タイタニア2 暴風篇 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062762083

作品紹介・あらすじ

人類はタイタニアに身をゆだねるのか?

タイタニア一族に傷をつけた男、ファン・ヒューリック。彼ただ1人の行動と知力で歯車が狂いだしたのだ。宇宙を放浪するファン一派を駆逐せんと、タイタニア一族は威信をかけ「タイタニアの五家族」の当主の1人である猛将ザーリッシュ・タイタニアを派遣したが……!?日本が誇る宇宙の叙事詩、待望の第2巻。

※本書は2004年1月、スクウェア・エニックスEXノベルズとして刊行されました。

感想・レビュー・書評

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  • ファン・ヒューリックは反体制派のヒーローと謳われている割りにはそれほどにも活躍しているようには見受けられない。単なる当て馬か?一方でタイタニアの矜持の強さが銀英伝との次元の違いを感じずにはいられない。

  • タイタニア一族を傷をつけた男、ファン・ヒューリック。彼ただ一人の行動と知力で歯車が狂いだしたのだ。宇宙を放浪するファン一族を駆逐せんと、タイタニア一族は威信をかけ「タイタニアの五家族」の当主の一人である猛将ザーリッシュ・タイタニアを派遣したが……!? 日本が誇る宇宙の叙事詩、待望の第2巻。
    (1989年)
    — 目次 —
    第一章 五つの椅子
    第二章 逃亡者たちの生活と意見
    第三章 火花
    第四章 二度めは最後の例ならず
    第五章 野心のフルコース
    第六章 砂漠のストレンジャー
    第七章 衝突
    第八章 残された三枚のカード
    第九章 開戦

  • 動きが出てきました!

    ストーリー的にはヒューリック達、反タイタニアがジェダイの騎士で、タイタニアが悪の帝国みたいなもんなのでしょうが、そう単純な構図でもなく、タイタニア乗ったら人たちがそれぞれ思いを巡らし、自分の正義を持っているのが魅力です。

    続きが楽しみになってきた!

    2016.5.18 50

  • 【29】

  • 引き続き読む。ジュスランにある程度共感できないと面白さはわからないかもしれない。アクションシーンが少ないのは残念。解説は次巻のことに触れているので注意。

  • この作者、銀英以外に長編を終わらせたことないのではないでしょうか?早く書いてほしいものです。
    「銀河英雄伝説」を面白いと感じた方、間違いなく引き込まれてしまいます。

  • 宇宙を支配するタイタニア一族。磐石に思われたその支配に綻びが広がるというSF小説です。
    今日は代休です。そして読み始めたら止まらずに一気に読んでしまいました。20年振りの文庫化だそうです。しかも物語は完結していません。だから文庫化されなかったんだろうけども、この続編が読めないのは生殺しです。早く続編を書いて欲しいですね。

  • 今度はザーリッシュに追っかけられるヒューリック。
    タイタニアもヒューリックなんかにちょっかい出すのをやめれば不幸にならずにすむのに?

    いくらか大人用の銀英伝。

    (2009年07月19日読了)

  • アニメをみて,銀英伝より劣るかなと思ってたんですが,なんのなんの.
    小説を読めば,奥が深くて面白かったです.
    ぜひ読んでみてもらいたいシリーズです.

  • 2009/09/04-2009/09/06

  • 面白い。さすが田中芳樹。

  • 再読。
    ザーリッシュ侯がちょっと不憫…。

    ---
    こんな話だったのか…。再読のはずだが本当にさっぱり覚えていない。
    ザーリッシュ侯は死にそうだと思ったら本当にお亡くなりに…。ちょっとびっくりした。

  • 星歴229年・・・星間都市連盟を打ち破ったタイタニアは、以来宇宙の覇者である
    ヴァルダナ帝国の皇帝に帰属しているはずであるが、実質的にはタイタニア一族が
    その手に宇宙を握っているのであったが、とある戦闘地区でタイタニアの五家族が
    まさかの敗北
    反タイタニアの希望の星なのか!?「落ちこぼれ提督(通称)ファン・ヒューリック」

    まさか、オムレツを食わせてもらった女の子の敵討ちで、217年間繁栄の限りであった
    タイタニア一族が没落へ向かっていくのか?(あ、二巻までしか読んでいないので不明)

    田中芳樹先生の壮大な宇宙叙事詩に足を突っ込んでしまっただ〜
    銀河英雄伝説・・・嵌ったよなぁ
    また、あの辛く甘美な世界を味わうことになるとは・・・

  • 「銀英伝」と比べると、目指すものが分からないというか・・・物語自体は面白いのですが、どこに行くのだうかという感じです。だからこそ、未完なのかもしれませんが・・・。

  • 果たしてどうなっていくのやら・・・。
    それにしてもジュスラン卿が格好よすぎて参った。

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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