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みんなの感想・レビュー・書評
結婚式当日、祥子は、婚約者のユウ君が 踏切を横断しようとして事故にあったという報せを受け、 病院へと急ぐ途中、二人組の男に拉致され、暴行される。 しかも、自分を拉致するためのでっち上げだと思われた 事故の話も事実で、ユウ君は帰らぬ人となってしまった――。 一方、ユウ君は、結婚式当日の教会で、 祭壇の上に引き裂かれたウェディング・ドレスを見つける。 その日から、婚約者の祥... 続きを読む »
いやぁ、なかなか面白かったですね。途中早い段階で気付いて しまったけれど、『葉桜の季節に君を想うということ』と 『イニシエーション・ラブ』を合わせたようなトリック。 映像化はできない作品ですね。間違いなく。 物語は彼氏と彼女の視点で交互に語られていきます。 ま、これが味噌なわけですよ。 あー、でも、「きっとこうなんだろうな。」って思ってた、 ある程度正解してた結論の一部に至っても... 続きを読む »
結婚式当日、何者かに襲われた祥子。婚約者のユウ君と手分けをしながら、祥子は真犯人を目指した。鍵となったのは、あるビデオに関わる猟奇殺人と、母が遺したウェディングドレス。そしてユウ君と再会したとき、不可解なジグソーパズルは完成する。全編に謎と伏線が鏤められた第16回メフィスト賞受賞作。
2011/10/20 Amazonより届く。
2012/2/10〜2/15
第16回メフィスト賞受賞作。
いやい、見事にやられた。祥子とユウ君のすれ違いが、そういうことだったとは。タイトルもそういうことだったのね。
黒田さんの作品は、二階堂黎人氏との合作しか読んだことが無かったが、こういう作品を書く人だったんだ。次作品のペルソナ探偵も楽しみだ。
構成を見てピンときちゃった(笑)。加えて著者の気負いというか「やってやろう」感がびんびん伝わってきて、そういうのが苦手なわたしはちょっとげんなり。でもふたつの軸が交錯するポイントが見つからなくて不安なままに繰る手を止められなかった。個人的にはエピローグは不要かな。それを入れるくらいなら教会での顛末をもう少し知りたかった。とはいえ、悪くはない。
第16回メフィスト賞受賞作。
あなたはきっと間違える。
意図された錯誤。
平行世界に騙される。
ああ、この無造作な喪失。
結婚当日に何者かに襲われた祥子。
婚約者ユウ君と手分けして犯人を見つける。
彼女とユウ君との間に見事な矛盾が生まれ……。
乖離していく。
けして、最後まで認知不可能。
水没していくピアノのように。
ローファーを履いて走るように。
メフィスト賞に慣れているあたしには、
これでもかの伏線てんこもりも、ばりばりの誘導も楽しめたけれど、
人によってはまったく意味不明だったと思われ。
トリックがあまりに大仰の割につまらなくて、
これを島田荘司作品と並べる解説には苦笑。
ってゆーか、スタジオだからそういった大掛かりな作り込みが
できたと言いたいのかもしれないけど、いやいや本来の用途はなんだったんだ?
と思わず突っ込み。
パラレルワールドものなのか、
フォーカスされた登場人物をあいまいにしたいのか、
時間軸を意図的にずらしたいのか、
いろいろ考えながら読んだのだが‥
最終的には、「うへ?」って感想でした。
途中でトリックには気がついたけど、最後まで読めた。
視点がぺこぺこ変わる時点で「ははは~ん」と。叙述系ミステリってこういうのいうのでは?とひとりで納得した。
こういうのはお話のシチュエーションを先に思いつくのかな、トリックが先なのかな。
何気に怖い表紙。
デビュー作という事を差し引いても、少し肩透かしを食らった感が否めない。
章毎に変わる視点、という時点でトリックの半分は予想が出来るが、もう1つの大技トリックは見抜けなかった。どちらにせよ、どちらのトリックも小説ならでは。そういう意味でも正直「十角館」の足元に及ばない。
次作が積読されているので、期待。
様々な伏線がはられた!
みたいなコピーだったから、またもや疑り深く読み始める。
だから話がかみ合わなくて気持ち悪いし
読みにくいし…
仕掛けが分かった時も微妙だし…
☆ふたつ
第16回メフィスト賞受賞作。 挙式の日、花婿が事故で死んだ――。 知らせを聞きつけた花嫁は、花婿の会社のものだという男たちに連れ去られてしまう。 挙式の日、花嫁が消えた――。 代わりに教会にいたのは、自分も今日ここで花嫁と挙式を行う予定だったと主張する男ふたり。 男と女、ふたつの視点から生じるズレ。 事件はどこへ向かって行くのだろう。 くろけんこと黒田研二の長編デビュー作... 続きを読む »
時間軸が前後して、登場人物の視点がごちゃごちゃしていたかも(。-_-。)
ラストは意外でよかった☆
結婚式当日、祥子は婚約者のユウ君が指輪を取りに帰っている間に拉致されレイプされる。
これらの出来事を背後で操った何者かの存在に気づいた祥子は真相究明に乗り出す。
祥子とユウ君、それぞれの視点で語られる一連の出来事。
二人が再会した時にひとつになったこの事件の驚くべき結末!
黒田研二さん、単独では初です。共著は読んだことあったのですが。
大枠の仕掛けは早い段階でわかりましたが、すごい伏線の嵐に驚き!
これら全てがラストで次々につながっていくところは爽快でした。
犯人の前に現れた祥子の両親の幻に、ちょっと「なんだよこれ」って思ったのですが、それすらもきっちり説明をつけてくれたのには拍手です。
もっかい読まないと人物がごっちゃになってわからん。
最初グロくておどろいたー。二日酔いの朝から電車で読むべきじゃなかった。
展開が早くてぐるぐるしてた。入り乱れてたし。頭使った。
連続してトリック系のミステリーを読んでしまった
時系列と視点で惑わせながら進んでいくんだけど
伏線を必要以上に散りばめすぎて納得の行くラストではなかった。
視点が切り替わり、同じ事件のはずがかみ合わない事実が浮かび上がる。
こういうトリックあるよなと思いながらも、最後まで読みきれる。
結婚を誓い合った男女の視点が、章ごとに
入れ替わるのですが、段々とその二人の状況に
違いが現れてくるのでおかしいなぁ?と思っているうちに、
悲劇が起こります。
その後読んでいくうちには、予想もついてきますが
ラストまで、ハッキリしない点もあり、気になって
一気に読んでしまいました。
最後の方まで読んでスッキリするので面白かったのですが
登場人物や、事件に関係のある会社「サンライフ」の
裏の事業がちょっと掴みにくかったり、
途中で出てくる少年が、随分ご都合主義的に
動いていたりするような気がしました。
あと、やはり、女性の自分にはこういう内容は
受け入れにくいかも…。
わりと予想したような話しの構図ではあったけれど
面白かったス。今まで読んだこの方の作品では一番かも。
トリックは…かなり大胆なトリックでやや疑問符…
ですが…まぁ…アリかと(笑)。馬鹿馬鹿しいけど活字の
中なら許される大胆さでしょう。
タイトルと内容がピタリと嵌まる瞬間が気持ちいいス!

メフィスト賞受賞作はやっぱり面白いです。
いろんな伏線が解消されていくのは気持ちいいです。
それだけで十分楽しめたので、あのトリックはなくても良かった気がします。
大掛かり過ぎというか、ちょっと...






