冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)

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著者 : 辻村深月
  • 講談社 (2007年8月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (608ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062758222

冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • とりあえず上巻を読み終わったが、長かった。ようやく終盤に展開が早まったが、それまでは我慢が必要だった。おそらく下巻でこれまでの伏線が回収されていくに違いない。期待して下巻へ。

  • 辻村さんのホッとする温かい世界が好きなのですが、級友の自殺から始まり重くホラー的な要素が少し受け入れにくかったです。でもキャラクター一人一人の温かい人柄がとても好きです。展開が読めず怖いですが、下巻もヒヤヒヤドキドキ楽しんで読みたいと思います(*゚∀゚*)

  • ぎこちなさが目立つちょっと長すぎる上だったけど、デビュー作だからその辺りは仕方ないかなぁ。
    中盤以降どんどん先が楽しみになってきたから、下に期待。

  • 今回のびっくりどんでん返しは少し予想がつき、その通りだったんだけど、なんというか謎でしょ?早く先が知りたいでしょ?という気持ちに少し無理矢理させられるような、そんな作品だなあと思った。辻村作品は人の暗い部分やアーティスト性にフォーカスをあてる表現が何度も出てくるけど、これは特に顕著な作品だなあと。
    少し疲れたので、暫く辻村作品は休憩します。

  • あれれ?漫画で見た気が…と思ったら、原作として漫画化されてたのね。
    連載を途中だけ一瞬見たことあるよ。

  • 上下巻読み通しての感想
    読み終わってひとつだけ疑問に感じたことがある。
    主人公は辻村さん自身を投影した人物なのか、それとも何か別の意図があってあえて付けた名前だったのか。
    そのあたりがどうしてもわからずに、ちょっと釈然としないものが残った。
    学校という空間は本当に閉鎖的だ。
    きっと大人が考えている以上に閉塞していると思う。
    少なくとも学校に通っていた当時はそう感じていた。もしかしたらどこかに出口はあるのかもしれない。
    思いがけない場所に、出口とはわからないようにひっそりと、見つけられる人だけが出られる出口があるのかもしれない。
    でも、ほとんどの人はそんな出口があることを知らずに時間は過ぎていく。
    「考えられてるなぁ」というのが正直な感想。
    展開も構成もとてもよく考えられているし、ひとつずつの描写も丁寧に書かれていた。
    ちょっとくどいなと感じるところもあったけれど、デビュー作でもあり仕方がないかなと思う。
    主人公…もう少し魅力的なキャラクターに出来なかったんだろうか。
    何というか、あまり好きになれないタイプのキャラクターだった。
    結末にもきっと賛否両論あるだろうけれど、「ん~やっぱりね」といった感じ。
    あの結末で物語としての説得力がかなり無くなってしまったように感じたのは私だけ?

  • もともと白深月と呼ばれる系統の作品を読んで辻村深月を好きになり、調べてみるとなんと綾辻行人ファンでそっち系の作品が主な作家さんなんだとか!私の大好きな綾辻行人のファンだなんて!とりあえず読まずにはいられず、彼女が私の名刺代わりの作品とも呼んでいるデビュー作を手とってみた。

    一人ひとりが順に消えていくという構成や作風など、やっぱり綾辻行人ファンだな!と共感できる部分が多く、すごく身近に感じました。まだ下巻は読めていないので、感想までは書けませんが、デビュー作のしかも上巻だけで591ページも書けるだなんてもう才能のかたまり!!

    しかもこの作品、高校生の頃から書き始め、その後大学4年間をかけて書き上げたのだそう。ここまでの長編を制服を着ている時から書いていただなんて本当にすごいなと思いました。

    そして前回読んだ「サクラ咲く」とも同様、彼女の描き出す学生たちの内面が本当に大好きで…表面上は分からなくても実は内面で色々なことを考えている、実は闇深い(?)学生たち。しっかりとストーリーを進めつつも、じっくりと描いていく回想シーンがすごく好み。あー、早く下巻が読みたいです!!

    ただ、辻村深月作品には読む順番があったようで、、もっと早くそれを知りたかったと思わずにはいられません、、

  • 辻村さんはスロースターター的な印象があったんだけど今回の作品は意外と最初から飛ばしていてどんどん引き込まれました。
    辻村さんらしい青春時代の生きづらさやもがきながらも必死で自分を探してる感じとか凄く伝わってきました。そこにミステリーやホラーも加わって早く下巻が読みたくなりました。
    最終的な感想は下巻のレビューで。

