うたかた (講談社文庫)

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著者 : 田辺聖子
  • 講談社 (2008年9月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062760010

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うたかた (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 切ない恋の短編集です。
    最初訳が分からなくなりましたが、だんだん慣れました。
    うたかたの恋はなかなかつらかったですが、こういう恋も
    ありかなと切に思いました。

  • 昭和39、40年に書かれた短編集。なのにフレッシュ。どれを選らんでもやはり好き!と思える作家です。

  • 私の愛したマリリン・モンロウが好き。

    自分を好いてくれる男に情を覚えながらも、自分がどうしようもなく惹かれる男を選ぼうとする“あたし”。“あたし”はどういう運命を、未来を2人の先に予感していたんだろう。

    どちらかといえば私はコテコテの大阪弁が出てくる作風が好きだけど、男性を一人称に置いた短編も書かれるのね、とそれはそれで興味深く読んだ。

  • 短編集。
    暗めの話ばかりで好きになれなかった。

  • 5作からなる短編集。

    すべて恋愛がテーマですが
    後味が悪いものもいくつかあります。

    それは主人公が想いを寄せる相手であり
    主人公自身であり。

    田辺さんの描く女性って
    いい意味でも、卑屈だったりクセが強くて
    男性どころか同じ女性でも
    なかなか共感できなかったりするんじゃないのかな。

    ひとことで言うなら
    すごく面倒な人が多い(笑)
    そういう女性を書かせたら、田辺さんはすごい。

    ほろりとくるものもあれば
    イライラするものもあるので
    とにかく多彩な1冊。

    ただ、やっぱり時代背景や
    クセがありすぎる登場人物が多いので
    星3つにしましたが
    気持ち的には星3.5です。

  • 清楚な女(実は教師)を探し回るやくざ男の「うたかた」、東京男に引かれる「大阪の水」、社長に抗議した男を援護したために、足が悪いため再就職もままならず母の集金の仕事で得た収入で細々と食べている「虹」(絵で生計を立てることになる)、ドラマ作家がエロ作家と同棲している男と手芸家と引き合わせられる「突然の到着」。
    恋人の俳優に辟易したタレントが大学生のと旅行に出かけ、恋に落ちるが、追いかけてきた俳優の飛行機が墜落し、彼女はサービス精神でなく俳優愛していたことを知る「私の愛したマリリンモンロウ」

    恋はうたかた。

  • 2話目「大阪の水」の、旅行行く記念に心斎橋でハンカチ買うたのとこが、ものすごく印象に残っています。

  • 乃里子シリーズのあとでの短編はなんだか物足りない気もしましたが、
    切なさ満点の聖子ワールドはしっかりとありました、ここにも。

  • 映画目当てで行った地元の代議士の後援会で能理子と出会った俺は
    周りの悪い仲間にはない清楚な美しさにのめりこんだが
    彼女は姿を見せなくなり腑抜けたまま能理子を探し回る「うたかた」
    友人の結婚式でタミコは守の友人である
    東京から大阪へ赴任してきた岡野と知り合い
    彼のさわやかな物腰にひかれていく「大阪の水」
    社長に抗議した卯之助を援護したために会社を辞めさせられたわたしは
    足がよくないせいで再就職もままならず趣味の絵に没頭しながら
    母の集金の仕事で得た収入で細々と食べている「虹」
    ドラマ作家の僕が友達の女である百合子にエロ作家の類子と
    彼女と同棲している康男を紹介され、
    さらに類子から手芸家の紅子と引き合わせられる「突然の到着」
    タレントのあたしは俳優の志門と恋人だが彼の酒癖の悪さに辟易して
    内緒で大学生の礼二とみき子・八木さんと連れ立って
    東南アジアに旅行に来た「私の愛したマリリン・モンロウ」
    装画:上楽藍 デザイン:大久保伸子

    最近改めて人気が出てきている田辺さんを読んでみる。
    想いの大きさが不等号になっている恋愛小説集です。
    初出は一番古いもので53年も昔に出たものだけれども色褪せていない。

    一番ガーンときたのは「私の愛したマリリン・モンロウ」。
    自らのサービス精神のせいで
    美青年だけれども気まぐれで酒癖の悪い志門と別れられないのだと
    思っていた千果子が彼への想いに気づく所にやられました。

  • 何かの雑誌で「おすすめ」されていて、初めて読んだ”田辺聖子作品”でした。
    正直、ドキドキのワクワクもするポイントがなくて、淡々と読み進んだ感じ。
    伝えたいことや「山」が、私には難しかったのかなぁ。
    これといった事件のない、ドラマを見ているようでした。

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