子どもたちは夜と遊ぶ (上) (講談社文庫)

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著者 : 辻村深月
  • 講談社 (2008年5月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (500ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062760492

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子どもたちは夜と遊ぶ (上) (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 論文で最優秀を取るが、正体の分からない「i」。続いて起こる殺人事件。

    月子と紫乃の会話。ギリギリの線を越える浅葱。
    だんだん怖くなってしまう…
    女性の繊細で残酷な気持ちを書くのがうまいなぁ。

  • 辻村さんの作品は大好きだけどなんか今までにない感じの読後感の悪さ。
    まだ上巻だけだけど一体どんな結末が待っているのか。
    下巻へ続きます。

  • 浅葱の心情が辛い。
    今回の物語が大学生を中心に置いていたり、殺人の色が濃いところとか、なんだか久しぶりだからどんな結末が待っているんだろうと身構えてしまう。
    下巻に入るけど、いつもの如く一気読みなんだろうな。

  • 出だしは詩的だった。
    チラチラと暗い影は見えるけど、個性的なメンバーで綴られる大学生活。
    それなのに、いつの間にかゴッツいミステリーになっている。
    うわー、早く続きを読まなければ!

  • ※上下巻通しての感想
    ただひたすらに哀しい。
    たくさんの迷いや苦しみを抱えていても、必死に笑う人だっている。
    心から笑いたいと願いながら、上手く笑う方法を知らない人だっている。
    他人よりも優位に立つことが何よりも大切なことだと思い込んでしまうこと。
    それは切なくて哀しくて、ときに滑稽ですらある。
    周りのすべてを怖れ、他から拒絶されることを怖れ、自分が傷つかないように自己保身でいっぱいになってしまう。
    自分の置かれている状況も、心配して寄り添ってくれている人たちの姿も何もわからずに、閉ざされた場所へと自分を追い込んでいく。
    怖ろしいくらいに冷酷で残虐で傷つきやすい心たち。
    哀しい結末が胸に痛い。
    同じ作家さんの作品はどうしてもどこかで比べてしまう。
    「冷たい校舎の時は止まる」が素晴らしすぎて、少しだけ設定や構成、伏線が落ちている気がした。
    個性的な登場人物の描写はさすがに上手い。
    物語の要ともなるオチ部分は「えっ??」
    読んでいる途中で疑ってはいたものの、まさかそれはないだろう・・・と否定していたのに。
    「やっぱりそれかっ!」と残念な気がした。

  • ダーク辻村。子ども、夜、遊ぶ、ゲーム、それぞれの言葉に暗喩されるもの。大学生は社会人でもない、子どもでもない曖昧なとき。彼らに救いは訪れるのだろうか。

  • とある大学の工学部が舞台
    謎の存在 “ i ”を追い求め、非情な殺人ゲームを始める木村浅葱
    果たして、彼は愚行の先で待ち焦がれた兄に出逢えるのか・・

    なかなかの読み応え。下巻に続く。

  • 重苦しい雰囲気が続く。キャラクターの性格が、あまり好きになれない者ばかり。

  • 上巻は読ませる感じでした。下巻まで読んで、自分には微妙でした。辻村深月、まとめて買っちゃったんで、他のも読みます。

  • 下巻まで読み終わってレビューを書いています。読み終わってから考えると色んなところにミスリードさせられる要素が散りばめられてありました。孝太と月子の煮え切らないような関係も、今思えばそういうことだったのか、と。
    辻村さんの作品はこれまで暗いながらもどこか光がうっすらと差してるような雰囲気だったのにこの作品はずっと藍色の闇の中にいるような感覚。作中に出てきた藍色の闇の中に自分もいるような、そんな感覚になりました。
    暗くてもやっぱり辻村さんの作品は登場人物が魅力的で。しかも今回はみんなの名前がすごく素敵。素敵なあたたかい名前を持つ彼らが闇に巻き込まれるのが苦しい。

  • 講談社文庫だし、作者が以前メフィスト賞を受賞しているという事で、勝手に本格系の物語かと思って読むと…。
    むしろ猟奇的な気配はあるもののドラマとしての密度が濃い。さほど多くない登場人物のキャラをどこまでもじっくりと描きこんであり、そこに劇場型?の連続殺人が絡んでくる。とはいえ、二人の犯人のうち片方は倒叙的に分かっていて、後半へのポイントはもう一人の正体は?(そもそもいるのかどうかも含めて)、ということになる。
    ただ2段組みでこれだけのページ数の割には話の進行が遅く、しつこい描写に飽きてくる。

  • 暗くて、重い。どろりとした読後感と、質量感。

    この物語がどんな風に終着するのか、下巻が楽しみ。

  • 疲れ気味の時に読んだものだから、子どもの頃のあまりに暗い施設時代の話辺りで気持ちが挫折。なんとか上巻は読みきったが、下巻に進むのは断念・・・。

  • あーぶくたった 煮え立った

  • 芯があって気丈に振る舞う月子だけど、時折見せる『弱さ』が守ってあげたくなるような女性に感じた。やっぱり「i」が誰なのか気になる。
    孤塚なのか…きょう恭司だったりして…。凄い憶測が頭の中でされているけど、まだわからない。
    下巻が楽しみです。

  • θの気持ちはわかる…
    だけどiの人間じゃない感じが怖すぎる…
    下巻でどう救われるんだろう…?

  • まだ上巻を読んだのみだが、先に進むのがつらい。救いのない浅葱の施設時代。けっこう凄まじい殺人の描写。これがあるから下巻が救いとなるのか?辻村作品好きではあるが、精神的にツラい。

  • 月子ちゃんかわいい…!パーマの髪型にネイルアート、派手は服。一見イマドキのかわいい女の子だけど芯があってとても好きだ。
    大学生の失踪事件から始まるミステリー。はらはらした。

  • クリムトを教えてくれた。

  • 16/02/01
    こんな少女漫画っぽいメルヘンな表紙なのに中身はミステリー!読む手が止まらない止まらない!わー辻村さん!

    P216
    「子どもというのは、たとえどこにいても残酷で容赦がないものだから」

    P319-320
    彼氏だったら楽でいいんだけどね。女の子っていろいろ大変なの。私、あの子の性別が男で恋人として付き合ってるんだったら、多分とっくに別れてると思う」

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