| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
みんなの感想・レビュー・書評
大学受験、就活、企業などの様々な場面での理系、文系の区別が生む問題点を非常に広い角度から捉え、問題提起している一冊。
大学に問題もあるけれど、中学、高校での教育制度にはやはり改善の余地があると思います。
理系であれ、文系であれ、知識の偏りは社会に歪みを生むことは間違いない。
↓貸出状況確認はこちら↓
http://yamato.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/ctlsrh.do?bibid=BB00146400&maxcnt=1000&listcnt=50
世界史問題等の未履修問題で自分の高校を振り返ってみると、理科総合の読み替えをやっていました。正直にいうと教科書見る限り、中学時代に知っていたり他の科目のコピペがほとんどのつまらない内容だったので別に高校に文句はないのですが。あんな内容の教科書を作るような教育をなんとかしてくれることを期待します。
文系理系と分けて教育していった弊害を描いた本。
理系学生としてこういう教育をされていた者としては
この本に出会えたことに感謝。
これから技術者として社会に出るのであるから
一つの指針になると思う。
願わくば文理の壁を越えた社会が日本に誕生して欲しい。
理系白書の第二弾。
主に中高での理科教育や、博士課程・ポスドク問題について。
今作は「学生でも買いやすいように文庫で出した」そうだが、文庫で出したせいで図書館に無くて買う羽目になったのですよ。。。
理系な人はこのシリーズは必読ですな。
前作を読んでからかなりの時間が経過してしあっているため、前作との比較はやりにくいけれど、確か前作は理系研究者たちの現状に焦点を当てていて、今回は文理分け教育の弊害について焦点を当てている・・といいたいところだけど、けっこう前作と内容はかぶっている気がするし、特に何かが進展したわけでもないし、前作よりは内容がちょっと薄くなってしまっているようにも思える。でも、面白いことには変わらない。このままの教育方法では日本は育たないと思うし、経済協力開発機構の調査の結果の、日本の正答率の低さにはショックを受けた。私も理数が苦手で諦めてしまったくちなので、逃げてしまった過去の自分を思い出したり、そして今の自分の理数分野の知識の無さを再確認してしまったり。この本を、日本の現状を、大学受験を迎える前の学生たちに知ってほしいと思える。
本書は高校の文理選択の功罪から始まる。文系人間、理系人間に完璧に分けることが弊害をもたらしていることから述べられ、文から理へ、理から文への転身が難しい硬直した制度も問題視する。文理どちらの教養も身につけた人達の活躍も語られている。バブルの頃の就職が理系にとって(給料面から)厳しいことから、理系人間の文系会社への就職傾向が高まった。しかし、理系としての素養が会社経営にも生きてきている。結局は両刀使いがよいのだ。科学技術立国の日本を憂える理科離れから、理数系に対する教育政策がいろいろ施行されている。つまるところ、後手後手なんだな。また揺れ戻りが起こる・・・そんな気がする。
「理系白書」が、理系の不遇を書いた本であるのに対して、こちらは、高校から文理分けする事による文理の溝をクローズアップした上で、理系が文系就職する場合や、博士がどのように過ごしているか等をまとめている。
記事のまとめであるので、非常にすっきりしており、資料も充実しているので、まぁ読んでも損はないかと。
「理系白書」の続編です。昔読んだので内容は忘れました。
高校での文理の選択は果たしていいことか!?みたいな内容だったかな…
僕は高校時代から専門性を深めていく必要は無く、大学からやればいいという意見にはいたく賛成してます。
2008/3/11
日本には文系理系の間に壁が存在する。これは高校における文理分け教育に起因する。確かに,大学入試に合格するためには入試に課される科目だけを勉強していくのが近道だろう。しかし,このことが勉強のゴールは大学合格だという意識を生んでしまい,大学入学後に勉強の目的を見失う可能性をはらんでいるのではないか。また,文理いずれかに特化した教育ではバランスの取れた幅広い教養が身に付かないのではなだろうか。本書では,「壁を壊そう」ということをテーマとし,文理分け教育の功罪,文理の壁を越え活躍する人々の成功と苦悩,博士号取得者の問題,これからの科学教育のがどう展開すべきかということなどが豊富な実例やデータをもとに書かれている。
2008/2/23 Amazonにて購入。 2008/9/8~9/9 第一作目の「理系白書 この国を静かに支える人たち」に続く第2弾。 まあ、私など理系人間にとっては、いまさら的な話ではあるが、このような形で問題提起するのはいいことである。(前から問題があるのがわかっているのに、それを声高に言わない(言えない?)のも理系の悪いところなのであろうか...) また、独自に行った高校での文理分けア... 続きを読む »
理系がどう生きているか取材した本。理系の文系就職、ポスドク問題、理科離れ、教育現場などを扱った本。 今は文理分けなんてナンセンスだと思う。でも高校生の頃は、国語や社会をあまり勉強しなかったな。受験にさほど必要なかったからかな。 じゃあ、大学受験をそういう風に変えればいいのかというと、そう単純な問題でもない。(私大の経営とか、学生の能力差とか) 内容的には、社会に問題提起する感... 続きを読む »
続編。
今回は、教育という分野に焦点をあてて書かれています。
高校生からの文理分けは必要なのか?
