黒娘 アウトサイダー・フィメール (講談社文庫)

  • 46人登録
  • 3.62評価
    • (3)
    • (2)
    • (8)
    • (0)
    • (0)
  • 5レビュー
著者 : 牧野修
  • 講談社 (2008年11月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062761833

黒娘 アウトサイダー・フィメール (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • うわあえげつない。このハードル私にはちょっと高かった。

    極端な性差別思想を持ち強姦殺人を続けている男達を、美女アトムとロリータ少女ウランが犯して殺してめっためたにする物語。勧善懲悪と思いきや、一番えげつないのがアトムとウランだったりする。なにがなんだか分からない構図だが、それもそのはずで、男達は秘密結社の構成員であり彼女は……という伝奇でもあるから。この伝奇サイドが垣間見えていなければ、興味よりしんどさのほうが勝ったかもしれない。
    しかしがんばってハードルを越えた甲斐あって、島に渡って以降の終盤は好みで楽しめました。

    アトム&ウランたん以外の女性では、グリーンドアのミル子がすごく良かった。緑色の扉は、わかるわかる!っていうのではないけれど、あー……なんか、うん。ていう私にとっての距離感が、ミル子への好意に繋がりました。これはサスペンス的な読み応えもあって良かったです。

  • 長身でクールな美女アトムと、ゴスロリ美少女ウランの2人が、セクハラ男やストーカー男などを、次々に血祭りにあげていくスプラッタ小説です。やがて2人は、彼女たちによって粛清された男たちの背後にひそむレイシストたちの秘密結社「メガロファロス」との最終決戦に突き進んでいきます。

    アトムは破壊と殺戮の女神マハーカーリー、ウランは徹底的な快楽主義者と、主人公の2人がヒューマニストや女解放論者たちからもっと遠い存在として設定されているところに、本作がサブカル的想像力が全力でジェンダー・スタディーズの地平を超えようとする試みであることを感じさせます。

    個人的に、もっともアニメ化してほしい小説です。あくまでサブカル目線での話ですが、実現すれば閉塞感を吹き飛ばしてくれると本気で思っています。

  • ゴスロリ系のウランと,モデル系のアトムの行く先々で馬鹿な男たちの死体の山ができる痛快アクション劇。
    エログロ耐性のない人にはおすすめできない。

  • かなり痛快です。
    目には目を。歯には歯を。
    極右翼男根主義の秘密結社には、最高にアンモラルで猟奇的な娘たちの狂喜の鉄槌を。
    なお、グロ耐性の低い方は本書の取り扱いにご注意下さい。

  • 兎丸の美麗な画が妖しく作品を映えさせる。奇怪な小説ほど人に読ませたくなるのは人の特徴か、本来の遺伝子か。女性は男性より××なのか。違うのか。損なのか。

全5件中 1 - 5件を表示

黒娘 アウトサイダー・フィメール (講談社文庫)に関連する談話室の質問

黒娘 アウトサイダー・フィメール (講談社文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

黒娘 アウトサイダー・フィメール (講談社文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

黒娘 アウトサイダー・フィメール (講談社文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

黒娘 アウトサイダー・フィメール (講談社文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

黒娘 アウトサイダー・フィメール (講談社文庫)はこんな本です

黒娘 アウトサイダー・フィメール (講談社文庫)の新書

ツイートする