サイコロジカル 下 (講談社文庫 に 32-5 西尾維新文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (410ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062762120

作品紹介・あらすじ

死線の蒼(デッドブルー)×堕落三昧(マッドデモン)×害悪細菌(グリーングリーングリーン)。戯言遣い絶体絶命。戯言シリーズ第四弾。

感想・レビュー・書評

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  • 10ページで済む話を上下巻2冊でされた気分である。

  • トリック、というほどのことではなく、それでもミステリとしては読者を二枚三枚騙している。
    やはり最後の数ページに全てが詰まっているのが西尾維新だなぁと思ったり思わなかったり。

  • 【再読】記憶より面白かった。
    トリックの骨組み自体はクビキリサイクルと似ていたけど、兎吊木のキャラクターが鮮烈で爽快な分クビキリサイクルより好き。
    猛犬と戦って死に瀕しても天才たちの道具でしかないいーちゃんが戯言すぎて好き、もっと怒っていい。
    どんどんキドナプキディングが楽しみになっていく

  • うっすら予想はしてた。

  • まさに「クビキリサイクル」をひっくり返して裏返した事件。

  • サイコロジカル上に続いて。
    「ぼく」の推理には流石に無理があったからどんでん返しがあるんだろうとは思ったから安心して読んだ。納得感のあるオチで良かったけど、なんで兎吊木の第七棟へ神足が行ったのかというのは疑問なんだよな。
    「ぼく」が兎吊木への問へ最終的に「知らねぇよ」と答えられたことは「ぼく」の成長というか、変化なのかもしれない。選択しないことすら選択しないでぼやぼやしたのを保ってたけど、「お前らの気持ちなんてわかんねーし玖渚とぼくがなんなのかもしらねーよ」って言えるっていうのがグッときた。
    あと、斜道郷壱郎には1番感情移入するし同情する。絶対的な天才に折られ天才について研究するもそれすら天才に逃げられるという。彼は決しててんさいではないというのがまた。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/731306

  • いーちゃんが少しずつ素直になっていって嬉しい...

    内容に関しては今回ばかしはほぼ全部予想が付いた。小唄さんが潤ちゃんだとは気付きませんでしたが...

  • 10年前に読んだ戯言シリーズを読み返したいと思って図書館へ行ったら、なぜか蔵書がサイコロジカルだけだった…なんでシリーズものの第四弾だけ置いてあるのか、再読だからいいんだけど。
    この巻はお気に入りの玖渚ちゃんがたくさん出てくるので好きです。小唄さんの「十全ですわ、ディアフレンド」も響きが好きで言いたくなっちゃう(でも中二は過ぎたから言わない。)

  • 記録

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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