そもそも将来的にやりたいことが文理選択により制限されてしまう・・・
などなど。
分けるということが制限に繋がってしまうことがあるということを提示し、今の教育制度に疑問を投げかける本です。
大学生協で見かけてつい購入してしまった。 流し読みでだいたい読んだが、大要は前作と変わっていない。本の厚さもそうだが、内容も、ある程度薄い。とはいえ前作が出版されてからそれほど年数が経過していないので、時間的に変化のない部分に関しては特に書くこともないのだろう。 前作は理系の実験に追われる生活やポスドクの就職難、オタク文化など、理系という生き方そのものに焦点が当たっている感があった。近作は... 続きを読む »
毎日新聞に連載されていた理系白書をもとに発行された。
1作目が大判だっただけに、2作目は文庫版で求めやすい価格で発行されたのもありがたい。
文系・理系の間に横たわる壁とは?文理に分離している高校教育を受ける高校生たちの心境とは?
文系職種に就職した理系大学卒業者の生き方とは?
ポスドク問題、博士号取得後の多彩な生き方について、
これからの科学技術教育のあり方は?
科学と教育と社会とのつながりについていろいろ考えさせられる一冊である。
高校生の頃、自分には文系しか選べないと思った。自分の興味関心が高校の科目の区分だと明らかに文系に偏っていたから。簡単にいうと、理系の科目は不得手だった。「地学」は好きだったけど。でも、大学に行って、興味をもった現象は「文系」で培った?知識だけでは解明することが難しく、必要な基礎知識は物理だったり、数学の統計的な考え方だったり…大いに困った。何事においても、物事に対して、柔軟に、先入観無しで、かつ、感情に左右されず、論理的に考え、取り組める。これができる人は、ああ、なんてすごい人!それに、ちょこっと、想像力があって、行動力が伴ったら、もう、天下無敵!これらが、私の場合は、無い物ねだり。でも、全てを備えているのは難しいにしても、努力はしたいもの。技術力は実は人間力なんじゃないのか?自分の人間力を高めよう。
理系白書2! 前作は理系が報われないというセンセーショナルな内容でした。 今回は、文系、理系という枠決めが生徒達の多様な興味を制限してしまうのではないかと問題提起している。 この議論はこれまでもされてきたと思うが、「自分は文系だから科学はちょっと…」や「自分は理系だから文章を書くのは…」といった勝手にカテゴリー分けによって頭から無理としてしまう人を警鐘する。 現代は前世... 続きを読む »
まさに自分が理系と文系の橋渡し的存在に位置しているのだが、そういうほどの実感はない。高校では迷いながら理系にいて(文系から理系には移れないと思ったから/本の通り)生物化学日本史世界史で共通一次を受け、オールラウンドな基礎知識は身に付いている。これがどっちかしかないとなるとやはり、人間として偏ってるんじゃないかな。どっちかというと自分は文系だと思うけど、理系の素養も仕事では当然いるわけで、文系理系と人間を分けるっていうイメージがピンと来ないが…今の学生はこうなのか?

まず文系理系という現在の区分への疑問を呈した後に、理系を専攻した人々の就職について、あるいは日本における理系軽視の風潮からの脱却が多く取り上げられています。
博士号が報われない日本の現状や、たと...






