどかしい。

    消えたギターを追いかけ、ついにスペインへ。
    真っ赤な太陽とフラメンコと黒髪の女……
    小説と共に僕も一緒に旅をした。

    そしてラスト。
    苦い恋に僕は涙しそうになった。

  • 逢坂剛作品で一番好きな作品。

  • 紛れもない傑作。一気に読み切ってしまった。30年近く前の作品とはとても思えない。

  • 登場するスペインの各土地にはすべて回ったことがあるが、明らかに現地取材を経て書かれている。歴史的背景や当時(1985年頃)の社会状況についても良く調べられている。登場人物の繰り広げる物語にはちょっと漫画的なところもあるが、背景に感じられるリアリティがすごいので、成長し過ぎた大人が読んでも十分に楽しめる。

  • 『カディスの赤い星』を追ってスペインに渡った漆田は反体制過激派と治安警察の闘いに巻き込まれる。

    果たして、『カディスの赤い星』は… サントスは…

    本当に面白い国際冒険小説である。しかも、サスペンス、ミステリー、ハードボイルドの要素もたっぷり盛り込まれており、最後の最後まで楽しませてくれる。これが、四半世紀前の作品とは。

    物語の重要な鍵となるスペインのフラメンコギターの描写もなかなか良い。度々登場するパコ・デ・ルシア…懐かしい。アル・ディ・メオラ、ジョン・マクラフリンとのライブを思い出した。

  • そんなに何度も同じようなピンチに見舞われるなんて…と思わずにはいられなかったけど、通信手段が発達していない時代のミステリーはやっぱりおもしろい。

  • 初逢坂剛。1986第96回直木賞作品。スペインに魅せられた逢坂剛のハードボイルド作品。作家になる前10年前に書きあげた実質処女作ということらしい。

    「カディスの赤い星」を追ってスペインに渡り、反体制集団のフランコ総統暗殺計画に巻きこまれる日本とスペインを舞台に展開されるドラマ。
    テンポとしゃれた会話、何よりスペインへの思い入れが楽しい。いつかのんびりと1ヵ月くらいまわろう。

  • 伏線も展開も結末も、全体的に浅い印象を受けた。終盤、隠されていた真実が次々見えてくるシーンも想像の範疇を超えなかったのが残念。スペインでの過激派との攻防は純粋に楽しめた。

  • スペインと日本をギター一本が結ぶ、壮大なハードボイルド。
    まず細かさに驚く。スペインはヨーロッパの中ではイスラム教の影響が色濃く残る異質な国だというのが、現代に生きるわたしのイメージだった。だが自由の国として歩むようになったのはつい最近だと知ったときのまず、歴史的な面白み。そして日本からスペインへ移動してから無茶苦茶とまで言えるような主人公がぶち当たる壁の冒険性。そこにハードボイルドには欠かせない美女もからんで…。大人な雰囲気もしっかりとあるというか、冒険性の多少のルパン的な子供っぽさとそのほかの大人の雰囲気が絶妙にミックスされているのだ。
    特に後半、スペインへ行ってからの物語の終息までの展開が怒涛。スペイン中を飛び回り読者は本書を読むだけでスペインを多少なりとも知ることが出来る描写も楽しめる。
    ただ、なんていうか大人の小説なのだ。盛り上がり方も冒険性を通して子供っぽさがあるのだが、逢坂さんの文章がダンディ。
    北森鴻は楽しめるけどこれを楽しむにはまだ年齢が足りないのかな、と思ってしまった。

  • (上下あわせた感想)
    上巻では舞台が日本。PRマンが顧客である楽器会社の依頼、これもスペインのギター製作者の依頼なのだが、によりサントスということしか分かっていない人物を探すことから始まる。

    上巻は何か進行も遅く、ところどころにある少し間の抜けた冗談にも若干興ざめの感もあるのだが、下巻に入りスペインに舞台が移ってからは話しがフランコ総統暗殺になると話しが一気に展開し、テンポも早くなる。 一気に読める。

    ただお気に入りの登場人物が居ないので好感を持つ感じではない。

  • 一介のPRマンがスペインの内乱に巻き込まれていく話。

    上巻にくらべて、下巻のほうがスピード感があってよかった。

  • 本の内容には関係ありませんが・・・1月3日BSJでカディスの赤い星ギターコンサートが放送され、ステージには逢坂剛氏所蔵のサントス・エルナンディス(1936年製)が飾られていました。氏自身もギターを弾くというフラメンコ通。

  • 1010 前半の緊張感も保ったまま、いざ後半スペイン編へ。冠のトリプル受賞も十分納得!

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