侵蝕 奥右筆秘帳 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 279
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062762373

作品紹介・あらすじ

将軍家斉(いえなり)の御台所(みだいどころ)茂姫(しげひめ)の輿入(こしい)れから8年。時ならぬ外様薩摩(さつま)からの大奥女中お抱えの報(しら)せに、奥右筆組頭(おくゆうひつくみがしら)立花併右衛門(たちばなへいえもん)は不審を抱いた。禁制の密貿易発覚を恐れる薩摩藩は、併右衛門暗殺に奔(はし)る。護衛役の柊衛悟(ひいらぎえいご)を襲う無敵を誇る示現流(じげんりゅう)の猛者(もさ)たち! 幕政の闇を衝く人気シリーズ、瞠目の第三弾!〈文庫書下ろし〉

感想・レビュー・書評

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  • 奥右筆シリーズ第三巻。
    江戸時代、江戸幕府の仕組みの勉強になり面白いかったです。
    油断していると蹴落とされこの時代に生きてなくて良かったとつくづく思います。

  • 続きが気になる!

  • 家斉って、英邁な人だったの?

  • 回を追うごとに衛悟が成長し、剣のやり取りも磨きがかかって来た。立花家との関係も少しずついい感じになってきていてそこは安心。だが、将軍暗殺、薩摩藩の抜荷、御庭番などの忍びの暗躍、問題が解決されるどころかどんどんふくれあがっていて、この先どうなりますやら楽しみです。

  • ついに、上様にまで刺客の手が。
    シリーズを重ねるごとに、勢いが増す。

  • 回を追うごとに引き込まれていきます。
    ただ、段々、忍びの暗闘に主眼が移っているっている気もします。
    それも楽しいのですが、やはり、御前と将軍の駆け引きがより多くなることを望みます。
    次巻に期待。

  • 第三弾
    今回は薩摩藩に
    将軍も含め闇の火中へ

  • 琉球征伐(1609)

  • 先日から読んでいる時代小説、奥右筆秘帳シリーズ第3弾。
    これまでで一番おもしろかった。動きが大きくなってきたからかな。
    しかし、主な人物が二人とも生真面目なのがね…私的に夢中にはなれない理由だと思う(笑)。

  • L 奥右筆秘帳3

    やっとこさ、薩摩を絡めた大奥騒動に幕。衛悟も実践を積んでやたら強くなってきて、やっと併右衛門と衛悟も雇い主と用心棒の関係から一段登った感じ。

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著者プロフィール

上田秀人
一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。歴史・時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(光文社文庫)、「奥右筆秘帳」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「辻番奮闘記」(集英社文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)など。一〇年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。二二年「百万石の留守居役」
シリーズ(講談社文庫)で第七回吉川英治文庫賞を受賞。『翻弄 盛親と秀忠』(中公文庫)など著書多数。

「2023年 『夢幻(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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