タイムスリップ釈迦如来 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062759991

感想・レビュー・書評

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  • この著者の作品は初めて読了。対象は中学生高校生だろうか。ライトノベルと言うのか、深みも広がりも問題提起もなく、ただストーリーを読ませる作品。
    オカマの釈迦が老子とソクラテスを弟子にして世界征服を目指すと言う荒唐無稽な内容。当方、文学部哲学科出身のため、さらっと読み進むことができず、どうにも読みにくかった。コメディ、ユーモア作品として軽く読むには面白いのだろう。

  • 中古本でしか入手できなかった。鯨氏の著作って読む人を選ぶのかな? 私は作品世界を面白いと感じる。前巻『明治維新』に続き、うららがタイムスリップ。なんと古代インドへ行き、新興教団を起ち上げたばかりのゴータマ・シッダルタと出会ってしまう。一緒にタイムスリップしたスキューバダイビングの先生と共に、悟りを開いた人・ブッダを頂点とした大教団へとのし上げていく。老子、ソクラテスを弟子にするハチャメチャな展開。オカマのブッダが、実は男女を超越した救世主というのが、なんだか深い(笑)

  • うおーーーーまたしても一気読み☆この作者さんのタイムスリップ物3作品目ですが…まったくこの作者さんは、真面目に書いてんだかふざけて書いてんだかわからないσ^_^;でも嫌いじゃないです。仏教のことはまったくのど素人ですがそこそこ楽しめました☆そして最後のありえないドタバタは、タイムスリップ森鴎外に共通するところでしたね。だいたいの設定からして、ブッダがオカマだとか、マツケンサンバだとか、B'zだとかふざけすぎ(笑)でも面白く読めました☆

  • お釈迦様がオカマだった。お笑いネタ満載のハチャメチャストーリー。

  • タイムスリップシリーズの第3弾。オモロかった。このシリーズで一番好きです。せやけど、同じ作家で同じ出版社のシリーズ物とは思えんぐらい、このシリーズの表紙は統一感ゼロやなぁ(笑) 前作の『明治維新』より麗の言葉遣いが可愛かった気がする。 ダイバダッタ=レインボーマンの師匠て知識しか無かったんですがブッダの弟子やったんですね。 バカバカしいのが好きな人にはオススメ。

  • 最後の方は無理やり感が強かったけど、テーマは面白いし、史実も勉強になるし面白い。
    もっと大長編とか、ムハンマドバージョンとかも観たいな。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    ダイビング中に、紀元前のインドにタイムスリップしてしまった女子高生、麓麗。無事に現代に戻るためには、そこで出会ったオカマ言葉を使う怪しげな坊主、ゴータマ・シッダルタを覚醒させ、彼の教義(仏教)を世界三大宗教の一つにまで育てる必要があった。歴史を変えてはならないのだ!麗の奮闘や如何に―。

  • 今回はブッダのいる世界へタイムスリップ。

    ブッダがおちゃらけている…!!
    本当、どこからアイディアが湧いてくるのだろー。

    しかし、少々この設定に飽きがきてしまったので、このシリーズを読むのは少しお休み。

  • タイムスリップ3部作?もこれで終わり。トンデモ設定もここに極めりと言うくらいおバカな話。作者が明治維新にも仏教にも日本文学にも凄く詳しいのは良く判りました!

  • 以前、読んだのをすっかり忘れて、二度目の購入をしてしまった。七海ちゃんの中国語読み?七はチー、海はカイで、チーカイ?語呂合わせもちょっと辛くないか?で、結論は結局、パラレルワールド?まあ、エンターテイメントとしては、とっても楽しめました。

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著者プロフィール

鯨統一郎
一九九八年、『邪馬台国はどこですか?』でデビュー。大胆な歴史解釈から、日本の常識を覆す独自の作品が話題を呼ぶ。以来、歴史だけではなく幅広い題材を用いて、次々と推理小説を発表している。著書に「喫茶〈ひとつぶの涙〉事件簿」シリーズ、「ハウスワーク代行・亜美の日記」シリーズ、「女子大生桜川東子の推理」シリーズ、「歴女美人探偵アルキメデス」シリーズ、『タイムメール』『女子大生つぐみと古事記の謎』『作家で十年いきのびる方法』など多数。

「2022年 『カルトからの大脱出』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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