レモン・ドロップス (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062762359

感想・レビュー・書評

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  • 10代の頃に読んでたらもっと楽しめたかも。

  • 15歳の美希の友達や家族との日常を描いた作品。

    児童書でしょうか?大人になって読むと、この頃を懐かしく思い出すような作品。
    同じ年の頃に読んでたらどう感じたんだろう。
    レモンドロップという何気ないものをちょっと特別なアイテムにしたり、淡い恋心を持て余す感じ。
    似たような経験がある大人には響くんじゃないかな。女の子でも全く違うタイプとか男の人にはわからなさそう。

  • 小学生の頃の自分を断片的に思い出す。

    お姉ちゃんに対する反抗心、異性への初めて芽生えた感情、駄菓子屋、尊敬している大好きなおばあちゃんの変化、ひとつひとつ自分の思いを受け止めながら大人になっていく美希を誰しもが追体験するだろう。

  • H28.10.15 読了。

    基本的に自分が男なので、男性主人公の小説ばかり読むので、たまには趣向を変えてみようと思い、手を出してみた。

    しかし、私にはやっぱり男主人公のが共感できるし、面白いんだわ、と思った。

    女の子の青春に全く共感できないし、興味もないんよね。

    「レモン・ドロップ」が何回も出てきて、なんかこじつけ、無理矢理感がすごい。
    あえてレモン・ドロップを出す意味を感じなかった。

    青春するにも、もうちっと青春を謳歌したらいいのに。もったいない。

    祖父母の話がよく出てくるけど、それもくどいんよね。
    で?っていう。

    なんか話が淡々と流れていって何も残らない。
    多分二週間もしたらどんな話か忘れるでしょう。

  • 10代のころの自分をおもいだします。
    なんかもどかしいような気持ちになりました

  • 2014.6.30
    三日月型のレモン・ドロップ。舐めてしまうのではなく、「わたしは7個のレモン・ドロップを持っている」と瓶に入れて飾る。この空気感がいい。
    けど、少し少女を美化しすぎてる感じがする。思春期の女の子の現実は、キラキラとブラックと兼ね揃えてるとおもう。その意味でリアルさに欠けている気がする。

  • 中学生の日常なのかな

  • 甘くてすっぱいレモンドロップ。喉の奥がキューッとなる、そんなお話です。

  • この空気感を思い出したくなる時がある。

  • この世界観、すごく好きだなぁ。

    「なめて落ち着くより、あたしは7個のレモン・ドロップスを持っている、と思うほうが断然すてき。」この一文が、とても好き。

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著者プロフィール

作家、翻訳家。子どものための読み物に「すみれちゃん」シリーズ(偕成社)、創作絵本に『100年たったら』(アリス館)、翻訳絵本に『せかいでさいしょに ズボンをはいた 女の子』『おばけのキルト』(小社)など。

「2022年 『色とりどりの ぼくの つめ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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