源氏物語 巻七 (講談社文庫)
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★3.70
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みんなの感想・レビュー・書評
前巻までの話を覚えてなかったので最初のほうの話が掴みづらかった。概要だけでいいなら巻末の「源氏のしおり」が便利だと思います。
柏木から紅梅まで。
幻の後の雲隠でショック…
というか雲隠の存在がショック。
察するという日本の文化そのものを現しているとも取れました。
こういう表現方法ってあるんだ。
色んな意味でショックを受けました。
しかし夕霧くん、面白すぎます。
生真面目すぎるから尚更おかしく、すごい思い込みの激しさ。
顔は光源氏そのままで超エリートなのに、女性に対してはからきし不器用、かつ雲居の雁ちゃんにやられっぱなし。
でも柏木くんとの友情は深かったからこそ悔しがり…
私も一緒に泣きそうに。
夕霧くん、大好きだ。
なんだかんだ言って、やっぱり一番愛されてたのは紫の上だったんだなと実感。彼女が亡くなった後の主人公の嘆きっぷりが凄まじかったので。愛されてる確信があったからあれだけ奔放に浮気できたんでしょうね。それにしても紫の上は気の毒な人だと思う。きっと光源氏の子供を欲しかっただろうな、と思うと遣る瀬無いです。
光源氏の息子の夕霧が、女二の宮に言い寄ってつれなくされてもまだ言い寄るところがくどく感じられてちょっと飽きる感じ。前にも書いた気がするけれど、女の側は言い寄られてものすごく迷惑している感じの人が多いように感じられて。それが迷惑なふりなのか、本当に迷惑なのか、いまひとつよくわからない気が。丸谷才一だったか、「源氏物語」はレイプ大全、みたいなことを書いていて、かなりショックだったのだけれど、そういうことなのかしらん。そして、この巻で、紫の上も光源氏も亡くなってしまう。ひとりで死んでいくのは寂しいという思いをけっこう素直に語るのがいいなあ、と感じた。本音というか。紫の上が亡くなったあと、季節のうつりかわっても、なにかにつけて源氏が紫の上を思い出して悲しむシーンが映画のように美しいなーと。
とうとう雲隠が入っている巻です…!幻の最後のページが終わった後はつい深呼吸してページをめくってしまった。紫式部すごいや

ついに源氏の院が亡くなる。有名だけど、彼が死ぬところは明確に描写されない。ただ、雲隠というなにも書かれていない帖があるだけ。このシンプルで潔い形に、紫式部すげえ!と思う。そしてこの巻の最後に、今までち...