  • 感想はまとめて下巻で

  • 謎解きモノなのに、ちょっとホラーで怖い。感想は下巻で。

  • 登場人物が最初に出揃うので慣れるまでに少々時間を要したが、一気に引き込まれた。ミステリーと思いきや、1人、また1人と減っていく描写が妙にグロテスク。若干のホラー要素に心がめげそうになりつつも、ホストは誰か自殺者は誰か、担任はどこにいるのか、と結末を知りたい一心で上巻を読了。

  • (p57)
     深月が鷹野とともに学校に到着したのは、予冷が鳴るまであと僅かという時間帯だった。
     雪のせいだろうか。校舎の中は、まだ朝だというのに全ての教室に明かりがついている。雪で翳った薄い闇の中、廊下に一列に並んだ窓から黄色い蛍光灯の光が漏れていた。それを見て深月は足を止める。全ての教室の中に灯された明かりとは裏腹に、廊下の電気のスイッチが入っていないらしい。薄暗い廊下の壁の上、窓からの光が、雪が舞うシルエットをまるで映写機さながらに映し出す。何だかそれが絵になって、深月は目を細める。きれいだな、と思った。

    ――すみません、まだ読み始めなんだけど意味不明なんです

  • 雪降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。空かない扉、無人の教室、5時53分で止まった時計。凍りつく校舎の中、2ヶ月前の学園祭の最中に死んだ同級生のことを思い出す-。

    ずーっと雪が降っていました。白くて、暗くて、冷たくて。このタイトルがとっても素敵です。お気に入りは、クールな口調の景子さん。辻村sanの名刺、確かに頂きました♪

    【第31回メフィスト賞】

  • 設定がありえないと思ったが、ファンタジーとしてはありかな。
    でも、テイストとしてはホラー色の強いミステリでしょう。
    自殺したのは誰かはわからないまま物語は進む。
    登場人物の心理描写が細かく、「いじめ」でひとくくりにできない物語があることがよくわかる。そういう意味でもお勧めかも。
    だんだん、「誰か」の候補が絞られる中で下巻へ。

  • 辻村深月さんのデビュー作とは、これがデビュー作って!
    8人の高校生の心理描写がとても丁寧でしかもミステリーがちりばめられているので一回読み始めると休むことが出来ません。上巻のほとんどすべての部分が下巻に向けての付箋なんでしょうね。

  • SFホラー。不気味さから夜、寝つきが悪くなった(笑)。
    いじめによる自殺の記述は読んでいて苦しくなる。下巻の展開で明るさは見えるのか?

  • 話は面白いが、ちょっと長すぎなので一点減点。キャラクターが、みな高校生らしくない。

  • 2016.9.28
    一言でいうと、「長い!」につきます。自殺してしまった人も早々に予測がついてしまったし、下巻に至っては耐えられずナナメ読みになり、結果感動が薄れてしまいました。コンパクトに出来なかった事がこの作品の欠点かな。

  • 最初はなかなか進まず…2/3くらい読んでからかな、話が動き始めたのは。下巻も厚いし、ここまで長いのならそれだけの盛り上がりがあるのだろうと期待。
    第八章は読んでいて辛かった。ここまでフィクションの人物と自分を重ねたことは今まで無かった。今自分が悩んでいることを文字におこしているのでは、と思ったくらい。自分は清水ほどいろいろやれるわけではないんだけど。
    他にも考え方が(部分的に)重なる登場人物が何人かいて、本筋よりもそこに心を掴まれている感じかな。まぁでも、それはつまり多くの人が少なからず持っている考え方ってことなんだろうけど。読んでいて、あー、私もその気持ち分かるなー、と思った人、他にもいるのでは…?笑。そうでなければこの作品は私にハマりすぎているということになる。。

  • 登場人物を丁寧に丁寧に描写するのが辻村さんのこだわりなのでしょうが、長い。ストーリーが動き始めるまでが長すぎるのと、榊先生の魅力が伝わってこないのとで正直読み進みづらかったです。ただ誰がホストなのか?と考えていくには1人1人を掘り下げる必要があるのと、動き出してからはぐいぐいひきこまれるのでこれはこれでオッケーかな。怖いシーンも出てくるし、みんな闇を抱えていて、続きがとても気になります。

  • 辻村深月、デビュー作。

    校舎に閉じ込められた8人の生徒たち。
    学園祭で自殺したクラスメート。

    死んだのは、誰?


    ところどころ、ぞわっとするような恐怖感をおぼえるところもあったり、構成がうまいなあと。
    どういう終着点を迎えるのか、気になる。下巻が楽しみ。

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冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)の作品紹介

雪降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。開かない扉、無人の教室、5時53分で止まった時計。凍りつく校舎の中、2ヵ月前の学園祭の最中に死んだ同級生のことを思い出す。でもその顔と名前がわからない。どうして忘れてしまったんだろう-。第31回メフィスト賞受賞作。

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