チルドレン (講談社文庫)

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著者 : 伊坂幸太郎
  • 講談社 (2007年5月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062757249

チルドレン (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 短編で読みやすく、かつ全編を通した長編でもあるので読みごたえもある。
    勧善懲悪でスカッとするからこの頃の作品が好き。

  • 家裁調査官の「陣内」の話。作者は「短編集のふりをした長編小説」と言っているようだが、確かに1話1話で完結する短編なのだが、全て繋がりはある。とはいえ、伊坂幸太郎の短編集はほとんどそのスタイルのような気もする。変な人ではあるし、近くにいたら迷惑だろう「陣内」のキャラクターの魅力に尽きるが。永瀬なども魅力的だ。短編集なので気軽に読め、いい作品。

  • 再読するほどの本じゃなかった。新作もパス。

  • 2017.4.19読了。
    陣内のキャラが強烈でストーリーがあまり入ってこなかった。

  • 続編を書店で見かけ、懐かしくなり再読。
    初めて読んでから十年は経っているにも関わらず、陣内が全盲の永瀬に対して「どうして、おまえだけ特別扱いなんだよ」と言い放ったシーンをはっきりと覚えていました。陣内、いいキャラしてます。伊坂幸太郎は、めちゃくちゃだけど不思議な魅力がある人物を書くのがうまいですね。
    謎あり、ユーモアあり、爽快で心温まる作品でした。
    最後の永瀬の思う特別な日が長く続けばいいと私も思いました。

  • 散りばめられた小さい謎たちと、陣内を筆頭に魅力的なキャラクター、素晴らしかったです。短編とも、長編ともとれる作品で、色んな方が抵抗なく読めるた思う。

  • 陣内の周りの出来事が描かれる。陣内のやることは突飛で脈絡がないが、結果として的確である。周囲を巻き込みながらも、幸せにする妙な魅力を持つ、陣内の次の行動が気になる。

  • 久しぶりに伊坂幸太郎を読んだ。本書は短編連作集でひとつの長編としても成り立っている。時間軸がズレているのでそれぞれの物語に繋がりがあってちょっと嬉しくなる仕組み。銀行強盗に巻き込まれたり家庭裁判所の日常を読めたり。
    永瀬がすごくいい味を出していて、大味な陣内も敵わない人柄で好感が持てた。

  • まぁまぁ面白かった。登場人物は相変わらず個性的ながらも、シュール感は抑えめで落ち着いた印象の物語。

    「大人が恰好よければ、子供はぐれねえんだよ」
    陣内の台詞が心に刺さった。

    ”親の背を見て子は育つ”とはよく言ったもので、子供に幸せな人生を歩んでもらいたいと願うならば、まず親自身が幸せに生きないといけないんだろうなと。口ではガミガミ言っておきながら、自分が死んだような顔しながら仕事して、週末は家でゴロゴロ…、なんて生活してたらダメだんだろうなぁ。親が生き生きしてないとね。

  • 伊坂幸太郎の作品は前々から興味があって、初めて読み終わった作品。
    短編だから読みやすいし、短編だけど内容にはきちんとオチがついている。
    伏線回収が素晴らしい、特にチルドレンⅡが好き。
    読み直したいと思える。

  • 2017.2.25-20
    銀行強盗の人質として知り合っ永瀬と後に家裁調査官となる陣内と鴨居、陣内の後輩武藤それぞれが語り手となるほんわかしたミステリータッチの連作。バンク、チルドレン、レトリーバー、チルドレンⅡ、インの5編。

  • 「オーデュボンの祈り」「ゴールデンスランバー」に続く伊坂幸太郎作品3作目。

    15年近く前の作品とは思えない。表紙も好み。
    キャラクターが好きで、すぐに続編が読めることが幸せ。

  • はちゃめちゃな陣内さんに引き込まれました

  • 陣内に何度も笑いと勇気をもらえた

  • 陣内さんのぶっ飛び加減がたまらない。
    破天荒であり得ないことの連続なのに
    結果オーライという何とも笑ってしまう展開の数々。

    短編集のふりをした長編小説とはよく言ったもので

    年代が前後しながらも
    登場人物たちの何気ない行動が思わぬ結果を招くカラクリがさらりと書かれているのも秀悦。ユーモアたっぷりに色々と詰め込まれているようで
    何度読み返しても新しく発見がありそう。

