新装版 最後の伊賀者 (講談社文庫)

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著者 : 司馬遼太郎
  • 講談社 (2007年2月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062756464

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司馬 遼太郎
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新装版 最後の伊賀者 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • *いろんなテイストの短編集。忍者ものはファンタジーっぽいし、絵師ものは淡々と、平安ものはグロかったり。幅広いなあ。
    *忍者というとNARUTOが思い浮かぶ私ですが、人物名やら術やら制度やら、忍者ものの源流を見た思い。
    *半蔵門の半蔵は服部半蔵の半蔵。
    *けろりの道頓。これが読みたくてこの本を読んだのだ。道頓堀は町人が作った!というような話をよく聞くので、どこかの資産家が経済効果を見込んで計略的にぽーんと私財を投じて作ったのかな、と思っていたが、この物語においては、けろりとして野望も欲もない朴訥で人望の厚い久宝寺の道頓さんが、太閤さんに頼まれて、わりと軽いノリで作り始める(頼れる参謀はちゃんといる)。道頓さんは大坂の陣で豊臣側について死ぬ。徳川の世になって新・大坂城主が工事の続きをし、完成後、道頓堀と名付ける。徳川からしたら反乱軍に加わった男の名をつけたわけだから、大坂での人気取りのためか知らないが、英断と言えよう、という司馬さん考。
    *けろりの道頓で、信貴山に登って河内を見下ろすシーンがある。最近紅葉狩りにまさに同じことをしたので、ちょっと感激。

  • 筒井順慶についてはもう少し勉強が必要か。長澤蘆雪、呉春(松村溪月)、表題とは関係なく絵師の話は面白かった。円山応挙の弟子。与謝蕪村その弟子。司馬遼太郎さんか、この分野もカバーしていたのを知らず。

  • 書名となっている「最後の伊賀者」の他に六篇の短編がおさめられている。
    始めからの三編は「伊賀者」がテーマであるが、むしろ「伊賀者」がテーマではない最後の三編「天明の絵師」、「盧雪を殺す」、「けろりの道頓」が私的には楽しめた。
    難しい表現も少なくて読みやすい短編集だ。

  • 暗い話とのんびりした話とがあって、雰囲気の落差がすごい

  • 7話の話がまとめられている。

    小さいころから東映映画を観て育っているので、忍者ものというタイトルが興味深くて読んだ。
    読んでみて、改めて「ふーん、そうだったのか」などと思ったり、なかなか勉強になった。
    全部が伊賀者の話ではない。

    私は「けろりの道頓」が結構好きだわ。
    忍者ものではないけど。おおらかな道頓、昔話を思い出した。
    タイトル忘れたけど・・・

       病室にて読了

  • 最後の伊賀者とあって、「脅威的技術と凄まじい職業意識を持つ怪人たち、伊賀忍者はいかにして作られどのように生きたのか。」とかいうあらすじまであるのに、半分は伊賀と関係ない話でした。
    というかこのあらすじ、ちょっと違うと思うのですが…。
    むしろ、一人前になるのは一握り、さらに命を張りながら報酬は少なく、使い捨ての駒にされる伊賀忍者の境遇の悲哀を感じました。

    短編集ですが、時代も職業も、ばらばら。
    どっかでつながってるのかもしれないが、私にはわからずでした。
    話自体はまぁまぁでしたが、ちょっとまとまりのない印象でした。

  • 伊賀忍者もの3編と他4編。漫画ヒーローにあるような格好良さとは裏腹の忍者の扱われ方が身近に感じる。同じ講談社文庫の「おれは権現」にも本書収録の「けろりの道頓」が収められているのはいかがなものか。11.2.11

  • お絹さんツンデレですねぇ。

  • 伊賀者の話とか絵師の話とか。
    歴史好きにはライトだし読みやすい。
    道頓さんのお話が好き。
    司馬遼太郎はイッキ読みしてみたいな。

  • 忍者のおはなし.司馬遼太郎の歴史ものは痛快で,真に人間らしく,おもしろい.

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