  • 価値観が好きな本

  • 勧められて読んでみた
    テンポがいいからかさくっと読めた
    短編集だけどそれぞれの話がなんとなく繋がっていた
    バラバラで読むもよし
    通しで読むもよし
    ってとこかな

  • 短編集かと思いきや長編集!
    陣内のぶっ飛んだ感覚には脱帽。ここまでくると笑えてくる愛すべきキャラクター。

  • 伊坂幸太郎の作品の最たる長所は、登場人物の独創性にあると思う。小指の第一関節ぐらいの長さだけ、常人と乖離していて、だけどすごく小気味好くて、投げても手元に戻ってくるブーメランのようなユーモアが温かくて安心する。次はどんなぶっ飛んだことを言うのだろう(行動を起こすのだろう)とワクワクする。物語そのものにも1回転半捻りぐらいの工夫がされているし、ジェットコースターと観覧車がミックスされたような人だなーって思う。そんなあったかい人間関係が織りなす小さな物語。でも小さな世界の中の最大値で描かれているから、抑揚がある。と、伊坂幸太郎を意識したレビューを書いてみました。

  • 伊坂幸太郎作品は漫画に近い感覚で読めるので、読書に疲れたときに挟みたくなる。

    キーマンとなっている陣内って傍目で見ている分には面白いけれど、実際に近くにいたら登場人物たちのように寛容にはなれないと思う。
    自分にも陣内と似た性質の知り合いが数人いて色々と迷惑を被った経験がある。

  • スカッとする。
    陣内はもちろんのこと永瀬がすごく好き。
    こんなふうになりたいし、こんな人の近くにいたい。
    正直惚れてしまった。
    他のみんなの永瀬との関わり方もすごくいい。

    バンクが1番いいかな。

  • 短編と見せかけた長編小説。陣内さんは根拠のない自信、永瀬くんも生まれ持ったものを逆手に取る様な逞しさ、キャラに魅入られた作品。

  • 最高。大好き。優しい世界。
    伊坂さんの作品は初期の頃はハードボイルド的で、近作がほっこり系だと思ってたけど、これは初期作品なんですってね。

    同じ登場人物の世界で起こる、ミステリ要素アリの短編集。
    まず、登場人物の魅力が半端ない。陣内素敵。永瀬くんも素敵。障害とか恵まれないコドモとかが絡んでいるけど、彼らの魅力が前向きな気分にさせてくれる。それでいて、考えさせられる側面もある。
    ひとつひとつの話も良い。ヒトは死なないし。
    一番好きなのは最初の「バンク」かな。これが一番ミステリっぽくてドキドキハラハラする内容だった。

    彼らの話をもっと読みたい。でも続編とか無いんだよな…残念、と思ってたら、今年?12年ぶりの続編(しかも長編!)出たんだってね。嬉しいよ。

  • 巧みな構成。
    時代背景がバラバラだけど、登場人物たちが各短編で素顔が分かってくる。
    1番最初の短編で登場人物がすべて出てきて、後からリンクしてくる。
    主要人物または、裏方からみた目線で彼等たちの素顔がみえてくる。それは全員憎めなくて、ありきたりだけど、すごいなって思える人たち。
    謎解きの要素も含まれてる。
    学びになったのは、永瀬が目が見れなくてもリンとしてること。使える五感をフルに使って生きてること。自分を弱者だと悲しいと思っていないこと。明るい世界を知らなければ、暗い世界の中に喜びを見つけてる。
    そんな生き方できたらいいな。持ってるものはすべて使って幸せを見つけられたらいいな。
    永瀬に対する鴨居優子陣内の対応も、 すごい。
    自分の当たり前を人と同じだと思っちゃいけない。その人に合った対応をしないとだめ。

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